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点滴によって起こる血管の痛みの対処法

   

点滴によって起こる血管の痛みの対処法

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点滴は、細い血管に針を通して薬を直接入れるため、痛みも大きく、トラブルもよくあります。

点滴時だけでなく処置後に痛みが出ることもあり、それが、患者の恐怖心を増してしまうのではないでしょうか。

けれども、痛みの原因や対策を知っておけば、実際に点滴をする時の恐怖感が少なくなります。

というわけで、今回は点滴時の痛みについて調べてみました。

血管に点滴を刺すときの痛みの原因は何か

細い針なのに、点滴をする時に痛む理由は3つあります。

アルコール消毒

点滴や消毒をする時、アルコールをしみ込ませた脱脂綿で患部を拭きます。そのアルコールが、針を刺した時の小さな刺し口にしみ込むと、痛みを感じるのです。

点滴が苦手な医療従事者

点滴を打つのが苦手な医療従事者(医療機関や健康診断の機関によって、看護師や臨床検査技師など)が行った場合、針を刺す角度が適切でなかったり、血管以外の場所に刺してしまったりして痛みを感じる場合があります。この場合は、刺した箇所が痛みを感じます。

血管が点滴に向いていない人

子供や老人のように血管が脆かったり細かったりする人の血管は、点滴用の針を刺すのがかなり大変です。

特に、子供に点滴をするのは、病院の関係者でも難しいのです。自分の子供が点滴を受ける時に大声で泣いたりするのを見ると、親は動揺したり、心細くもなります。

さらに、なかなかうまく血管に針が入らないと、病院への不信感も増したりします。

けれども、もともと子供というのは点滴がしにくいものだという認識を持ち、子供が安心できるようにサポートしてやることが大事です。リラックスが成功の秘訣なのです。

点滴を刺した時に血管に痛みを感じる理由

点滴が上手にできれば良いのですが、点滴が下手な人が行うと針が血管から外れてしまい点滴液が漏れ、筋肉に浸透して痛みが生じる場合があります。

そのまま放っておいても、きちんと吸収されれば効果にかわりはありません。

けれども、針が誤って血管を傷つけてしまった場合には、血管炎を起こしていることがあります。

また、点滴液がいつまでも吸収されないまま放っておくと、この血管の液漏れのために、漏れた箇所が炎症を起こしてしまいます。

人によって症状の程度は様々ですが、漏れた箇所の皮膚が赤くなる(発赤)、腫れ上がる(腫脹)、皮膚が熱を持つ(熱感)、触ると痛みむ(疼痛)等の反応が起こる場合があります。

点滴の失敗は、医療現場では日常診療の中で一定の確率で起こりうることと捉えられているようですが、このよう場合は我慢をせず、針を刺し直してもらったり、それでも痛みが治まらなければ別の場所に刺してもらったりした方が良いでしょう。

点滴時の血管の痛みを和らげるには

点滴の痛みで毎日憂鬱にならずにすむよう、痛みを少しでも和らげる方法があります。

アルコールに代わるもので消毒してもらう

しみて痛みを感じるアルコール以外にも、ヒビテンのように消毒作用のあるものがあります。

「アルコールだとかぶれやすい」などの理由で、アルコール以外のしみない消毒液を使ってもらい、少しでも点滴の痛みが少なくなるようにしましょう。

血管がよく見えるようにする

血管が見えにくいのは特に女性に多いのですが、血管がよく見えないと、針が血管にうまく刺さらず、痛みを感じることが多くなります。

そこで、針を刺しやすくするために血管をよく浮き出させるようにすると良いです。

具体的には、注射する箇所を温めたり、手を下向きにして、手の平を結んだり開いたりすると血管が浮き出て見えやすくなります。

血管に痛みが出た持続点滴の体験

現在、私は「ウテメリン」(子宮の張り止め薬)2Aを24時間30ml/hで打っています。入院当初は少なかったのですが、効果が見られなかったため、現在は多く落としています。

この「ウテメリン」は、血管痛や腫れなどの副作用があり、長い間点滴を続けると、血管がボロボロになってしまいます。

今日1日左腕が赤く腫れてズキズキ痛みました。血管の損傷を避けるため、左右の腕交互に刺し替えています。

初めのうちは、1週間に1回刺し替えるはずでしたが、結果的に4日くらいで血管が痛くなり、刺し替えてもらうことになりました。これは、他の方もほぼ同じのようです。

きちんとした太い血管に刺し替えなければいけないので、左右両腕で5、6本の血管をローテーションしています。

今後、血管の損傷がひどくなると、刺し替えのタイミングが早くなるけれど、十分に回復していない血管に再び刺すようなことがあるかも知れないし、腕以外の血管に点滴したりするようになるのかも知れない。これらのことが、とても怖く、憂鬱な気分ですごしています。

静脈炎かも知れない点滴での血管の痛み

一般的に行われている比較的簡単な点滴は、腕の末梢静脈に細く短いカテーテルを入れ、薬などを点滴する方法です。

血管が細いので薬の刺激を受けやすく、痛みが出たり血管が傷ついたりすることがあり、特に点滴中や処置後に次のような症状が見られると、「静脈炎」が発症している可能性があります。

  1. 腕が痛む。
  2. 血管のまわりが腫れる。
  3. 腕が痛み、服の着替えや鞄を持つのがつらい。
  4. 腕が痛み、タオルや雑巾が絞りにくい。
  5. 点滴した腕の外見上の変化が気になる。

静脈炎は、点滴する薬の酸性度やアルカリ性度が大きく影響しています。血液のpHは7.34〜7.45ですが、酸性やアルカリ性が強い薬を点滴すると血管に刺激を与え、「静脈炎」発症の可能性が高くなります。

このような薬を使用し続け「静脈炎」がひどくなると、血管がもろくなります。

こうなると、カテーテルが血管になかなか入らない、また中に入っても、少しするとカテーテルが血管外に出、薬が血管外に漏れてしまう(血管外漏出)などの危険性も高まると言われています。

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