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ヨーグルトを毎日食べていると乳がんのリスクは上がる?真相解明

   

ヨーグルトを毎日食べていると乳がんのリスクは上がる?真相解明

最近特に健康食品として注目を浴びているヨーグルト。様々な効果や乳酸菌が発見され、いろいろとヨーグルト自体の種類が増えていますよね。毎日食べている人も多いと思います。

しかし、そんなヨーグルトに関するある話があるのを知っていますか?

「ヨーグルトを毎日食べると乳がんの発生率が上がる」

乳がんの発生は乳製品の摂り過ぎと関係があるという話なのですが、聞いたことがある人もいると思います。それはどういうことなのか?本当なのか?

乳がんの発生リスクについて考えてみましょう。

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噂は本当?ヨーグルトを毎日食べると乳がんのリスクが上がる?

ヨーグルトが乳がんの原因になるの?

それは本当なのでしょうか?

スーパーには様々な種類のヨーグルトが並んでいます。

最近ではギリシャヨーグルトなど濃厚なものや、脂肪分ゼロ、豆乳を使ったものなどさまざまです。

給食で牛乳が出ていますが、おそらく給食で牛乳が出されるようになり始めた方は今ごろ50〜60歳代になっています。

 

昭和の世代は牛乳を摂るように推奨されていて、家でも飲んでいた方がほとんどだったと思います。

しかし、乳がんの患者数の増加が指摘されるようになったのは、ここ最近のことです。

 

国立がん対策情報センターの資料で1965年と2011年のデータを比較してみると、40歳代の乳がんで亡くなった方は、人口10万人あたり1.8倍になっているのがわかります。確かに乳がんの患者は増加の傾向にあるようです。

ですが、出産経験や回数、出産年齢によって乳がんの確率に違いがあることが指摘されています。

乳製品やヨーグルトで乳がんになるということは、確証や根拠が示されたデータは発表されていないので、明確な情報ではないということがわかります。

ただ、どの食品でも同じことが言えますが、健康を考えて1つの食品を食べ過ぎると栄養が偏ります。栄養バランスが重要です。

例えばカルシウムでいうと小魚を丸ごと食べるのが効率がよいと思われます。

乳製品やヨーグルトと乳がんの関係だけでなく、アメリカからの輸入牛によるホルモンなどの説もああります。

ヨーグルトと乳がんの関係〜がんは毎日5千個できている!

乳がんを予防するために

実は欧米では8人に1人の割合で乳がんになっています。日本でも女性のがんの中でトップになっていて、30人に1人が乳がんを発症しています。さらに増加の傾向にあります。

がんの患者の食事指導(5千人以上)を担当してきた幕内秀夫さんが乳がんの患者の食事の類似点を発見しました。

80%以上の乳がん患者が朝の主食にパンを食べており、その他にはスパゲティ、ヨーグルト、お菓子を好んで食べていたのです。

食事の欧米化が進み、このことが多くの問題を抱えていて、特に乳がんにはとても大きく影響を及ぼしているのです。

がんの原因は数多くあり、タバコ、車の排気ガス、さまざまな有害物質、紫外線、放射線などが挙げられますが、健康な人でも毎日5千個ほど発生しているそうです。

それなのになぜ発病しないのかというと、免疫細胞の働きでがん細胞を処分してくれているからです。

免疫細胞がきちんと働いてくれれば大丈夫なのですが、免疫力が落ちると大変なことになります。

免疫力が落ちる原因として大きなストレス、疲労、睡眠不足などが挙げられます。免疫力を含めて身体の健康状態が大切なのです。

毎日摂っている食事が、身体をつくっています。身体に悪いものを食べれば状態が悪くなります。

実は伝統的な日本食、味噌汁、漬物などが健康な身体のためにとてもいいのです。

ヨーグルトは毎日食べてもいいの?乳がんとの関係

乳製品と乳がんの関係は?

