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顔がステロイドの副作用で赤い場合の対処法について

   

顔がステロイドの副作用で赤い場合の対処法について

アトピーや湿疹など、顔にできる皮膚のトラブルの治療法としてステロイド薬を処方されたものの、副作用で顔が赤くなってしまうということが多いようです。

せっかく皮膚トラブルが解消されても、赤い顔になってしまうのは問題ですし、特に女性にとっては困りますよね。

ここではステロイドによる副作用について、ご紹介します。

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顔が赤い!4つのステロイドの副作用について

1.皮膚萎縮

皮膚が薄くなることで血管が透けるようになり、見た目に赤みが増すようになります。

また、コラーゲンなどを十分に蓄えることができなくなり、肌のたるみやシワなどができる原因にもなります。

2.毛細血管拡張

皮膚が赤くなるという症状であり、ずばり皮膚が赤くなって赤ら顔の原因となります。

3.毛包皮脂腺の異常活性化

ニキビができたり、毛が濃くなるという現象が生じます。

そのニキビが膿んで赤くなることでも、赤ら顔の原因となります。

4.副腎皮質機能の抑制

ステロイドの全身的な副作用として知られているもので、長期間に及ぶステロイドの投与によって身長が伸びない、感染症にかかりやすいなどという副作用が現れます。

ただし、赤ら顔の直接的な原因ではないとされていて、顔が赤くなるという副作用は、上記1〜3のいずれか、またはその複合的な要因によるものと考えられています。

顔が赤い!ステロイドを急に止めたことで生じるトラブルの体験談

春先になると花粉症で悩まされ、目薬を欠かさず使用していました。

今年は娘が挙式することになり、目のかゆみや涙目を早く治したいと考え、いつもよりも目薬を多く使用していました。

また、皮膚科に相談してワセリンとステロイド剤を処方してもらい、そのおかげで目のまわりのただれは治まりました。

しかし、目の花粉症の症状自体は治まらないことから、点眼は続けて、しかも目薬かぶれにならないようにと、ワセリンとステロイド剤はその後も1カ月半程度使い続けたのです。

すると、目のまわりだけでなく目の下までただれや赤みがひどくなってきました。

そこで、あわてて皮膚科で処方してもらった軟膏の使用を中止したのですが、かえって症状がひどくなってきました。

なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。

結論を言えば、これはステロイド剤の使用を急に止めたために一時的に生じたリバウンド現象であり、ステロイド潮紅と呼ばれるものです。

つまり目薬も軟膏も悪かったのではなく、その使用法に問題があったのです。

ステロイドによる赤い顔で悩んでいることに関する質問

私は高校三年生の女性です。

生まれた時からアトピーで、ステロイド剤を用いながらうまくお肌と向き合ってきました。

ところが、中学2年生の冬頃から原因はわからないのですがアトピーが急に悪化して、全身が超乾燥肌になってしまい、保湿のためのクリームを塗布してもすぐに効かなくなってきたのです。

特に朝起きた時の症状がひどく皮膚がただれるほどで、仕方がなくステロイド剤の量を増やして塗布するようにしました。

そのおかげか、アトピーの症状は徐々に改善されましたが、ステロイドを止めることは難しく、特に顔には3年間毎日欠かさず塗り続けました。

そして4カ月半前から顔へのステロイド剤の塗布を中止したのですが、その副作用で顔が赤くなってしまっています。

医師に相談したところ、時間とともに赤ら顔は解消すると聞いたので、様子を見ているところですが、今でも治りません。

回答・ステロイドで顔が赤い悩みを克服した体験談

私もアトピー体質に悩まされていて、特に顎から鼻の下にかけて湿疹がひどくなり、皮膚科にかかった経験があります。

初めて行った病院でステロイド剤を処方されて塗布してみたら、確かに効果はありますが、使うのを止めるとまた発症する、ということの繰り返しでした。

知人の紹介で訪れてみた別の病院で相談したところ、非ステロイドの軟膏を処方されました。

効果は緩やかなものではありましたが、以前処方されたステロイド剤と比べて、塗布した部分がすっきりときれいになり、この薬を塗りながらマスクをするなど保湿にも気を配ることで、2か月程度で治りました。

ちなみに私が処方された非ステロイド剤の軟膏はアンダームという名称の薬で、現在は販売中止となっているようですが、その代替品もありますから、それを処方してもらえると同様の効果が期待できると思います。

赤い顔になる!ステロイド依存による副作用

顔の赤みに対しては、確かにステロイドは効果があるのですが、使用を中止するとまたすぐに再発して赤ら顔になってしまいます。

そしてあわててステロイド剤の塗布を再開し、その使用量も増えていき、そして塗布を中止するとさらに症状が悪化するという悪循環になってしまいます。

その対策として効果的なのは、ずばり、ステロイド剤の使用を完全に中止することです。

中止してから3日ほどすると症状が悪化してきて顔が赤くなる、あるいはむくみが生じるなどの症状が見られますが、ここでステロイド剤の使用を再開しないことが大切です。

大抵の場合はこのような症状の悪化は2週間後くらいにピークとなり、それからは徐々に改善されていきます。

ステロイド剤を塗らないという以外にも、化粧水を使わない、洗顔は必要な時にだけ水だけで簡単にするなど、顔の皮膚への刺激を最小限にするように注意するようにしましょう。

ステロイド剤に代わる治療薬としては、テトラサイクリン抗生剤が有効である場合もあります。

赤い顔にならないために!正しいステロイドの塗り方について

1.塗り方の強さ

ステロイド剤を塗る場合、まず塗る強さに注意を払わなければなりません。

一般に外用薬を塗布する場合、副作用を心配するあまり、効果の弱いものをただ単に弱く塗っても効果はないのです。

ステロイド剤を塗る強さは、最強、非常に強い、強い、おだやか、弱い、の5段階に分類されます。

顔に塗る場合にはおだやかに塗ることを推奨します。

2.回数、量、適用範囲

回数は原則として1日2回塗りますが、回復期には1回でもよいでしょう。

患部をまんべんなく覆いつくすように、うっすらと塗るようにします。

3.期間

多くの場合、ステロイド剤を使用し始めてから数日経過して効果が得られた、と思い、途中で塗布することを中止してしまうことが多いようです。

しかし、これがステロイド剤の副作用を引き起こす原因となってしまうのです。

ステロイド剤を用いた治療で最も重要なことは、治療を始めて1週間程度経過したら、再び医師の診察を受けて今後の治療方針を決めるようにし、決して自己判断で塗布するのを中止しないということです。

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