義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ
女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わり合いを持つことになります。
まだ結婚して間もない頃は意識しないものですが、年とともに介護の問題がクローズアップしてきます。
たとえ実の両親であっても、介護は難しい問題です。
ましてや自分にとっては他人とも思える義父や義母をいざ介護するとなると、なかなかやっかいなものです。
ここでは、同居している義父や義母の介護について、ご紹介します。
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目次
同居している義母の介護に関するQ&A
Q:
結婚して5年、主人と義母と3人で暮らしています。
義母の介護で精神的に疲れが溜まる日々が続いていて、子供ができないのも義母へのストレスが原因ではないかとおもうほどです。
主人には姉がいるのですが、自分の母親と同居するのは嫌だからと、わざわざ義母のすぐ近くに家を建てて住んでいます。
義母の介護なら姉がすればいいのに、私がしなければならないなんて、考えただけでも鳥肌が立つほど嫌悪感を覚えます。
主人にそれとなく相談しても、相手にされませんでした。
私は冷酷な女なのでしょうか。
A:
決して冷酷な女などではありませんよ。
義母の介護は、本来は血の通った実子が主体的に行うべきものですから、深く悩む必要はありません。
本当に気持ちが繋がっている間柄でないのなら、介護サービスなどを利用する方がお互いにとって良いのではないでしょうか。
義母の介護をするなら、せめて同居していない条件で!
嫁と姑の関係は、いつの時代も悩ましいものです。結婚する場合、姑とは同居しない、という条件を突きつける嫁が多いのが現実です。
嫁と姑が同居するとなると、それだけでお互いストレスが溜まって息苦しいでしょう。
ましてや、少子高齢化社会となった今、姑の介護をしなければならない、となると、嫁にとっては深刻な問題です。
実の親子さながらに仲のいい間柄ならともかく、ほとんどの場合、嫁と姑とは冷え切った関係であることが多いでしょうし、その姑に対して献身的に介護するなど、想像もできないでしょう。
百歩譲って姑の介護をしなければならないのであれば、息抜きをするためにも、せめて同居だけは避けたいですね。
そもそも、夫がもっとしっかりして、嫁ができるだけ姑と関わらないように済むように配慮すべきなのです。
嫁と姑の介護で生じるトラブルは、夫に全責任があるとさえ言えます。
同居している義母が認知症になった場合の介護の実例
私の親戚の夫婦は、お見合いサイトを利用して出会いました。
夫には高齢の母親がいて、同居することが結婚の条件としていましたが、お互い同意のうえで結婚に踏み切ったのです。
やがて、夫の母親が難病を患って寝たきりとなり、共稼ぎ夫婦である2人では介護が難しいことから、介護施設へ入所しました。
母親は当初は、「嫁に気を遣わせることもないし、自分も気楽だから」と、施設での生活にも快く受け入れていました。
ところが、その後母親に認知症が現れ始めてから、態度が変わってきたのです。
「自分を家から追い出すために、施設へ押し込んだのだろう」と言うようになりました。
それでも、嫁は嫌な顔ひとつせず、献身的に母親のもとへ足を運び世話を続けました。
母親は感謝の気持ちを表すでもなく、むしろ当然かのように受けとめるだけでした。
認知症となったことで、悪化した嫁姑の関係は最期まで改善されることはなかったのです。
介護が必要な義母との同居が離婚に発展するケースも
以下に、介護を必要とする義母に関する意見を2つ、ご紹介します。
(その1)
私の友人は、親の介護のことで夫婦間に亀裂が生じて、離婚しました。
母親が元気な頃は仲が良かっただけに、とても複雑な思いがします。
母親に介護の必要が生じると、夫は仕事で外に出なければなりませんから、必然的に嫁が面倒をしなければならなくなりますよね。
私には兄も姉もいますから今はそれほど心配はしていませんが、やはり将来のためにもしっかりと話し合いをしておくことが大切だと考えています。
(その2)
3年前から義母と同居し介護をしています。
最初は張り切って行っていたのですが、夫は全然協力してくれないし、義母はわがままで、介護生活に正直疲れてきました。
一度夫とよく相談しようと思っていますが、理解してくれないようだったら、離婚も辞さないと考えています。
夫と義母に振り回されっぱなしの生活から解き放されて、自由になりたいです。
同居している義母の介護を上手に続ける3つの方法
1.怒らない
義母に対しても、夫に対しても、とにかく介護をしていて腹が立っても怒らないことが大切です。
わかっていてもなかなか難しいものですが、嫌な思いをしてもそこで一息ついて上手に気持ちを切り替えることで、介護生活を楽しむくらいの気持ちの余裕を持ちましょう。
2.息抜きをする
介護はとにかく精神的に追い込まれて、ストレスが溜まりやすいものです。
誰かに愚痴を言って憂さ晴らしでもしたいものですが、それができなければ、SNSなどを利用して発散するのもひとつの方法です。
苦労話をただ聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になるものです。
3.夫に頼る
夫を味方につけて、介護の苦労をねぎらって褒めてもらうようにしてはいかがでしょうか。
介護の苦労を聞いてもらったり、お礼として美味しいものを食べに連れて行ってもらったりすることで、気分はずいぶん楽になるものです。
介護が必要な義母との同居にまつわる問題点
離れて暮らしていれば、介護したくてもできません。
そのため、親の介護をするにはやはり同居するのが一番ではありますが、現実問題としてそれが可能か、という問題があります。
親を迎え入れて同居する家族が増えるということは、それなりに広い家でなければなりませんし、生活費も増えることになります。
逆に義母の家に里帰りして一緒に暮らそうとしても、そのためには新しい職場を探さなければならなくなりますし、家族の理解を得ることも必要です。
このように、介護をしたくてもなかなか踏み切れない多くの問題点があります。
一方、介護を受ける側の親にも、考えがあります。
子供の側から同居して世話をしたいと言われても、嬉しい反面何かと気を遣うし素直に同意出来ないという本音があることから断られる場合もあります。
また、兄弟がいる場合は、誰が親の面倒を見るかで揉めることもあるようです。
介護の悩みは、一人で抱え込まない
高齢者の介護をしている人は、あなただけではありません。
少子高齢化社会が進む中、多くの人が、介護の悩みを抱えているのです。
たとえ同じ境遇の友達がいなくても、親の介護をする上での苦労話やヒントなどを得る機会は、いくらでもあります。
各市町村の地域包括支援センターや役場の福祉課では、家族会の紹介も行っています。
家族会に参加して同じような苦労をしている人の話を聞く、あるいは積極的に自分から話すことで、仲間を見つけることもできますし、もちろんただ話を聞くだけでも、気持ちが楽になるものです。
もっと身近なところでは、例えばドラッグストアなどで介護用の紙おむつを買う時に、店員さんに相談するだけでも気持ちが楽になるものです。
このように、介護に関わる人とのネットワークを広げて、自分だけの問題ではない、同じような仲間がたくさんいるという意識を持つことが大切です。
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