風邪の治療の点滴の費用はどれぐらい?点滴の効果とは
風邪を引いて、発熱したり喉の痛みが出るなどの症状を起こすと食欲がなくなります。
そのようなときに役に立つのが、点滴です。点滴で、水分や栄養を補給します。
点滴は、国民保険であれ、健康保険でも保険が適応されます。大人ならば3割負担で、高齢者ならば1割負担で点滴を処方してくれます。
ただし、日中の診察外時間や休日は診療報酬制度により、割高に請求されるので注意してください。
風邪を引いて医者に行くと注射や点滴され、点滴で良くなったという話はよく耳にします。
そんな風邪に有効なのですが、一体、その費用はいくらぐらいなのか知られていません。
そこで、風邪を引いたときに適応される点滴の効果とその料金について紹介します。
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目次
風邪を引いて点滴をしたときに支払う費用はいくら?
風邪を引いた時に医療機関を受診すると、医師の問診から始まり、胸などの聴診、扁桃腺や鼻の具合を診て、最後に薬を処方するパターンが多いでしょう。
ここに、風邪の具合によっては点滴が加わります。風邪を引いたときにかかる点滴の代金は平均1,000円から3,000円ほどです。
点滴のための基本代金は300円ほどです。点滴の代金に幅があるのは、風邪の症状によって治療が異なるからです。また、風邪を起こしている細菌によって使用する抗生物質も異なります。
これらは全て保険が適用されますので、患者の負担は3割で済みます。ただし、高齢者は1割負担です。
それは、国民保険でも健康保険でも、保険を適用することができます。
風邪の場合に点滴する目的は、水分および栄養補給や薬剤投与であり、ブドウ糖や構成物資が入っています。
海外旅行中に風邪を引いて点滴治療を受けたときの費用の紹介
韓国旅行に行った時に病院にかかった話です。当時を振り替りながら書いてみました。
韓国旅行に出かける以前から咳がすごく、それでも無理して旅行に出発したら、ますます悪化してしまいました。市販薬は全然効かず結局、同室の相手にも移してしまい、しようがなく二人して韓国の病院に駆け込む羽目に陥りました。
病院ではまず、パスポートを見せ旅行中であるので健康保険書を持ち合わせていないことを告げました。
そうすると、病院から、〝保険書が無いとなると、診療代すべての代金が全額自己負担の扱いになる〟という説明を受けました。こういうところは、日本と同じです。
保険証がなく海外の病院を受診すると、ビックリするほど多額の代金を請求されると聞いていたので、診療代の概算を聞いたところ〝風邪の症状によって異なるが、概ね5万ウオンから8万ウオンである〟という回答でありました。
日本円で換算すると、5,000円から8,000円ほどです。それは、予想していたより全然安かったので安心しました。
そこで診察を受け、診察は注射と点滴までしました。その効果はてき面で、身体はポカポカしてくるし、咳や痰も驚くほどピタリと出なくなりました。
最後に会計で、精算して薬の処方箋を受け取りました。
薬局で処方箋を提出すると、5分も経たないうちに分包された薬を受け取ることができました。その速さもさることながら、対応してくれた薬剤師さんが優秀で、薬の飲み方について的確なアドバイスまでしてくれました。
結局、支払った代金は、診療代と薬代など合計して5万ウオンでお釣りももらえました。この程度で済んだので、保険請求してません。
でも、具合が悪い場合には旅行は止めたほうがいいでしょう。今回は風邪で、無事に治療も施すことができました。
「風邪は万病のもと」ということわざもありますが、何が起こるか分かりません。
風邪を点滴で治すときの費用の注意点?それは時間外加算です
医者にかかったときに支払う診療費は、患者が診察してもらった見返りに医者に支払う報酬です。診療費は、シンプルな構成から成り立っています。
診療費は、基本料と6歳未満乳幼児加算、時間外加算の3つの合計です。
基本料は、初診や再診という診療時に最初のみ支払う代金で、2,820円です。
初診料は、風邪を引いた場合に、最初に病院にかかったときに要求される代金です。
再診料は、風邪の場合はあまりないですが、同じ病気で再度病院にかかったときに最初のみ要求される代金です。
6歳未満乳幼児加算は、6歳未満の乳幼児の場合にかかる料金です。
時間外加算は、病院が定めた時間外に受診したことでプラスされる料金であり、時間外加算、休日加算、それに深夜加算があります。
平日では、病院の開院は9時で、閉院は17時のところが多いです。平日の9時以前、17時以降は時間外加算されます。
また、日曜日、祝日、年末年始、及び病院が定めた定休日で、病院が休業する日は休日加算されます。
さらには、22時から翌朝6時までは深夜加算されます。
時間外加算は850円、休日加算は2,500円、それに深夜加算は4,800円となり、診療費にプラスされて請求されます。
急病ならばしようがないですが、できれば夜間や休日は受診したくないですよね?
風邪などで病院を受診する際に費用を安くするコツ
かかりつけ医をもつこと
近くにある内科等のクリニックいいのですが、風邪などの軽い症状の時にすぐに受診できるかかりつけ医を持ちましょう。
総合病院等、病床数のお多い病院を紹介状なしで受診する場合には、特別療養費がかかってしまいます。
詳しくはこちらをご覧ください。
病院を何度もかえると余計な出費に
病気や怪我などの途中に病院を替えると、これまでしてきた検査なども同じようにしなければならなくなり、余計な出費となってしまいます。また、同じ検査を苦痛もあるでしょう。
なかなかよくならない場合には、その理由を医師に尋ね、医師の説明に納得がいかない場合には、セカンドオピニオンとして他の医療機関を受診するのも1つでしょう。
主治医から、これまでの検査結果や治療内容、診断名等が書かれた診療情報提供書などの文書を書いてもらうと、次の病院で検査を省略することもできます。
時間外診療は休日加算や時間外加算で割高に!
夜間とか休日など通常の診察時間外に病院を受診すると時間外手当が加算されます。
急病ならば致し方ないですが、可能ならば診察時間内に受診するのが医療費を安くするコツです。
時間外加算は850円、休日加算は2,500円、それに深夜加算は4,800円となり、診察料に加算されます。
小児救急電話相談を利用しよう
もし、子供が急病や怪我などで病院に行ったほうが良いか迷った場合には、小児救急電話相談に聞いてみるのもいいです。
6歳未満の子供が病院にかかると、「乳幼児加算」という割り増し料金がプラスされます。
風邪をひいた時の点滴は効果があるのか
実は、点滴が風邪に効くのかという問いに対する答えはノーです。
風邪を引いたときに、点滴が効くのは脱水症状、高熱、ウイルス以外の細菌に感染している場合の3つくらいです。
脱水症状になった場合に、口から水分を取り込むのでなく、直接血管から栄養や水分を補給できるので効果があります。
高熱が発症した場合には、血管から体温より低い栄養や水分を補給し、血液の流れに乗って体内中行きわたるので、解熱効果があります。
また、さまざまなウイルスが原因して風邪を引き起こしますが、残念ながらウイルスを撃退する薬はありません。ウイルス以外の細菌に感染した風邪には、点滴で抗生物質を投与することができます。
風邪を引くと免疫力が低下しているので、さまざまな細菌に感染しやすくなっているので、抗生物質入りの点滴を予防的に使うこともあります。
むしろ、飲み薬のほうが多種多様に揃っていて効きます。
点滴には栄養価も少なく100カロリーから200カロリーで、精々ご飯一膳、缶ジュース1本くらいのエネルギーしか得ることできません。
点滴を打ったから治ると思い込み、前向きな気持ちと飲み薬の相乗効果で本当のところは治っていくのです。