ピル服用で空腹時に吐き気が出る理由と対処法・吐き気の原因
ピルの効果には期待できることがたくさんあり、服用している女性も多くなってきました。
しかし、ピルを飲むと効果を得る前、身体が慣れてくるまでの間に副作用が出やすく、その副作用に悩まされているようです。
副作用の中でも吐き気が出やすいとされていて、特に空腹時に吐き気を感じることが多いようです。
毎日服用なのに、副作用が出るのはつらいですよね。
そこで今回は、空腹時に吐き気が起こる理由や対処法を説明していきます。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方
食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...
-
声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは
声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...
-
正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫
薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...
-
夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法
夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...
-
ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法
最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...
-
寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法
朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...
-
ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方
いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...
-
アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収
汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...
-
ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法
ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...
-
女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント
女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...
-
肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法
パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...
-
卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由
栄養価が高いことで知られている卵。
<...
-
男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!
更年期というのは女性だけのものと思わ...
-
義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ
女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...
-
大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは
大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...
-
気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法
女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...
-
シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ
長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...
-
爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー
女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...
-
白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ
中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...
-
顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法
顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...
スポンサーリンク
目次
ピルの副作用の吐き気が空腹時に起きやすい理由と原因
ピルを服用している方が最も多く経験する副作用の1つが吐き気だと言われています。
特に、空腹時になると吐き気が強いという傾向があるようです。
飲み始めて、数日から数週間は、空腹時に関係なく吐き気が出やすいです。ピルを服用していることで、薬の影響でホルモンのバランスが一過性にですが、崩れます。
