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採血の結果が出るまでの時間が長い!血液検査の内容と待ち時間

   

採血の結果が出るまでの時間が長い!血液検査の内容と待ち時間

健康診断などで採血をすると、結果が出るまでに結構時間がかかることがありますよね。

採血をしてから結果が出るまでに、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。

血液検査の内容によって、待ち時間の短いものや何日か待たなくてはいけないものなどあるようです。

血液検査でどんなことを調べるのか、その待ち時間はどの程度か調べてみました。

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採血をしてから結果が出るまでの待ち時間が長い理由は?

血液検査をした後は、その結果を聞くために来院します。

そのとき、病院によって来院日が1週間後であったり、2週間後であったりと、日数にずれがあるのはどうしてなのでしょうか。

また、血液検査をして結果が出るまでには、どのくらいの時間がかかるものなのでしょうか。

検査後の来院日が病院によって異なる理由の1つには、医師の勤務シフトの関係があります。

1週間で結果が出たとしても、外来に担当の医師がいないときや、担当の医師が決まった曜日しか出られないときは2週間後になることがあります。

また、土日をはさむとその分結果が出るのが遅くなったりします。

薬を飲み続けて体調がどう変わったかを確認するために、2週間後という場合もあります。

ほかには、外注検査をする場合に、来院日が2週間後になることがあります。

検査の設備が整っていない病院では、採血した血液を別の病院や機関に送り検査します。

院内でできない検査は、外注検査といって、院外で検査するので、結果が届くまでに時間がかかると、次回来院日までの日数も長くなります。

検査項目によっても待ち時間は異なります。基本項目だけなら1時間以内に結果が出ますが、中には結果が出るまでに1週間以上かかる項目もあります。

血液検査ではどのようなことを調べるのか

健康診断や人間ドックでは必ず血液検査が行われます。

血液は体中に栄養や酸素を行き渡らせるだけでなく、老廃物などの体に必要無いものも運んで体外への排出を助けます。

血液を調べると、臓器や組織の状態など、たくさんのことがわかるのです。

血液の病気があるときでも、赤血球・白血球・血小板・血漿蛋白のうち、どの系統の病気なのかおおよそのことがわかります。

が血液検査の項目と何を調べる検査なのかを以下に紹介します。

基本的なものでは、細菌感染を起こしているかどうかわかる「白血球数」、貧血かどうか、どのタイプの貧血なのか調べるのに役立つ「赤血球数」と「ヘモグロビン」、血液中にどのくらい赤血球があるのか調べる「ヘマトクリット」、出血したときに傷口をふさぐ機能が損なわれていないかどうか分かる「血小板数」、炎症や組織崩壊がわかる「血沈」があります。

また、血液病の診断には「骨髄穿刺」、血友病の診断には「活性化部分トロンボプラスチン時間」というように、疑われる病気によって重要となる項目も変わってきます。

このように血液検査といっても様々な項目があり、基本項目だけ検査する場合もありますし、より詳細な血液検査を行う必要がある場合もあります。

採血による血液検査をする目的は?

検診を何度かするうちに、年齢によって検査内容も変わっていくことに気が付くと思いますが、採血はどの検査でも必ず行われます。

毎回採血をして血液検査を行うのはなぜでしょうか。

血液検査の主な目的は生活習慣病や癌といった病気の早期発見、早期治療のためです。
血液中のどの成分を調べるかによって疑われる病気の種類も異なります。

血液を遠心分離器にかけると、血漿成分と血球成分に分かれ、層になります。

血液の成分を分離させてできた層のいちばん下に沈んでいるものが血球です。この血球の検査が最も基本的な検査になります。血球検査だけでも、いろいろなことがわかります。

血清成分を調べるとさまざまな病気の発見に役立ちます。

具体的には腎不全、肝硬変、糖尿病、胆石、各種癌といった病気です。あらゆる臓器の状態が値で示され、病気かどうかを判断できます。

血漿成分の検査は生活習慣病の発見に役立ちます。心臓病や脳梗塞につながるおそれのある糖尿病、脂質代謝異常がないか判断できます。

生活習慣病を早期発見することで、それ以上悪化しないうちに対処することができます。

血液検査で気になる数値が出た場合、生活を改善して数値を正常に戻すことも可能です。

このように。病気の早期発見、早期治療だけでなく病気の予防にも役立つのが血液検査です。

おたふく風邪も血液検査でわかる!採血から結果が出るまでの時間

おたふく風邪は感染してから症状がでるまでの期間がとても長い病気です。そのため感染の有無がわかるまでに日数を要します。

1週間目からはCF抗体検査を受けましょう。

CF抗体検査をすると、おたふく風邪の疑いがあるかどうか、比較的早いうちに調べることができます。

おたふく風邪のウイルスが体内に入ると、体の中ではウイルスに対して抗体が作られます。

抗体をつくるときに分泌されるN蛋白の数が、どれくらい増えているかをみるのがCF抗体検査です。

N蛋白の量が増えていれば、おたふく風邪に感染している可能性が高いことが分かります。

10日からはELISA抗体検査を受けましょう。

IgG抗体検査は、10日以上経ってからのほうが正確な結果が出やすくなるそうです。

CF抗体検査とIgG抗体検査は一緒に受けることをおすすめします。なので10日経ったらすぐに2つ同時に検査する方が良いです。

どちらの検査も採血から結果が出るまでに早くて3日、遅いと5日ほどかかると言われています。

2つを同じに受ければ結果を聞くための来院も1回で済みますね。

正しい結果を得るために、採血を受ける前の10時間は絶食を

検診などで血液検査を行うとき、午前中に検査をする人は夕食後から検査までを10時間以上空けるように、また午後からの検査の人は朝食を食べた後は何も食べないように指示があります。

胃や腸の検査ではないのに、どうして絶食が必要なのでしょうか。

血液検査の前10時間以上絶食が必要な理由は、検査の項目の中に、空腹時に行う検査が含まれているためです。

食後に検査を行ってしまった場合、食事時間と採血時間をはっきりと把握していないと診断が難しくなる項目もあるということです。

採血は早朝、空腹時に安静な状態で行うのが最も良いとされています。

しかし夜遅くに食事を摂ったり食べ過ぎてしまったり、あるいは朝うっかり食事を摂ってしまうことも考えられます。

このような場合でも、診断にそれほど支障をきたさない項目もありますから、検査はできるそうです。

検査前に喉が渇いてしまった場合の水分補給は飲みすぎなければ大丈夫です。

飲み物は水かお茶にして、甘い飲み物や脂肪分のある飲み物は摂らないようにしてください。

脱水の状態で検査をすると、ヘモグロビンの数値が高く出ることがあります。

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