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知っておきたい虫垂炎手術後に生じる痛みと適切な対処法

      2017/08/03

知っておきたい虫垂炎手術後に生じる痛みと適切な対処法

一般的に「盲腸」とも言われる虫垂炎。

腹部に激しい痛みを伴い、手術による治療が一般的です。

しかし、手術後も痛みが残ってしまったり、その後の生活に影響が出てしまうこともあるようです。

そこで今回は、虫垂炎で生じる痛みや手術後の完治への流れなどをまとめてみました。

どんな人にも起こりうる虫垂炎。

ぜひ参考にして、正しい対処ができるようにしておきましょう。

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手術後に痛みも…虫垂炎になる原因は?

虫垂炎とは、一般的に「盲腸」と呼ばれている右下腹部の盲腸から伸びる虫垂がウイルスにより炎症を起こしてしまう疾患です。

虫垂炎を引き起こしてしまうのは、生活の中で誰にでも起こりうる原因がほとんどです。

便秘

特に女性に多く見られる便秘は、便が腸内に溜まっていくことで虫垂が圧迫され、炎症を起こしやすくなります。

ストレス

ストレスをため込むことで体内の免疫が下がり、ウイルスの侵入・炎症を起こしやすくなってしまいます。

暴飲暴食

暴飲暴食により、胃腸に負担がかかることで虫垂にも様々な影響を与える原因になってしまいます。

いくつかの原因が併合して、虫垂炎を誘発することも多く、生活習慣や腸内環境を日頃から意識して整えておくことも大切です。

虫垂炎は普通の腹痛とは違い、かなりの痛みを伴うので右下腹部に激しい痛みを感じた場合は、虫垂炎を疑ってみましょう。

虫垂炎の主な症状

では、次に虫垂炎の主な症状を見ていきましょう。

多くの場合、虫垂炎を引き起こすとまずは、みぞおちから下腹部にかけてチクチクとした激しい痛みを感じるようになり、徐々に右下腹部に痛みが移動していきます。

普通の腹痛の痛みとは比べ物にならないような激しい痛みを引き起こす虫垂炎は、立つことも座ることも困難な状態になってしまう場合もあります。

症状によっては37度くらいの微熱から38度〜39度程度の高熱が出ることもあります。

その他にも下痢や嘔吐、悪寒などの症状が生じる場合もあります。

虫垂炎は初期症状ほとんどありません。一気に激しい痛みに襲われるケースが多い疾患です。

みぞおちから右下腹部の方に激しい痛みが移動した場合は、虫垂炎の可能性が高いと言えるでしょう。

慢性虫垂炎になってしまえば、激しい腹痛がおこらないこともあるようです。右下腹部の違和感や微熱程度で症状が落ち着く場合もあります。

虫垂炎手術後に襲った痛みとは?

実際に虫垂炎を患い、手術によって回復した方にお話を聞いたところ、手術はスムーズに終了し結果も良好。

手術後も大きな問題もなく過ごしていたそうです。

気になっていた手術後の痛みは、季節の変わり目や天候によって、多少軽い痛みが生じる程度で、特に問題はなかったそうです。

しかし、虫垂炎手術から2年ほどたった時に、今までに感じていた痛みとは比べ物にならないほどの痛みを手術箇所に感じたそうです。

くしゃみやあくびなど、腹筋に力が入ると特に痛みを感じるようになり、日常生活のも支障をきたしてしまい、不安に思いすぐに病院を受診したそうです。

結果は患部に海が溜まっており、手術によって取り除くことに。

虫垂炎手術後に必ず起こる症状というわけではありませんが、2年経っても違和感を感じる場合もあるので、一度虫垂炎を起こした方は身体の変化にも注意しておきましょう。

激しい痛みが襲う虫垂炎の治療と手術後の流れ

虫垂炎の治療は大きく分けて2つ、薬物療法と手術によるものになります。

薬物療法

症状が初期、あるいは軽度の場合は薬により症状を抑える治療をすることになります。

今までは虫垂は切除しても問題ないとされる意見が多かったため、手術による治療が主でしたが、近年虫垂によって大腸細菌のバランスが保たれていることがわかり、虫垂を切除することで腸内環境が崩れ免疫力の低下につながってしまいます。

腸内の免疫が下がることで、ウイルス感染・炎症などまた違う病気にかかってしまう確率が高くなってしまうため、薬物により切除しない治療が注目されるようになりました。

しかし虫垂を切除しないことで、繰り返し虫垂炎になってしまう可能性も考えられます。

手術

症状が重度、あるいは薬物治療では改善が見られない場合は、虫垂の切除手術になります。

今までは開腹手術が主流でしたが、最近ではより体に負担が少ない腹膜鏡下手術での施術が増えています。
手術は1〜2時間程度で、入院は1週間〜1ヶ月程度になるでしょう。

虫垂炎手術後の痛み・処置

虫垂炎での手術は先述の通り、開腹手術か腹膜鏡下手術になります。

開腹手術よりも腹膜鏡下手術の方が、回復が早く入院期間も短くなる傾向にあります。

最近は腹膜鏡下での手術が増えていますが、症状が重篤な場合は開腹手術による施術になるようです。

手術後の経過が問題なければ、5日〜1週間、経過によっては1ヶ月程度の入院期間となっています。

手術後、虫垂に軽い痛みを感じる場合もあります。

その原因としては、傷口に膿が溜まり炎症・化膿してしまったり、腸が癒着を起こしたりする場合があります。

手術後に痛みや違和感を感じた時には、早期に担当医に相談するようにしましょう。

手術後にも注意して!虫垂炎の痛みと生活

虫垂炎の手術後にはいくつか生活の中での注意点があります。

まず先ほどもお伝えしたように、患部に違和感や痛みを感じた時には早期に病院を受診するようにしましょう。

場合によっては合併症を引き起こしてしまうこともあるので、身体の変化や傷口の状態などには注しておきましょう。

術後は激しい運動を避け、散歩やウォーキングなど無理のない程度の運動に留めておくことをおすすめします。

その他にも気になる点は、なるべく医師に相談するよう、術後しばらくは状態が落ち着くのを見守りましょう。

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