つまり、服用し始めは、ホルモンバランスが安定していない状態なので、副作用が出やすい時期なのです。
そして、空腹時に吐き気が強い場合には内服時間に原因があります。
ピルの服用は1日1回決められたサイクルの中で服用していきます。1日1回なので、就寝前に服用しているケースが多いようです。就寝前だと、空腹とまではいかないと思いますが、
夕食を摂取してから時間が経過していることが多く、胃の中が空っぽに近い状態です。
胃に何も入っていない状態で内服すると胃を荒らしたりしてしまいますし、ピルの効きは内服後4時間ぐらいで、その頃に副作用が出やすく、
就寝後4時間もすれば完全に空腹状態に近づいているので、吐き気が強くでることがあります。
身体が慣れてくれば、吐き気も感じなくなるようですが、内服するなら食後が良いでしょう。
ピルを服用すると吐き気の副作用がでるメカニズム
ピルを服用して吐き気が出る原因は、ホルモンバランスが一時的に変化するからです。ピルにはエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが含まれており、内服することで黄体ホルモンを抑制します。
黄体ホルモンは、排卵を抑制する効果があるので、一時的に偽妊娠のような状態になります。
偽妊娠ですが、吐き気は、妊婦の多くが経験するつわりのような感じとも言われています。
通常、エストロゲンとプロゲステロンは一定の周期で、量を変え分泌され、月経周期までの間、ホルモンのバランスを保っています。
しかし、ピルを服用することで、ホルモンの分泌のバランスが一時的に変わってきます。
ピルで強制的にホルモンを補填しているので、身体がその変化について行くことができません。そんなコントロールが上手くできていない時に、吐き気が起こりやすいとされています。
ピルを服用すると空腹時に吐き気が出てしまう女性のエピソード
ピルを服用している女性Aさんが、空腹時になると吐き気を催してしまうというエピソードをご紹介します。
Aさんは、夜型で、普通に深夜も起きているという生活を続けています。
そんなAさんですが、低容量ピルを夕食を取り終えた後の21時に決まって服用をしています。深夜まで起きているので、午前2時を過ぎるころに徐々に空腹感を感じ、午前3時には空腹感に加えて吐き気が出現するようです。
空腹によっての吐き気は食事をとると治まるとのことで、食事をとってその場をしのぎ対応しています。そして、朝方まで起きていることがあるそうなのですが、深夜にプラスして食事をしてから時間が経過してくると、
朝の7時くらいに再び空腹と吐き気を感じ、食事をとって対応しているそうです。
食事で吐き気を紛らわせているようですがAさんはこんなに食事の回数が増えていることに関して、心配と疑問を持っているようです。
ピルを服用すると空腹時に吐き気が出てしまうときの対処法
上記のAさんのエピソードでお話したように、ピルの服用で空腹時に吐き気が出てしまい、食事をとって解決しようとしている人もたくさんいます。
そして、実際に食事の回数を増やしてしまうことに関して、食べ過ぎてしまうので罪悪感を感じてしまったり、健康的な問題を心配している人も多くいます。
しかし、ピルの服用時間を少し見直してみると案外解決するかもしれません。人それぞれ空腹を感じる時間帯は違うと思いますが、食物が消化されるのには2〜7時間程度かかります。
つまり、食べ物が胃の中に入っている状態で内服すればよいのです。例えば朝7時に内服時間を変更すれば、昼食の正午までは5時間、昼食の後から夕食までは、時間が長いので15時におやつをはさみ、夕食を20〜21時までに済ませます。
そして、日付が変わる前に寝てしまえば、3食+おやつで済むので、食べ過ぎで悩むこともないと思います。吐き気の症状も一定の期間しか出ないことがほとんどです。
時間を変えて、服用してみても難しい場合には、主治医に相談してみましょう。
ピルを服用中の女性に起こる身体に良い変化・悪い変化
ピルを服用している女性たちはどのような身体の変化を感じているのでしょうか。いくつか起こった良い変化とややマイナスの変化についてご紹介していきたいとおもいます。
まず、ピルを服用してから身体に起こった良い変化ですが、
- 生理周期が整った
- 生理痛が緩和された
- 生理前後の肌荒れが減った
- ピルを処方してもらうのに産婦人科に定期的に通っていたので子宮の病気が早期発見できた。
- 生理が前後の精神的不安やイラつきが減った
など、ピルを服用してこのような良い結果をもたらしています。
逆に不調を感じた人もいるようでした。
- めまいがする
- 吐き気がする
- 食欲が増し体重が増えた
- 気分の落ち込みが見られた
など挙げられていますが、不調の方に関しては、ピルを服用し始めから慣れるまでの間に感じることが多く、ほとんどの場合数日から数ヶ月で解消されているようです。
ピルを服用することで期待できるいくつかの効果
【ここから本文をリライトして記入】
ピルという薬には様々な効果が期待されていますが、どんなものがあるのかご紹介していきます。
避妊
これは、ピルの1番の効果ともいえるでしょう。ピルは排卵を止める効果があるお薬です。
また、エストロゲンの分泌を抑え、上手く作用せず、プロゲステロンが増強するため、子宮内膜の増殖が抑えられてピル服用中には妊娠しにくい身体になります。
正しくピルを服用し、避妊具と併用することで効果が高まります。
ホルモンバランスの改善
生理周期が安定しなかったりする人は、ホルモンのバランスが崩れている可能性が高いです。ピルを飲むとホルモンが安定供給され、周期も28日周期でくるようになります。
PMSや生理痛の改善
ピルを服用することで、黄体の効果によって、子宮内膜が厚くなりすぎることがなくなるため、生理の時に起こる子宮内膜が剥がれ落ちる痛みが軽減されたり、生理の量が少なくなったりします。
婦人科系の病気の抑制
長期服用によって、子宮内膜症や子宮体ガン、卵巣ガンなどの一部の婦人科系にみられる独特の病気の予防につながることが明らかになりました。
ニキビや多毛の改善
ホルモンが安定するため、ニキビなどの肌荒れが起きにくくなるだけではなく、女性ホルモンの活発化によって男性ホルモンが減少するため毛が薄くなる効果があります。