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血圧が高い時の病院へ行く必要性とタイミング

   

血圧が高い時の病院へ行く必要性とタイミング

よく健康診断などで血圧が高いと指摘される、あるいは自宅の血圧計で計ったら血圧が高い場合などがありますよね。

血圧は計る時と場合によって数値も違ってきますから、直ちに異常を感じる必要はないかもしれません。

また、多少血圧が高くても、自覚症状が無いことが多いものです。

血圧が高い場合、病院で医師に相談すべきなのか、また病院へ行くタイミングについて、ご紹介します。

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と言われたけど、そもそも血圧ってなに?】

血圧が高いからと病院へ行く前に、知っておきたい血圧の知識

そもそも、血圧とは何なのでしょうか。ひと言でいえば、血圧とは、血液が血管の内壁を押す圧力を指します。

この圧力とは、「心拍出量」と「血管抵抗」の2つの要因によって決まります。

心拍出量とは、おもに心拍数などが関係してきます。

例えば、運動をした後には心拍数が上がるため血圧が上がり、逆にリラックスしている状態、あるいは睡眠中などは心拍数が下がるため血圧が下がります。

血管抵抗とは、血管壁の弾力や血液の粘度などが関係してきます。

血管壁の弾力は加齢のほか喫煙、飲酒などが原因となって失われ、硬くなってきて血圧が上がることにつながります。

血液の粘度は、脂肪分の多い食事をしたりすることなどが原因で上がり、いわゆるドロドロの血液となって血圧が上がることになります。

血圧はこのように心拍出量と血管抵抗のバランスによって変動しますから、毎日測定している場合にはできるだけ同じ時間、同じコンディションで計ると、より正確で参考となる測定値が得られることになります。

血圧が高い場合、受診すべき診療科目

健康診断では血圧測定がつきものですが、そこで血圧が高いと指摘された場合、どのようにすればいいでしょうか。

一般的には、よほど高い数値でない限り、直ちに病院に行かなければならない、というわけではありません。

血圧は、普段は正常であっても、測定する際に抱いているストレスや緊張などが原因でも変動するからです。また、医師や看護師に測定されると、緊張して血圧が高くなってしまう白衣性高血圧である場合もあります。

普段の血圧が高いかどうか、定期的に自宅で測定することが重要です。その際に、測定値と日時をメモしておくとよいでしょう。

血圧そのものはあくまでも測定項目のひとつに過ぎませんが、血糖値やコレステロール、尿酸値など、ほかの項目とも合わせて結果を見ることが大事です。

高血圧の場合、心臓や腎臓など他の臓器の診断結果と照らし合わせて、総合的に何らかの病気が潜んでいる可能性があり治療が必要とされる判断材料となります。

また、糖尿病や脳卒中などの既往歴がある人も、血圧の測定値には注意が必要です。

高血圧の場合、受診すべき診療科目としては、まずは内科、特に循環器内科を標榜している病院が一般的です。

高血圧が原因の病気、心当たりが合えば病院へ!】

血圧が高いことで発症する、病院へ行くべき症状

高血圧は、そのままでは自覚症状が無いことが多いのですが、症状が重篤ともいえるほどに進行してから、ある日急激に発症することがあります。

このことから、高血圧はサイレントキラーとも呼ばれていて、決して甘く見てはいけません。

高血圧の自覚症状として多いのは、耳鳴りです。

耳鳴りは様々な原因によって起こる症状なのですが、高血圧による場合には、耳の近くを走る血管を流れる血液の流れに異常がある場合、雑音として聞こえることが多いものです。

耳鳴りは疲れている時やストレスなどによっても生じるのですが、血圧が高い状態が続いている場合には、脳梗塞や脳出血などの命に関わる危険をはらんでいるため、注意が必要です。

耳鳴りのほかにも、頭痛や肩こり、めまいなどの症状が現れることがあり、放置しておくとやはり脳や心臓に重い疾患が生じることになりかねませんので、このような自覚症状がある場合には直ちに病院を受診すべきです。

病院で血圧を測ってもらうと緊張していつもより高くなるの?】

病院よりも自宅で毎日血圧を測定することのすすめ

高血圧は知らず知らずのうちに進行するものであり、自覚症状が現れた時にはすでに重篤な症状となって手遅れ、ということもあります。

そこで、毎日血圧を測定することが望ましいのですが、病院へ毎日行くのも面倒ですし、病院で計ると緊張している場合が多く血圧の値が高めに出る傾向があります。

自分の正しい血圧を知るには、やはり自宅で血圧計を用意して測定するのが望ましいといえます。

それでは、自宅での理想的な測定方法とは、どのようなものなのでしょうか。

朝測定する場合は排尿後の朝食前、また夜測定する場合は眠る前に、正しい姿勢で2回測定してその平均値を記録するようにします。

この測定する場合の正しい姿勢とは、背筋を伸ばして椅子に座り、測定器の帯が心臓と同じ高さになるように巻き、手のひらを上に向けて力を抜いた状態で測定するようにします。

正確さを期すためにも、できれば毎日朝晩ともに計るようにしたいものです。

低血圧にも注意が必要!】

血圧は高い場合だけでなく低い場合も要注意

高血圧が体に及ぼす危険性に触れてきましたが、逆に低血圧の場合はどうなのでしょうか。

低血圧の場合は、高血圧と比べて命に関わるような危険が低いため、自覚症状が無い場合には特に治療をしない場合がほとんどです。

加齢とともに血管壁の弾力が失うことにより血圧が上昇するなどで、自然と低血圧が解消されるケースも少なくありません。

ところで、低血圧は季節的には春から夏にかけての時期に、また1日では午前中に多く見られる傾向があります。

また、10代から30代の若い女性に多く見られ、特に小学生の中には低血圧が原因で学校へ行かなくなるということもあります。

低血圧になる原因としては、食生活の乱れやストレス、運動不足、遺伝など様々です。

他にも、心拍出量や血管抵抗など血液の循環器や臓器の機能が低下したことによる血圧低下も考えられます。

低血圧を引き起こす病気である、いわゆる低血圧症の場合には、治療を行う必要があります。

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