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タイプ別結膜炎への目薬としみる原因

      2017/11/25

タイプ別結膜炎への目薬としみる原因

結膜炎とは結膜が炎症を起こしているものです。

症状としては、結膜の充血、目やに、かゆみ、痛み、異物感、まぶたの腫れなどがあげられます。

結膜炎の種類としては、感染によるものとアレルギーによるものとがあります。

それぞれの原因と治療について調べてみました。

それと基本的な治療方法は点眼薬(目薬)によります。なお目薬がしみる原因についても調べてみましたので、参考にしていただければと思います。

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結膜炎で目薬がしみる? 症状と目薬での治療

結膜とは、まぶたの内側と白目の前面(黒目との境まで)を覆っている薄い透明な膜のことです。

この膜が、種々の原因で炎症を起こしているものを結膜炎といい、結膜炎には感染性のもの、アレルギー性のものなどがあります。

結膜炎の症状としては、目の充血、かゆみ、痛み、目やに、異物感、まぶたの腫れなどがあります。

感染性の場合、家族に感染する事のないように使用するタオルを別々にすることや、入浴は一番最後に入るなどの注意が必要となります。

アレルギー性の場合は、アレルギーの原因物質(アレルゲン:花粉やハウスダストなど)に触れないことが重要なポイントになります。

いずれの場合も、治療にはそれぞれの症状に応じた点眼薬(目薬)が処方されます。

また、自己判断で途中で点眼するのを止めたりすることがないよう、医師の指示に従った用法、用量を守って完治するまで治療を続けてください。

アレルギー性結膜炎とはどんな病気?

アレルギー性結膜炎とは、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)が付着することで起こる結膜炎のことです。

これには、季節性アレルギー性結膜炎:花粉などが原因で特定の時期にのみ症状が現れるもの、と通年性アレルギー性結膜炎:ハウスダストやペットの毛などが原因で1年中症状がみられるものがあります。

季節性アレルギー性結膜炎で多くの方を悩ましているのが、スギ花粉によるものです。

日本眼科医会ではこれを「花粉性アレルギー性結膜炎」との名称を付けており、鼻に起こればアレルギー性鼻炎になりますが、アレルギーを引き起こすメカニズムはほぼ共通しています。

これは身体に対して無害なスギ花粉やハウスダストなどを身体の免疫機構が過剰に反応することによって様々な身体の不具合が生じるものです。

症状としては、かゆみがもっとも代表的なものです。次に異物感(ゴロゴロした感じ)です。涙も多くなる場合があります。

それとコンタクトレンズをお使いの方は気をつけていただきたいのですが、特にソフトコンタクトレンズはレンズの汚れを落としにくいので、汚れや涙からのタンパク質が変性してそれがアレルギー症状を引き起こすこともあるようです。

感染性結膜炎の1種であるウイルス性結膜炎の症状と注意点

感染性結膜炎の原因としては、大きく分けてウイルスによるものと細菌によるものがあります。

ウイルスによるものは、ウイルスの種類によりいくつかのタイプに分けられています。アレルギー性結膜炎とは異なり、かゆみは少ないようです。

流行性角結膜炎

昔から「はやり目」と呼ばれているものでアデノウイルスによるものです。潜伏期は1週間から10日程度です。

症状は、充血、目やに、痛みなどで、発症してから1週間くらいに病状のピークがあり、その後徐々に改善していきます。

咽頭結膜炎

「プール熱」と呼ばれているもので、はやり目とは別タイプのアデノウイルスによるものです。症状は、高熱(39度程度)や、のどの痛みがでて、充血や目やにの症状がでます(はやり目より弱いようです)。

急性出血性結膜炎

エンテロウイルスによって起こり、急性で白目に出血がよくみられるため、この病名がついています。

潜伏期は1日前後で、発症から1週間以内で症状は治まります。

なお、ウイルス性結膜炎に有効な薬剤というものは現時点でありませんので、点眼薬としては炎症を抑え、細菌による二次感染を防ぐものを使用します。

特に注意していただきたいのは、感染力が非常に強いということです。ですので、よく手を洗うのはもちろんですが、家族とは別のタオルにする、入浴は最後に入るなどの注意が必要です。

