手や腕にあらわれる赤い斑点の様々な原因と症状
手や腕にいつの間にか赤い斑点があらわれていたということはないでしょうか。
赤い斑点があらわれる原因は様々あるようです。
それはかゆみの有無などによっても変わってくるようです。
なかには重症化するものもあるため注意が必要です。
そこでここでは、手や腕にあらわれる赤い斑点の様々な原因や症状などを紹介していきます。
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目次
手や腕にかゆみのある赤い斑点が出る原因はダニである可能性が!
手や足に赤い斑点ができる原因の一つとして考えられるのが「ダニ」です。
ダニに噛まれると、噛まれた箇所には赤い斑点のような跡がつき、強いかゆみが1週間近くあります。
特に布団などにダニが生息していて、就寝中に噛まれてしまうことが多いようです。
症状は就寝中に噛まれたからといって、起床後すぐにあらわれるわけではありません。噛まれた日の夕方ないし翌日の朝に症状があらわれてきます。
また、ダニは皮膚の柔らかい部分を噛む習性があるので、腕の皮膚の柔らかい部分にかゆみと赤い斑点がある場合はダニを疑っていいでしょう。
ダニに噛まれないためには、布団などにダニが生息しやすい環境を作らないことが大切です。
ダニがいる疑いがある布団はまず乾燥機にかけましょう。その後、ダニの死骸を掃除機で吸い取ると効果的です。
今は、布団専用クリーナーも販売されていますので、そういったものを使うのもいいでしょう。
手や腕にかゆみのない赤い斑点が出る原因1〜老人性血管腫
手や腕に赤い斑点があるもの、かゆみがない場合はいくつかの疾患が考えられます。
その一つが「老人性血管腫」です。
老人性血管腫は次のような原因と特徴、予防法があります。
老人性血管腫が発症する原因
老人性血管腫は、赤いほくろのような形をしています。ただ、実際にはほくろではありません。
発生する原因は、皮膚のなかの毛細血管が広がり異常に増殖するためです。それにより、ほくろ状の赤い斑点を生じるようになるのです。
加齢により発症しやすくなりますが、実際には思春期前後の若年層にも発症することがあります。
老人性血管腫の特徴と予防法
老人性血管腫は顔や胸、背中によく出ます。
放置していても特に悪化することはありませんので、無理に治療する必要もありません。
しかし、特に女性の方は事前に予防して発症しないようにした方がいいと思われるでしょう。
そのためには、日頃からの対策が必要です。
この疾患は、紫外線を多く浴び炎症を繰り返すことで発症しやすくなります。
そのため、紫外線対策をしっかり行ったり、入浴時にゴシゴシと洗って皮膚を痛めないようにしたり、入浴後はしっかり保湿したりするなど、皮膚を傷つけず保護することが大切です。
手や腕にかゆみのない赤い斑点が出る原因2〜血小板減少性紫斑病
かゆみのない赤い斑点の原因の二つ目が、血小板減少性紫斑病です。
血小板減少性紫斑病には、次のような原因と症状があります。
血小板減少性紫斑病が発症する原因
血小板減少性紫斑病は、免疫の異常によって、血を止める働きをする血小板が減少して出血しやすくなる疾患です。
どのようにして免疫異常が起こるのかははっきりわかっていません。
血小板減少性紫斑病は、急性型と慢性型の2つに分けられます。
急性型の場合は、風邪などをきっかけに発症することが多く、多くの場合自然に治癒します。
この急性型は、小児が発症することが多いです。一方、慢性型の場合は、成人が発症することが多いです。
血小板減少性紫斑病の症状
出血しやすくなることから、手足にあざができやすくなります。
また、ひどくなると、鼻血や歯ぐきからの出血、血尿なども出てくるようになります。
女性の場合は、出血量が多くなり鉄欠乏性貧血になることもあります。
手や腕にかゆみのない赤い斑点が出る原因3〜毛嚢炎
かゆみのない赤い斑点の原因の三つ目が毛嚢炎(もうのうえん)です。
毛嚢炎には次のような原因と症状があります。
毛嚢炎が発症する原因
毛嚢炎は毛穴の中にある毛包が傷つき、ブドウ球菌に感染して起こる皮膚疾患です。
ブドウ球菌は、人間の体内に常に生息する菌ですが、毛穴の傷ついた箇所に侵入することによって発症します。
汗をかきやすい夏場に多く発症する疾患です。
毛嚢炎の症状
症状としては次のようなものがあげられます。
- 毛穴の上に赤くブツブツとした突起物ができる
- 中央部分にニキビのような白い膿が見えることがある
- 軽度ではかゆみや痛みはないが、重度になると発熱や痛みがある
- 炎症が悪化すると化膿することがある
軽度の場合は自然治癒することが多いですが、重度になると発熱などがあるため病院を受診することをおすすめします。
手や腕に赤い斑点があらわれる疾患以外の原因とは?
手や足に赤い斑点が出るのは疾患以外にも次のような原因が考えられます。
原因その1:飲酒
アルコールを摂取することにより、皮膚に赤いまだら状の斑点があらわれることがあります。
これは、体内に取り込まれたアルコールにより血行が促進され、血管が拡張されて皮膚に浮き上がってくるために起こります。
また、お酒を飲むと肝臓によりアルコールの毒素が処理されますが、肝臓はアルコール以外にも毒素を処理しているため、その機能の限度を超えてしまうと毒素が血液中に流れ出してしまいます。
体には異物を排除する免疫機能があり、血液中に流れ出した毒素を排除しようとこの機能が過剰に反応することにより斑点があらわれることもあります。
原因その2:内出血
皮膚の下の血管が破れ、血液がしみ出てくることにより起こります。
打撲などと違い痛みを感じることはなく、いつの間にかできているということが多いです。
原因その3:アレルギー
アレルギーの中でも特に薬物アレルギーでは赤い斑点があらわれることがあります。
薬物アレルギーには様々なタイプがあり、風疹のような赤く小さな斑点が全身に見られるものもあれば、日光が当たる部分だけ赤くなる光線過敏症などがあります。
重症化すると、発熱とともに大きな赤い斑点が全身に見られたり、水ぶくれを作ったりします。
薬物が原因であると気づかないこともあり、命の危険にさらされることもあるので注意が必要です。