ロキソニンは効果あり？マラソンで痛みが軽減し楽に走れる方法

普段使用しているお薬の中でも、引っかかってしまうものは多数あります。

しかし、その中でも、鎮痛剤でお馴染みのロキソニンは引っかかることがないのでマラソンでも安心して使えるお薬です。

ロキソニンの効果でマラソンがよく走れたという声が聞こえるほどランナーにとって良い事があるようです。

そこで今回はロキソニンの効果や注意点などお伝えします。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ロキソニンはマラソンに効果的だと実感した人のエピソード

マラソンにはロキソニンが効果的

Aさんが、フルマラソンを走った時のお話です。Aさんがスタートしてから、約２５㎞地点で太ももの前側と、膝の裏の痛みを抱えてしまいました。

我慢出来ないほどでは、なかったようですが、この先ゴールまでの道のりは長く、痛みがある状態で走ることに不安を覚えてしまいました。

そこで、大会前にロキソニンは、違反行為にあたらないと調べていたので、

悩みながらも持参したロキソニンと胃薬を服用したのでした。服用後、飲んだという安心感もあって、すぐに効果は現れ、無事にゴールまでたどり着けたのです。

ロキソニンの効果は抜群だったけど・・・

Aさんは、無事にゴールしたものの、ロキソニンを服用したことに対して罪悪感をもってしまったのです。

ドーピングではないものの、薬で痛みをごまかして走るのは、周りの人に失礼というか、他のランナーも同じで辛くても頑張ってるのに、自分だけ楽をして良かったのかと自責の念にかられてしまったのです。

ロキソニンの服用によって起きやすい副作用症状

マラソンでロキソニンを服用しても良いのですが、服用する前にはロキソニンの副作用を知っておく必要があります。

知らずに走ってしまい、内服したら副作用で苦しめられるのは避けたい物です。

すべての人に出現する訳ではないですが、薬の副作用はしっかり理解しておきましょう。

ロキソニンに多い副作用

ロキソニンに多い副作用は、胃腸障害や吐き気、食欲不振などの消化器症状です。

特に胃痛は出やすい症状でして、ロキソニンによって胃の粘膜を保護する酵素を除外してしまう働きがあるので、粘膜が荒れてしまい胃痛につながってしまいます。

ロキソニンの副作用を防ぐためには

ロキソニンの副作用を抑えるためには、まず空腹時に飲まないということです。マラソンをしている時に服用する場合にでも出来れば何か食べ物を少し口にしてから内服してください。

あとは、胃薬と一緒に内服するようにしましょう。病院でロキソニンを処方されれば、胃薬も同時に処方されますし、市販のロキソニンの場合には、薬剤師に一緒に飲める胃薬を選択してもらいましょう。

マラソンでロキソニンを服用するときには使用方法を守る必要あり

ロキソニンを飲むマラソンランナーも増えてきているので、服用してマラソンを走ることは、特に問題はありません。しかし、薬である以上、副作用が出るかもしれません。

服用しないで走るというのが、本来良い事なのですが、どうしても走りたいという思いが強く出てくるのがマラソンランナーとしての気持ちだと思います。

痛みがある状態で走って、それ以上の悪化を防ぐために服用するのは良いのですが、中には痛む前の予防として服用したり、服用しても痛みが変わらず、強く出てしまうといった理由で服用する人もいます。

予防や時間を空けずに服用したりするということは、副作用の出現率も高くなってしまいます。必要以上に服用することなく、正しい方法や量を守って服用してください。

ロキソニンは、あくまでも痛みを一時的に軽減して、走りやすくしているだけです。自分の症状をしっかり判断して服用するかしないか考えるようにしましょう。

ロキソニンはマラソンに効果的だからこそ気をつけたいこと

ロキソニンは、その鎮痛効果でマラソンにも効果的なお薬です。しかし、効果があるからこそ、気をつけなければいけないこともあります。

身体に痛みがある状態で、ロキソニンを服用して、痛みが軽減した状態で走ったとします。痛みのスケールを最大１０段階にしたときに、走る前は３ぐらいだったものが、走った後に９ぐらいにあがることがあります。

ロキソニンを服用したからと言っても、マラソンの距離や走っていた時間が長ければ、それだけ痛みがでている患部に負担をかけることになります。

無理して痛みを軽減させて走ってしまったことによって、さらに症状を悪化させて、今後のマラソン人生に影響を与える可能性もあります。

ロキソニンは痛みの原因である怪我などを根本的に治すお薬ではありません。あくまでも、痛みを一時的に緩和させるだけです。

ロキソニンを飲んででも走りたいという気持ちも分かりますが、痛みの程度があまりヒドい時には、薬に頼るのではなく、マラソン自体をお休みして痛みの回復を図りましょう。

ロキソニン以外に市販薬でマラソンに効果的なお薬

ロキソニンはドーピングには引っかからないとされているお薬なので、使用しているランナーも多いです。ドーピングに引っかからないと言って使用に関しては、賛否あるようですが、

その効果のおかげで最後まで走り抜くことが出来たという声も多いのです。薬に頼らないのが１番ですが、薬を服用しなければいけない状態もあるので、上手に服用していくようにしましょう。

そして、ロキソニン以外にも、痛み止めとして効果があり、ドーピングとして引っかからないお薬があります。一部ですが、ご紹介していきます。

• バファリンＡ
• ボルタレンＡＣゲル
• フェリア
• ネオ・パスタノーゲン

これらの薬は、ロキソニン同様にマラソンで使用しても大丈夫ということになっています。

痛みの部位や程度、種類によってはロキソニンではない方が効果があるので、症状に合わせて選択するのが良いでしょう。