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つらい貧血改善したい!病院の治療法と処方薬について

   

つらい貧血改善したい!病院の治療法と処方薬について

女性に多く見られる「貧血」症状。

そのままにしておくと、生活にも支障が出てしまう事もある貧血は、治療や薬によって改善する可能性があります。

様々な貧血改善薬が市販されている中、病院治療や処方薬はどのような効果の違いがあるのか調べてみました。

ぜひ参考にして、自分に合った治療や薬を見つけツライ症状を緩和させましょう!

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病院で処方される貧血改善薬と市販薬の違い

病院で血液検査をして、貧血と診断が下ると、治療の一環として鉄剤を処方されるようになります。

血液検査では赤血球数が男性410万個以下、女性は380万個以下、ヘモグロビンが男性14以下、女性12以下、ヘマトクリットが男性35%以下、女性30%以下、の数値を目安とし、その他の症状や状況に応じて、鉄剤による治療を開始するようになります。

体内の鉄分が不足することで、

  • めまい
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • イライラ
  • 体調不良
  • 食欲不振

などの症状が生じてしまいます。

鉄剤は病院で処方される薬以外にも、市販薬やサプリメントもたくさん販売されています。

病院で処方されるものと市販のものとの違いは、鉄分の含有量の違いです。処方薬の方が鉄分の含有量が多く症状の改善効果が高いと言えます。

しかしその分、副作用などが出やすいというデメリットがあります。

貧血の改善で病院から鉄剤を処方される理由

日常生活の様々な原因によって体の中の鉄分が不足してしまいます。

特に女性は月経・妊娠・出産・授乳などで鉄分が不足しやすい傾向にあります。

最近は過度なダイエットや食生活の乱れによって鉄分不足に陥る方も増えているため、なかなか改善しない体調不良の原因が鉄不足という場合も多いようです。

鉄分の主な働きは、ヘモグロビンと言われる赤血球を生成し、身体全体に酸素を運ぶ大切な役割をしています。

鉄が不足することで体の機能が低下してしまい、様々な不調の原因となってしまいます。

また、慢性的な鉄不足に陥ることで、重篤な病気の原因になってしまうこともあるので、鉄分不足と診断された場合には、服薬治療が重要になります。

市販のサプリメントや鉄剤は、鉄分の含有量が処方薬に比べ少ないため、治療よりも予防やサポートという意識で摂取するようにしましょう。

貧血は病気のシグナル?病院治療の重要性

先述の通り、体の中の鉄分が減少し、貧血状態になってしまった場合に、身体には様々な症状が現れるようになります。

鉄分不足を治療することで、体の不調が一掃することもあるのです。

こんな症状は鉄分不足かも…あなたに当てはまる症状はありませんか?

  • 慢性的な疲労感
  • 倦怠感
  • めまいがする
  • 動悸や息切れ
  • 強い眠気
  • 吐き気
  • 胃痛
  • 頭痛
  • 肩こりがある
  • 頭痛
  • 顔色が悪い
  • 食欲不振
  • 嚥下異常
  • 口内炎
  • 爪がスプーン状になる
  • 枝毛
  • 抜け毛など毛髪のダメージ
  • 肌荒れ
  • 肌の乾燥
  • などが挙げられます。

    貧血状態では、めまいや立ちくらみなど以外の症状が生じやすくなっています。

    また、複数の症状が複合して現れることもあるため、身体の変化や不調に敏感に気付くことも大切です。

    上記の点で気になる症状がある場合には、鉄分不足を解消することで改善する可能性があります。

    貧血の改善には病院の処方薬が必須!

    何度も申し上げましたが、市販薬やサプリメントは鉄分の含有量が少ないため、慢性的な筒不足の症状の改善には、思ったような効果が期待できないと考えておきましょう。

    やはり、あなたの症状や状況に合わせて医師の指導の下、鉄不足を治療することが大切です。

    あなたの症状を緩和するためには、市販薬ではなく病院の処方薬で確実に改善することを考えましょう。

    慢性的な鉄分不足は、鉄欠乏性貧血として全身症状が現れてしまうので気になる症状が出た場合には、自己判断せずに早めに病院を受診するようにしましょう。

    貧血の改善に病院から漢方を処方されることも!

    病院の処方薬は、鉄分不足の改善に高い効果が期待できますが、その反面気になるのが副作用の問題です。

    鉄剤によっておこりやすい副作用としては、胃腸障害がよく挙げられます。

    • 吐き気
    • 嘔吐
    • 胸やけ
    • 腹痛
    • 下痢
    • 便秘

    などがあります。

    慢性的な鉄不足で、長期服薬する場合には副作用が気になります。

    そんな時には医師に相談し、漢方を服用することもオススメです。

    当帰芍薬(とうきしゃくやく)

    冷え性の改善によく用いられる漢方で、血行を改善しながらそれに伴うむくみやむくみによる痛みなどを改善してくれます。

    婦人科系の症状に効果が期待できるため、貧血以外の症状でも処方されることがあります。

    十全大補湯(じゅうぜんたいほうとう)

    病院で処方される鉄剤と一緒に服用することで高い効果が期待できる漢方です。

    鉄剤により生じる胃腸障害を解消し、より効果的に鉄剤の効果を実感できるようになります。

    帰脾湯(きひとう)

    貧血症状により生じる不眠や食欲低下、動悸や息切れの改善に有効的です。

    胃腸虚弱にも効果が期待できるので、鉄剤の副作用を緩和させるためにも薬との併用がオススメです。

    漢方や処方薬、また市販薬は、自己判断では危険な場合もあるので必ず医師の指示に従って服用するようにしましょう。

    病院で薬を処方してもらうべき?貧血になりやすい人の特徴

    貧血は男性よりも女性に多く見られる傾向にあります。

    男性は女性よりももともと持っている赤血球の数が多いため、貧血になることは少ない傾向にあります。

    また女性は、月経・妊娠・出産などによる体の仕組みで鉄が不足しがちになってしまうからです。

    特に思春期は初潮だけでなく、ダイエットなどにも興味を持ち始める頃です。
    鉄が多分に必要とされる時期に偏った食生活を繰り返すことで、更に鉄分不足が加速してしまいまうのです。

    貧血で病院の処方薬を飲み続けるのは大丈夫?

    鉄分不足を解消する為の鉄剤は、気になる副作用が生じてしまうこともあります。

    慢性的な貧血症状に薬を飲み続けることに抵抗を感じてしまう方も多いようです。

    しかし医師の診断の元、薬を服用している場合には心配する必要はありません。

    薬の種類を変えたり、量を調節したり、あなたの症状に応じて治療方針を組み立てていくため、副作用を抑えながら貧血を改善することができます。

    心配な症状や不安がある場合は、医師に相談してみましょう。
    自己判断で減薬したり、服薬を中断すると、更に症状を悪化させたり、体調不良を引き起こす原因になってしまうのでやめましょう。

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