受験勉強のストレスで吐き気など不調が起きる時の注意点や対処法
受験勉強は少なからずストレスが溜まります。
目標としている学校に入るために一生懸命に勉強しますが、やはり勉強しても本番までは不安や緊張の毎日を過ごすこととなります。
ストレスがある一定を超えると吐き気や頭痛などの身体の不調が出てきてしまいます。
吐き気などの症状が出たら、一刻も早くストレスを発散しなくてはいけません。
今回は、受験のストレスで吐き気などの症状が起きたときの注意点や対処法などをお伝えします。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方
食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...
-
声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは
声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...
-
正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫
薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...
-
夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法
夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...
-
ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法
最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...
-
寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法
朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...
-
ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方
いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...
-
アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収
汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...
-
ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法
ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...
-
女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント
女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...
-
肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法
パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...
-
卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由
栄養価が高いことで知られている卵。
<...
-
男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!
更年期というのは女性だけのものと思わ...
-
義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ
女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...
-
大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは
大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...
-
気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法
女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...
-
シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ
長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...
-
爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー
女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...
-
白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ
中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...
-
顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法
顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...
スポンサーリンク
目次
吐き気など受験勉強のストレスで起こりやすい不調の症状
受験勉強によるストレスで様々な不調を起こす場合があります。
まず、倦怠感を感じる場合があります。
机に向かおうとすると体がだるくなる、やる気が起きないといった症状です。
また、頭痛を起こすこともあります。
微熱もあり、風邪と似た症状ですが、薬を服用しても改善しないことが特徴です。
肩こりや首こり、腹痛などを起こすときもあります。
さらに睡眠障害を起こす人もいます。
途中で目覚めてしまう、睡眠が浅い、あるいは寝過ぎてしまうなど、症状はさまざまです。
ほかに、喉のつまりを感じる場合があります。
喉や食道に異物感を感じるのですが、病院で検査しても特に原因が見つからないときは、「咽喉頭異常感症」という診断になるでしょう。
また、吐き気を感じる人もいます。
なんとなく吐き気がする、吐きそうなのにはけない、実際に吐いてしまうなどの症状が見られます。
パニック障害に近い症状で、息がつまる感覚を覚えることもあります。
突然、息苦しくなる、胸が苦しくなると感じます。
ただ、これらの症状は、自分では受験によるストレスなのか、ほかの病気なのか見分けるのはとても難しいので、自分でストレスだと判断するのではなく、医師に相談しましょう。
受験勉強のストレスで吐き気があっても食事摂取は脳にとって必要
受験のストレスで吐きそうになり、「吐いたら困る」と思うと食事を抜きたくなる気持ちも分かりますが、できるだけ、食事はきちんと摂るようにしましょう。
なぜなら、食事を抜くことは、緊張に繋がる可能性があるからです。
食事を抜くと、低血糖になってしまいます。
すると、脳まで栄養や血液が届かなくなってしまいます。
そのような状態になると、脳は、「このままだと活動できない」と判断するので、身体の調子が悪くなってしまいます。
具体的には、緊張や吐き気、動悸などを起こします。
身体を成長させるための栄養も足りなくなってしまいますし、勉強したことを記憶するのに必要な栄養も足りなくなるので、
せっかく勉強したのに物覚えが悪くなって効率が悪くなってしまいます。
受験本格シーズンに入る前も、受験本番も、しっかり食べて万全の状態で臨むことが大事です。
全く食べられない人は少しずつでかまいませんので、できる限り食事は摂るようにしましょう。
受験勉強のしすぎで吐き気がでるほどストレスが溜まった時の対応
受験でストレスがたまってしまったときにはどうしたら良いでしょうか。
ストレスは行きすぎると、体調を崩して勉強どころではなくなってしまうこともあります。
受験期間は勉強が1番ですが、息抜きをすることも大事なことです。
自分の好きなことをする時間も作ると良いでしょう。
また、勉強に目標をたてて、ある程度達成したら自分にご褒美を与えるのはいかがでしょうか?
友達と遊びに行っても、クラブ活動をしても良いし、旅行なども良いでしょう。
特に今は日帰りツアーも人気なので、友達や家族と楽しむ時間を作ると、良いストレス解消になるでしょう。
また、アロマテラピーやお香などの香りもストレス解消になると言われています。
特に香りもののグッズは女性に人気ですので、好きな人は試してみると良いかもしれません。
他に、好きな音楽を聴く時間を作ることも有効です。
音楽にはモチベーションを上げる効果もありますので、受験勉強のやる気を高めてくれるでしょう。
受験勉強のストレスが行きすぎると受験うつになる可能性あり
受験勉強や受験でのストレスが行きすぎると、「受験うつ」を発症することがあります。
もちろん、全ての子どもが発症するわけではありませんが、一歩手前の症状を起こす子どもは多いようです。
特に、自分に厳しく生真面目な子どもが発症しやすいと言われています。
発症すると「こんなことができないなんて」「こんなことになっているのは自分の意思の弱さが原因だ」と考えて、さらにストレスを抱えて症状を悪化させてしまう事があります。
受験うつには、このような症状があります。
まず、夜に眠れず、昼間に眠くなってしまうことです。
他に、食欲減退、逆に過剰な食欲で食べ過ぎてしまう人もいます。
また、少ない運動量で、もしくは何もしていないのに、全身が疲れているように感じる子がいます。
他に、集中力の低下、感情が不安定になってしまう、原因の分からない頭痛、自分の価値を感じられない・漠然とした絶望感などが挙げられます。
お子さんがこのような症状を抱えている、もしくは自分がこのような症状で悩んでいる、という心当たりがないかチェックしてみてください。
受験勉強のストレスで受験うつに‥対処法と治療法
「受験うつ」とは、中高生特有のうつ病の1つです。
受験期間の、周囲の期待や、自分の受験に対するやる気の喪失など、様々なことがストレスとなって発症します。
症状としては、イライラしたり悲しくなったり、引きこもってしまったり、食欲をなくしたり、ネット依存になってしまったりすることが挙げられます。
また、勉強しているにも関わらず成績が落ちてくるといった症状も挙げられます。
これは、うつ病の症状によって脳機能が低下していることが原因で起きるので、うつ病の目安にもなります。
受験うつの治療は、他のうつ病と同じように、薬物治療や精神療法を行います。
しかし、受験うつの患者は未成年なので、最初は副作用がある薬物療法を避け、遊戯療法・絵画療法などの非言語的治療を含めた精神療法を中心に行います。
そのあとで、精神療法に薬物療法を併用する形で治療していきます。
受験うつにならないためには、親が子どもの様子を気にかけておく必要があります。
この年代の子どもは親とのコミュニケーションを避けたがるので、子どもが話を聞いて欲しいときにいつでも聞いてあげられるスタンスを子どもにアピールしましょう。