看護師が運営する美容と健康のサイトです

カラダマモル.com

インフルエンザ潜伏期間中の検査はまだ早い!陰性となり再検査が必要

   

インフルエンザ潜伏期間中の検査はまだ早い!陰性となり再検査が必要

毎年、冬になると流行するインフルエンザ。あの高熱と猛烈なだるさ、1度経験した者には、2度と経験したくないと思います。

特に、流行期には、近くで誰かがインフルエンザに罹っていると、自分は大丈夫なのだろうかと心配になったりもしますね。

激しい症状が出る前に感染がわかれば、早く処置して症状も軽くて済むのではないでしょうか。

果たして、症状が出る前に検査できるものでしょうか。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方


食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...

声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは


声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...

正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫


薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...

夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法


夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...

ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法


最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...

寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法


朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...

ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方


いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...

アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収


汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...

ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法


ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...

女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント


女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...

肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法


パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...

卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由


栄養価が高いことで知られている卵。
<...

男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!



更年期というのは女性だけのものと思わ...

義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ


女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...

大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは


大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...

気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法

女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...

シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ

長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...

爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー


女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...

白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ


中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...

顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法


顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...

スポンサーリンク


 

潜伏期間中にも感染するインフルエンザの脅威

●潜伏期間中からあるインフルエンザの感染力
 インフルエンザの感染力が最も強くなるのは、熱が出てから3日目位です。けれども、インフルエンザは、まだ症状が出ていない潜伏期間であっても感染する可能性があります。
 インフルエンザウイルスは、ウイルスを持つ人の咳やくしゃみなどによる飛沫感染で広がっていきます。インフルエンザウイルスは、鼻・のど・気管・肺などの呼吸器官の粘膜につくと、1日で100万個にも増えてしまうとのことです。ですから、たとえ潜伏期間とはいえ、ウイルスを持つひとの体内から吐き出された息の中には、多少なりともウイルスが混じっている可能性があります。
 そのため、家族の中にインフルエンザに罹った人がいる場合、たとえ自分は元気でも、それはまだ自分に症状が出ていないだけで、本当は体内にウイルスが入っている可能性があるのです。
 では、どうしたら自分の感染に気づき、他の人への感染を防ぐことができるのでしょうか。実は、ウイルスの潜伏期間中感染の自覚がないため、未然に他への感染を防ぐために人との接触を避けるなどの行動は取れないというのが一般的です。

インフルエンザの潜伏期間は何日位か

意外に短いインフルエンザの潜伏期間

昨日楽しく話をした友人がインフルエンザに罹って今日欠席したと聞くと、昨日一緒にいた自分は大丈夫だろうかなどと心配になりますよね。

インフルエンザウイルスがひとたび体内に入ったら、症状が出るまでの潜伏期間というのは、何日くらいでしょうか。

実は、思っているより短く、早ければ16時間位、遅くても5日間位です。

潜伏期間中でも感染する可能性があるのですから、この数日間のうちに感染に気づいていない不特定多数の人から知らぬ間にウイルスをもらってしまうということもあるわけです。

特にインフルエンザの流行中、飛沫感染するウイルスは、病院、会社、デパート、学校、電車・バスといった交通機関など、とにかく多くの人が出入りする場所のどこにでもあると考えた方が良いでしょう。

通常、ウイルスが体内に入ると、免疫細胞が戦って健康な状態を維持しています。

それでも、ウイルスは体内にあるのですから、例外なく体内のウイルスが飛沫で他に感染していく可能性は十分にあるのです。

潜伏期間中の検査はインフルエンザが陰性に出ることが多い!

潜伏期間中の検査は意味があるのか

現在、インフルエンザに感染しているかどうかを検査するために病院や診療所などで使われているのは「迅速診断キット」というものです。

これは、体内のインフルエンザウイルスの量を15分程で測定し、感染が判定できる優れものですが、ウイルスの量がある程度多くないと正確な判定ができないというシステム上の限界があります。

すなわち、ウイルスの量が少ない潜伏期間中や急な高熱・頭痛・悪寒などの初期症状が出ている間は、たとえ感染の可能性が予想されたとしても「陰性」と判定されてしまうことがあるのです。

そのような時、病院などでは、翌日症状が変わらなければ、もう一度検査しましょうと言われるはずです。

このように、潜伏期間中に検査をしてもあまり意味はありません。

正しい検査結果を得たいのなら、少なくとも体内のウイルス量がある程度まで増えた発症後12〜24時間たってから検査を受けましょう。

潜伏期間後に急な発熱!インフルエンザ検査のタイミング

家族や職場の同僚など周りの人がインフルエンザに罹っているからといって、自分に症状が出ていなければ検査をしても意味がありません。

一般的に行われる「迅速診断キット」を使った検査は、体内のウイルス量がある程度多くないと正しい検査結果が得られないからです。

では、正しい結果を得るための検査は、どのようなタイミングで受ければ良いのでしょうか。

急に高熱が出るのがインフルエンザの特徴です。検査を受けるタイミングとしては、この発熱があってから12〜24時間後、つまり体内のウイルスがある程度増えた頃がベストです。

感染がはっきりすれば、抗ウイルス薬を服用できますが、この薬は、発症後48時間以内に服用を始めないと効果を発揮しないとのことです。

このことから、検査は、遅くとも発熱後48時間以内に受けなければならないことになります。

潜伏期間後のインフルエンザの検査方法は?

インフルエンザの検査方法は4つあります。

迅速診断法

「迅速診断キット」というA・B型共に検査でき、15分程で結果が分かるキットを使う方法で、多くの病院で行われています。

これは、鼻やのどの粘膜から検体となる液体を採り、ウイルスの有無を調べるものです。

気をつけなければならないのは、ウイルスの量が少なかったり、その時の流行の程度や検査方法など、諸々の条件に左右されたりして正しい結果が得られない場合があるため、最終的には、患者の実際の症状などを診ながら、総合的に判断をします。

血清抗体検査

ウイルスの抗体が体内にできているかを調べる方法です。発症後、7日以内と回復後の2回血液を採って調べ、約2週間で結果が分かります。

ウイルス分離検査

迅速診断法より高い技術が必要とされるけんさのため、一般の病院などでは行っていません。

発症後3日以内に、喉などから検体を採り、そこから採り出したウイルスについて細かく調べるため、結果が出るまでに5〜10日かかります。

PCR検査

この検査も高い技術を要するため、公的機関などでしか行われません。のど、鼻から採取した検体からインフルエンザウイルス遺伝子を検出し、A・B型の他、その亜型(A香港型、新型インフルエンザなど)までも正確に調べることができます。

関連記事はこちら

 - 検査

ページ
上部へ