うつ病の原因とは?実は家庭の環境にも原因あり

うつ病と聞くと、何が原因なのか、きっかけは何かなど、いろいろと考えらることがあります。
たくさんある原因ですが、うつ病になる原因の一つに家庭環境があります。
例えば、幼少期の体験がのちのちになってうつ病の原因となったり、些細な生活の変化がきっかけとなる場合もあります。
今回は、うつ病の原因としてどんなことが関係しているのか、家庭にかかわる事などを紹介します。
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目次
うつ病は家庭環境の変化が原因となる場合も
うつ病の大きなきっかけとしては、身近な人の死などの大きな悲しみが挙げられます。
親や兄弟姉妹などの身内の死、親友の死やペットの死など、自分にかかわる何かを失うことによって引き起こされます。
確かに身近な人が亡くなるとショックですよね。
しかし、その悲しみを乗り越えるために、他の人のアドバイスや存在が大きくなります。
一時的にうつ状態になっても、すぐに回復することが多いのですが、中にはうまく回復できずにうつ状態が続く人もいます。
就職や転職、昇進や昇級など新しい生活や仕事のステップアップが原因でうつ病を発症する場合もあります。
リストラや降格などのマイナスだけでなく、一見プラスと思えることでもうつ病の原因となるのはなぜでしょうか?
プラスにしろマイナスにしろ、自分で自分にプレッシャーを与えてしまっているのが原因です。
結婚や離婚、出産や引っ越しなどもうつ病のきっかけとなる場合があります。
うつ病は幼少期の家庭環境が原因となる場合も
現在の原因がきっかけとなってうつ病になる場合もあれば、幼少期の家庭環境が遠因でうつ病になる人もいます。
ではどのような幼少期の家庭環境がうつ病の遠因となるのでしょうか?
「褒められすぎた幼少時代」が原因です。
よく子どもは褒めて伸ばせ、と言いますよね。
確かに、上手にできた時、できなかったことができた時にはしっかりと褒めてあげましょう。
しかし、できないことはさせない、できることだけをして褒められていた子どもは、挫折を知りません。
学校に行っている間は、親ができなさそうなことはさせない、しなくていいよ、と育てていると、子どももできそうにないものは避けるようになります。
親の目が届く間はいいのですが、社会人になって世間に出ていくとそううまくはいきませんね。
人生で初めて味わった挫折が社会人になってから、ではどうやって立ち直ったらいいのかが分らないのです。
経験がないから、立ち直り方がわからない、対応方法がわからない…
そのために、些細な挫折で精神バランスを崩して、うつ病を発症してしまうのです。
セルフチェック!子どものうつ病の原因は家庭にあり?
子どもでもうつ病になる可能性があります。
我が子がうつ病になる可能性があるか、チェックしてみましょう。
- 生まれつき気分が不安定になりやすい
- 家族にうつ病の人がいる
- 両親が離婚
- 再婚したり、病気がち、虐待されたことがあるなど、不安定な家庭環境
- マイナス思考が強い
- 友達がいない、つくれない
- 受験勉強などでストレスを常に感じている
- 親や周囲から「何をやってもダメな人間」といつも言われている(自己評価が低い)
さていくつ当てはまりましたか?
たくさん当てはまるほど、うつ病のリスクが高まります。
また、自己肯定力の高い子どもは、うつ病になりにくい傾向があります。
自己肯定力が低い、自己評価が低い、自尊心が低い子どもは、周りの意見や評価に左右されやすいです。
マイナス思考をする傾向にあり、ナーバスになりがちです。
自分から行動を起こそうとする意力が弱く、何をしても自分はうまく出来ないとしり込みしてしまいます。
勉強しても成績が悪く怒られた。
どうせ勉強しても自分はバカだからとマイナス思考から抜け出せなくなり、うつ病になるのです。
うつ病を治療する方法は?
うつ病はどうやって直したらいいのでしょうか?
病というように、うつ病は病気です。
医師の診断を得て、しっかりと治療する必要があります。
医師が休みましょう、と診断すれば、学校や会社を休んでしっかりと治療に努めましょう。
薬は抗うつ剤などがあります。
脳内のセロトニンやノルアドレナリンの働きを強めて、うつ気分を取り除いてくれます。
症状や状態によって、いろいろな薬を使い分ける必要があるので、医師の判断に任せましょう。
薬を飲んだからといってすぐに効果が現れるわけではありません。
1〜3週間くらいは最低でもかかります。一般的には2〜6ヶ月くらいで改善が見られます。
一旦改善したように見えても継続して服薬が必要です。再発防止のため、6〜12ヶ月くらいは治療を続ける方がいいですね。
うつ病の再発率は高いのですが、効果が出た時の薬を継続して服薬していると再発率が下がります。
詳しくは医師が診断、説明してくれるので、くれぐれも自己判断で服薬を止めないようにしましょう。
家庭にうつ病の人がいる場合、理想の家庭環境は
家庭にうつ病の人がいる場合は、どのようなことに気をつけたらいいでしょうか?
必要以上に気を使うと、本人も周りも疲れてしまいます。
まずはありのままを受け入れましょう。
食事が不規則な場合には、極端な拒食でなければ、本人のペースに任せましょう
朝起きてこない場合には、そっとしておきましょう
最初のうちは本人のしたいように、そのままさせてあげましょう。
回復の様子が見えてきたら、生活のリズムが整うように働きかけてあげるといいですね。
うつ病の人がいるから、と過剰に反応したり、神経質になる必要はありません。
そのような空気が却って患者のストレスになってしまいます。
閉じこもってばかりではつまらないだろう、と無理に連れ出すのもよくありません。
本人のしたいようにさせてあげましょう。
ただ放置するのではなく、うつ病の情報を集めてさりげなく目につくところに置いてみる、など本人が病気と向き合うきっかけ作りは必要です。
今ならネットの掲示板や薬の情報も簡単に調べることができます。
本人が病気と向き合っていく、そのきっかけを作ってあげましょう。