ヨーグルトが乳がんの原因と言われているのは、乳製品に含まれる脂肪やエストロゲン(卵黄ホルモン)が作用すると考えられるからです。

現在確認が取れているのは、

  • ヨーグルトや小麦粉、果物を多く摂取している国は乳がん発生率が高い
  • 欧米のほうがアジアよりも発症率が高い
  • 十数年前から日本でも発症率が上がっている

などです。

これらの事実を見てみると、食事が乳がんに大きく関係している、糖分や脂肪分の過多の摂取がよくない、食事が欧米化してきた日本で発症率が上がっているというのは本当のようです。

しかし、ヨーグルトだけが悪いわけではないのです。

調査機関にもよりますが、ヨーグルトが乳がんの原因の1つといわれているのは「毎日過剰に食べた場合」なのです。

毎日1カップのヨーグルトを食べることが乳がんを発症する原因にはならないのです。

ヨーグルトも適量が一番いいのです。ヨーグルトは食べることで乳酸菌の恩恵を受けることになります。

しかし、食べ過ぎはよくありません。動物性の脂肪分を摂り過ぎると乳がんの原因になってしまいます。あくまで適量です。

毎日適量にヨーグルトを食べて、他の食事に変化をつけてみるのはどうでしょうか。

毎日の食事が大事!乳がん予防の対策は?

乳がんの予防には食生活が大きく関係しています。そして発症率を下げる方法もいくつか判明しています。

例えば肥満の予防です。閉経後の女性の肥満は乳がんの発症の可能性を大きく上げてしまいます。

肥満は他にも生活習慣病の原因になります。太り過ぎには気をつけましょう。

飽和脂肪酸は要注意!動物性脂肪は摂り過ぎない

動物性脂肪の多い脂身のついた肉や乳製品には飽和脂肪酸が多く含まれています。この飽和脂肪酸が乳がんの原因の1つ。食べるときは注意しましょう。

飽和脂肪酸は加工食品にも多く含まれています。お菓子などを食べ過ぎないように気をつけましょう。

ミラノにある国立がん研究所のサビナ・シエリ氏たちは、欧州の10ヶ国の約37万人の女性を、平均11.5年調査してきました。

一番多く飽和脂肪酸を摂っていた女性(1日47.5g)は、摂取量が一番少なかった女性(15.4g)よりも、28%も乳がんのリスクが高かったそうです。

シエリ氏は「摂取カロリーの10%以内に飽和脂肪酸の摂取を抑えるといいでしょう」と語っています。

摂取カロリーが2000キロカロリーの人は、200キロカロリー未満に飽和脂肪酸の摂取をすることで乳がんのリスクが減ります。

発見!乳がんを予防する食材

それは、抗酸化作用がある食材です!食事にうまく摂りいれて乳がんを予防しましょう。

ビタミンA

ビタミンAに含まれるβ-カロテンを多く摂ると、がんの発症率が低くなるという報告もあります。

抗酸化効果以外の作用がβ-カロテンにはあってがんを抑制しているのではないかということも言われています。

β-カロテンには悪玉コレステロールの酸化を防ぎます。この抗酸化効果で乳がんの発症を防ぐことにも効果があるのではと注目されています。

ビタミンAが多い食材
レバー(鶏、豚)、アンコウ、うなぎ、ギンダラなど

ビタミンC

ビタミンCには免疫力を強化して、ウイルスなどの感染を防ぐ効果があります。
また、がんの原因の一つであるニトロソアミンを作るのを防ぎます。

そして、抗がん作用のあるインターフェロンを体内で作られるのを促進する作用もあります。

ストレスに対しても効果があります。アドレナリン(抗ストレスホルモン)を分泌させてストレスに対抗します。

ただビタミンCは失われやすいビタミンでもあります。睡眠不足の人、タバコを吸う人、ダイエットまたは偏食の人、外食の多い人、激しい運動や労働をしている人は要注意です。なるべく減らさない生活を心掛けましょう。

ビタミンCが多い食材
果物、緑黄色野菜に多い。お勧めはイチゴです。手に入りやすいので手軽に摂取できます

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