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バレーボールで腕に内出血が!その対処法とは

   

バレーボールで腕に内出血が!その対処法とは

たいていの人なら、学校の体育や会社のレクリエーションなどでやったことのあるバレーボール。

下手ながらも楽しんだ翌日、アンダーハンドパスでボールを受けた腕に内出血の青い痣(あざ)が出来ているのを見てびっくりした経験はありませんか。

内出血が起きた腕は、痛さもさることながら見た目が痛々しく、特に長袖で腕を隠せない時などは、女性でなくとも周りの目が気になるところです。

運動でできた内出血はできるだけ早く治し、目立たないようにしてしまいたいと思います。

そこで、今回は、バレーボールでできた腕の内出血を取り上げ、その対処法についてご紹介します。

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バレーボールで腕に内出血ができる理由

内出血の原因で最も多いのは、強い衝撃を受けて表皮の下の皮膚(真皮)やその下の皮下脂肪織の毛細血管が切れて出血するケースです。

特に内出血ができやすいのは、皮膚が薄く、衝撃のダメージを受けやすい箇所です。

バレーボールのアンダーハンドパスでは、手首寄りのクッションになる筋肉が少ない箇所でボールを受け止めるため、皮下組織へのダメージが大きいのです。

内出血は、そのまま放っておくと皮膚の下に溜まった血液内のヘモグロビンが酸化して赤色から青紫色に変化し痣(あざ)になりますが、同時に、衝撃を受けた時の皮膚を守る防御反応としてメラニン色素が多く作られるため、これによって痣(あざ)が長く残る場合があります。

人には自然治癒力があるため、こうした内出血も次第に改善されていくものですが、いつまでもあざが残っているというのも気になるところです。

バレーボールで腕に内出血ができないようにするには

初めて、あるいはたまにバレーボールをやると、前腕部分に内出血が起き、あざができる場合があります。

けれども、よくバレーボールをやっている人や、慣れてくると、あざができにくくなります。

それは、どうしてでしょうか。

前腕のあざは、アンダーハンドパスでボールを受けた時、皮膚の下の血管が損傷を受け血液が染み出してできたものです。

初めてか、久し振りにバレーボールをする時というのは、血管の壁がそれほど強くないため、衝撃を受けた時に損傷しやすいのです。

けれども、バレーボールをやり続けていると次第に血管の壁が丈夫になり、衝撃に対する耐性が強化されるようになります。

では、あまりバレーボールの経験が無い場合に、できるだけ腕へのダメージがかからないようにするには、どうすれば良いでしょうか、

まず、長袖のシャツやトレーナーを着て、ボールが当たる前腕部分を保護しながらプレーすること。

ボールを受けた時の衝撃が軽減されます。

次に、ボールの受け止め方。

アンダーハンドパスは、きちんと両腕で受けていますか?

どちらかの腕でボールを受けると、それだけで片腕にかかる衝撃は2倍になってしまいます。

きちんと腕を伸ばし、両腕でボールを受け止められるように、意識して練習することも大切です。

バレーボールで腕にできた内出血の私の対処法

中学校時代、バレー部入部間もない時は、よく両腕の広い範囲に内出血によるあざを作っていました。

そこで、先輩から教えてもらった方法で治すようにしていました。

まず、毎日部活が終わると、すぐに患部を冷やしてはれや炎症を抑えるようにしました。

次に、帰宅後に患部を温めて血行を良くするということを繰り返していました。

患部を温めると血行が良くなり、血液で送られた養分が傷ついた細胞の治癒を早めるのだそうです。

でも、内出血によるあざが消えるまでには時間がかかります。

運動をしているからといって、青あざまみれの腕を見られるのは抵抗がありました。

そこで、患部にファウンデーションを塗り、あざを隠そうとしてみましたが、きれいに隠すことはできませんでした。

その他、人から聞いて保湿系のハンドクリームを塗るなどの方法も試しましたが、これはあざの周辺の色が薄くなったように思います。

これなら早く治せる!バレーボールでできた腕の内出血

初期対応はアイシング

内出血が起きたら、まずはアイシング。

24時間以内に、できるだけ早く冷やすこと。

ボールを受けるなどの衝撃を受けて内出血を起こしたとき、患部は熱を持っているため、冷やして炎症を抑えることが大事。

時には、腫れている場合があるが、アイシングはその腫れも抑える働きがあります。

これは、冷やすことで血管が収縮して血流量が少なくなり、血液の漏れを防ぐことができるからです。

冷やし方は、氷水で絞ったタオルを当てる、保冷剤を当てる、ポリ袋に氷水を入れて当てるなどです。

しかし、保冷剤のように冷えすぎる物は、直接皮膚に当てると凍傷にかかってしまうので、タオルに包んで当てるなどの対策を講じてください。

24時間たったら「温める」

24時間経ち、炎症や内出血が治まったら、次は「温める」方法に切り替えましょう。

肌の炎症をキャッチするとメラニン色素が発生し、内出血した血液と混ざって青紫色になります。

これらを除去するためには、血行を良くしなければなりません。

また、血行が良くなれば、患部の修復に必要な栄養分が供給されやすくなるのです。

血行を良くするためには、患部を「温める」ことが第一。

入浴する、蒸しタオルを患部に当てるなどの方法で、自然治癒力を高めましょう。

ただ、24時間経っても、まだ痛みが続いたり炎症があったりする場合は、温めてはいけません。

「冷やす」「温める」は、患部の症状をきちんと見極めながら行いましょう。

試してみよう!バレーボールでできた腕の内出血の治し方

つまようじで血行促進

つまようじ20〜30本を輪ゴムで束ねます。

束ねたつまようじの尖っていない方を、青あざになっている患部周辺にあてて軽く叩いていきます。

これは、内出血で溜まっている血液を散らし、周辺の血行を良くするため、青あざが早く消える効果があります。

ビタミンCでメラニン退治

ビタミンCは、「メラニン色素の排出」と「メラニン色素の色を薄くする」効果があります。

内出血によってできた青あざもメラニン色素の仕業なので、ビタミンCを多く摂るようにしましょう。

ビタミンCは、キウイフルーツ、イチゴ、レモン、柿、メロン、みかん、りんごなどのフルーツに多く含まれます。

ただ、ビタミンCは体内に溜め込むことができないため、必要以上の分は体外に排出されてしまいます。

ですから、毎日こつこつと摂ることが大事です。

塗り薬で血行促進

ヒルドイドという薬のジェネリック医薬品であるヘパリン類似物質は、本来保湿剤ですが、この他にも血行を促進したり、皮膚の傷跡をきれいにしたりする効果があるのです。

副作用もほとんど無く、安全性に優れた薬なので、これを含んだ薬を塗ることで血行が良くなり、青あざを早く治すことができます。

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