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突然低体温に!原因と対策を知って体温が上げよう!

   

突然低体温に!原因と対策を知って体温が上げよう!

特に何かあったわけでもないがなんとなく体調が悪い…

熱があるのかもと体温計で測ってみると34℃台でまさかの低体温…

これは結構びっくりしますよね。発熱ならまだしも低体温だとどうしていいか分からなくて不安になってしまいますね。

ここでは、低体温を引き起こしてしまう原因や対策法についてご説明していきます。

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突然低体温に!原因を考える前に基本をおさえよう

まず、体温の基本的なところから学んでいきましょう。

体温とは何か

人間の体は熱を発しています。この熱の温度を体温といいます。この体温はどの部分を計測するかにより大きく変わってくるものです。

よく計測される場所として腋窩、口腔、直腸がありますが、これらの温度はそれぞれ異なり、腋窩をベースとしたとき、口腔は約0.2℃ほど、直腸は約0.5℃ほど高くなります。

人間は恒温動物で、体温を一定に保とうとする機能が備わっています。何らかの原因によりそこから大きく変動すると生命の危機につながることもあります。

熱はどうやって作られるのか

人間の体はどのようにして熱を作っているのでしょうか?

当たり前のことですが、何にもないところから突然熱が発生することはありませんね。

体の熱は食べ物から作られます。

糖質、タンパク質、脂質といった栄養素が化学分解されることによって作られ、それが血液などの体液により循環することで全身が熱を持つようになります。

突然低体温に!原因を考える前に知っておきたい本来の日本人の平熱

「熱があるな‥」「少し休んだ方がいいかな‥」と感じる体温は大体どのくらいからでしょうか?

37℃を境にしている人が多いかと思います。

37℃以上あると、周りの人も「大変だね」「休んどいて」という声をかけますよね。

しかし、もともと日本人の平均体温(10〜50歳前後の男女3000人以上に対する調査)は36.89℃±0.34℃だったようです。

つまり36.5℃〜37.2℃であれば普通なのです。少し驚きませんか?

今の時代、それだけの体温がある人はあまりいませんよね?

実は、冷房や冷蔵庫の普及、運動不足・筋力不足、自律神経の乱れといったことから、現代人の体温が下がってきているんですよね。

病気になる人が増えていますが、体温が下がっていることも原因の一つかもしれません。体温が36.5℃以下の人は気を付けた方がよいでしょう。

低体温症の具体的な症状とは?

人間は低体温になると、血行が悪くなり、免疫力が低下して、代謝が悪くなります。

具体的にどのような症状が引き起こされてくるのでしょうか?

健康的な人の体温とされる36.5以上では、血行がスムーズで、免疫力が高く、代謝が活発です。

病気になることはほとんどありません。36℃になると、体が冷えを認識し、熱を作ろうと体が震えさせようとします。

35.5℃では、代謝機能や排泄機能が低下し、自律神経が乱れ始め、体のあちこちで不調がでてきます。

35℃になると、内臓はギリギリで働きますが、がん細胞が活発的に増殖し始めます。34℃は生存できるかどうかの分かれ目です。

33℃では凍死寸前か凍死している体温です。通常、凍死するような状況までは考えにくいかもしれませんが、低体温から免疫力が下がって、病気になってしまういる人はたくさんいます。気を付けたいですね。

こんなことをしていませんか?突然低体温になった原因を考える

最近は、突然低体温になってしまう人も増えているようです。

それまで全然平気だったのに、急に体調が悪くなり、体温を測ってみたら体温が34℃、35℃だったというケースがよくあるようです。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

原因としてあげられるのは、エアコンを効かせた部屋で長時間睡眠をとってしまった、疲労やストレスが蓄積され過ぎて自律神経が乱れてしまった、甘くて(砂糖は食べ物の中でも特に冷やす作用が強い)冷たいものを大量に摂取してしまったなど、こういった場合が考えられるようです。

毎日忙しくて、まともなものが食べられず、夜は疲れ切ってエアコンの温度を気にしないまま寝てしまう…

現代において、こういったことは十分にありえることですね。急に低体温になると著しく体調が悪くなってしまうので注意するようにしてください。

これも原因になる!突然の低体温を引き起こしやすい状況とは

低体温症を引き起こしやすい状況についてご説明していきます。

路上で眠り込む

大量にお酒を飲んでしまった後に路上で眠り込んでしまうことで低体温症になってしまうことがあります。忘年会の時期は気を付けたいですね。

豪雨

突然の豪雨によりずぶ濡れになってしまうことがあります。アウトドアイベントなどであれば、そのまま長時間過ごすしかない場合もあるかもしれません。こういった場合も低体温症に気を付けましょう。

冬のランニング

冬場のランニングには注意が必要です。汗でびっしょりになった服に冷たい風があたることで体が徐々に冷えていきます。

もちろん気温にもよりますが、0℃以下になるような地域では低体温症に気を付けた方がよいでしょう。

冬の登山

冬の登山には危険が伴います。実際に死者も大勢います。低体温症に対する備えも必要です。

最低限おさえておきたい低体温の改善法

低体温の改善法についてご説明していきます。

しっかり栄養をとる

体内で熱を作り出すためには食べ物からの栄養が必要となってきます。バランスの良い食生活を心がけてください。

痩せようとして無理な食事制限をするのは控えてください。体温が低下し、基礎代謝を低下させ、痩せるどころかむしろ太ってきます。

筋力トレーニングをする

筋力が低下すると熱を生み出す力も低下してしまいます。

なるべく腕立て、腹筋、スクワットなどの筋力トレーニングを行うようにしましょう。

筋肉がついてきた実感がもてると、同時に体全体が温まってきた実感ももてると思います。

しっかりと睡眠をとる

生活リズムが乱れると同時に自律神経も乱れてきます。そうなれば血行が悪くなるし体温調節も正常にできなくなります。

昔から言われるように、太陽のリズムに合わせた生活が理想ですね。

体を温めるために摂取したいものとは

低体温でお悩みの方は積極的にたんぱく質を摂っていくことをおすすめします。

たんぱく質は熱を生み出しやすい成分です。

たんぱく質が消化される際、消化酵素が大量に分泌され、胃が激しく運動するようになり、その結果として熱が生じてきます。

また、筋肉からも熱は作り出されるので、筋肉の原料という意味でもたんぱく質はおすすめです。

たんぱく質は、牛や豚などの肉類、アジやカツオなどの魚類、納豆や味噌などの大豆製品などに含まれています。

また、東洋医学などでいう陽性食品もおすすめです。

陽性食品は寒い地域でとれる食材、寒い時期にとれる食材、動物性食品に多いとされます。

具体的には、ゴボウ、ニンジン、ショウガ、リンゴ、赤みの肉や魚などです。この中でもショウガは特に強力だと言われています。

たんぱく質と陽性食品、ぜひ普段の食生活に取り入れてみましょう。

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