また、学校伝染病に指定されているくらい感染力は強いものですので、約1〜2週間(急性出血性は3〜4日)は、学校や職場は休むようにしましょう。

細菌性結膜炎の症状と治療

細菌性結膜炎ですが、細菌や微生物による感染が原因で、結膜に炎症がおこるものです。症状としては、充血や黄色い目やに、目がゴロゴロするなどがあります。

原因となる細菌は、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌(通常のインフルエンザウィルスとは異なります)などの身近にある細菌によって起こります。

細菌性結膜炎は、それぞれの細菌に対しての抗菌剤(抗生物質)がありますので、それに対応した抗菌剤の点眼薬(目薬)で治療します。必要に応じて抗菌眼軟膏や抗菌内服薬などを処方される場合もあります。

感染力については、ウィルス性結膜炎と異なり、感染力はそれほど強くありません。しかし免疫力の弱い小さな子供や高齢者の方、また、病気などで身体の抵抗力が落ちたときなどには注意が必要です。

適切な抗菌点眼薬の場合、約1〜2週間で完治する場合が多いようです。

結膜炎などの時に目薬がしみる原因

目薬をさすとしみる場合がありますが、その原因として考えられることは、

1)ドライアイの場合:ドライアイの場合、眼の表面に小さなキズがありそのキズに目薬が入りしみると考えられます。

2)角膜にキズがある場合:角膜は非常に敏感でキズのつきやすいものです。

3)目薬のpHや汚染などのため:一般的に目薬は中性ですが、開封してから長期間経っている、雑菌が繁殖しているなどの理由で変性している可能性も考えられます。また市販の目薬には保存料が入っている場合が多いですので、頻繁に目薬をさす方は、注意が必要です。

4)その他、角膜の病気など:目薬が目にしみる場合は、目からの警告というように考えていただき、痛みが長く続くような場合などは、何らかの目の異常かもしれないと考え、眼科医の診察を受けることをおすすめします。

結膜炎のかゆみやしみるのが目薬で改善しない時は

アレルギー性結膜炎の場合、かゆみがとても気になります。

かゆみ止めの成分が入った目薬でも、なかなかかゆみが抑えられない時があります。

そのような時には、冷たいタオルや保冷剤などで目を冷やしてみましょう。

また、できれば防腐剤の入っていない人工涙液でアレルゲンを洗い流しましょう。水道水での洗眼はおすすめできません。入っているカルキの刺激が強い場合があります。

また、市販の洗浄カップ液は刺激やアレルギーの危険があります。涙の有効な成分まで除去されてしまいます。

通年性アレルギー性結膜炎の方の場合、アレルゲンがハウスダストなどの場合が多いですので、室内の掃除などが有効な場合もありますが、できるだけホコリを立てないように注意して掃除する必要があります。

結膜炎の症状が市販の目薬でなかなか改善しないような時は、眼科で診察を受けるようにしてください。結膜炎でない場合もあるかも知れません。

タイプ別結膜炎の予防法結膜炎の予防

感染性結膜炎の予防について

手洗いの励行

外から帰ったら必ず手洗いしましょう。街中にはウィルスや細菌がたくさんいます。ドアノブ、手すり、吊り革などなど。ですので家に帰ったらまず手洗いです。ですが、神経質になり過ぎないようにしましょう。

風邪のウイルスに注意

風邪のウイルスや細菌が目に入り、結膜炎になることもあります。

アレルギー性結膜炎の予防について

手洗いの励行

アレルゲンに触れないことが最も大切です(外出する際は、めがね、マスク、帽子など)。

外から帰ったら、家の中に入る前に衣服についた汚れなどを落としましょう。それから手洗いです。

各結膜炎に共通する予防法

コンタクトレンズの取り扱い

コンタクトレンズを使われている方は、根本的に目に異物を入れているというリスクがあります。

コンタクトレンズは常に清潔にしておいてください。特にソフトコンタクトレンズの場合、洗浄が不完全になりやすいです。

それと目に装着する場合には、手を清潔にしておくことを徹底しておいてください。

身体の免疫力を保つ

睡眠不足やストレス、疲れ、食生活の乱れ(栄養のアンバランス)などが要因となって、免疫力が低下していることがあります。

もし、目に異常を感じたら(程度によりますが)眼科医で診察を受けることをおすすめします。

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