勘違いしやすい「眼鏡をかけると視力が低下してしまう」という話
現代は、パソコンやスマホ、テレビゲームなどが普及してきていますね。目に負担がかかるものなので、同時に視力が低下してしまう人も増えてきています。
視力が低下してくると眼鏡の使用を考える人が多いことでしょう。
しかし、「眼鏡をかけると余計に視力が低下してしまう」という話もあり、使用をためらっている人も少なくないようです。
ここでは、眼鏡使用と視力低下の関係についてご説明していきます。
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目次
【眼鏡 視力 低下】
視力が0.6以下に低下したら眼鏡を使用するライン
視力がどのくらい低下したら眼鏡が必要となってくるのでしょうか? これは大人と子供で変わってくるものです。
子供の場合、黒板が見えるかどうかが一つの判断基準になってきます。一般に、視力が0.6以下になると教室の一番後ろの席から黒板の文字が見えにくくなると言われています。
黒板の文字が見えないと困りますよね。授業についていけなくなるし、それで勉強嫌いになってしまうことも考えられます。視力が0.6以下になったら眼鏡の使用を検討するようにしましょう。
大人の場合、運転免許取得に必要な視力があるかどうかが一つの判断基準になってきます。
運転免許といういうと、通常、普通自動車免許のことを指しています。
これを取得するために必要な視力は0.7なので、それ以下の場合は眼鏡の使用を検討した方がよいでしょう。
※あくまで一つの基準です。免許を持つ持たない、眼鏡を使用するしないは、その人が判断するものです。
視力低下に対する眼鏡の役割
人間の視力はなぜ低下してしまうのでしょうか?
これは目にある毛様体筋というものが関連しています。
人間の目は、遠くの対象物を見る時は毛様体筋を緩めて水晶体を薄くし、近くの対象物を見る時は毛様体筋を緊張させ水晶体を厚くします。
対象物に合わせて無意識のうちにピントを合わせているのです。
視力低下というものは、「目を使い過ぎている」「近くの対象物ばかりを見ている」といったことから、この毛様体筋が弱まって、うまくピントを合わせることができなくなってしまうことから起こります。
眼鏡の役割は、これのような状態を補って対象物を見えやすくすることです。専門家の検査を受け、使用環境、年齢、予算などを考慮しながら作られます。
当然、使用環境や視力に合わない眼鏡を使っていると、毛様体筋に負担がかかってしまうことになります。
眼鏡をかけたから視力が低下するわけではない!使い方の問題
「眼鏡をかけると余計に視力が低下してしまう」
こういった話を聞いたことはありませんか? もしこれが本当だとしたら不安になってしまい、眼鏡の使用を躊躇してしまいますよね。
しかし、実際のところ、「眼鏡をかけるから視力が低下する」というよりは、「間違った眼鏡の使い方をしているから目に負担がかかってしまい視力が低下してしまう」ということのようです。
例えば、学生であれば、授業中、黒板の文字を見たり手元の教科書やノートを見たりしますよね。
眼鏡はある一定の距離を見るために作られており、概ね黒板の文字が見えるように作られています。黒板を見ている時はよいですが、手元にあるものを見る時には目に負担がかかってしまうのです。
これを何度も繰り返していれば、視力が低下にもつながってきます。
度数の合わない眼鏡を使用している、遠くを見るための眼鏡で長時間パソコン作業をしている、こういったことも視力の低下につながってきます。
眼鏡使用により低下した視力は回復することもある
眼鏡をかけたことから視力が低下したけれども、眼を酷使しなくなったら視力が戻ったという声もあります。
「あるシステム開発のプロジェクトで忙しい時、「なんか目が疲れるな〜」と思いながら仕事をしていたら急に目が悪くなってしまい、そこから眼鏡をつけるようにしました。
そこで終わればよかったのですが、悲しいことに、それ以降も目がどんどん悪くなる一方で… かなり怖かったです…
でも、そのプロジェクトが終わって、しばらくスポーツなどでリフレッシュしたり、自宅でゆっくりしていたら、眼鏡に違和感を感じるように。
そして、しばらくつけないようにしていたら徐々に視力が戻ってきました。一時的なものだったんですね。パソコン画面の見過ぎには注意です。」
一時的に目が悪くなるようなことがあっても、その後に状況が変わったり治癒力が引き出されたりすれば、回復する場合もあるんですね。
他に、目のストレッチ、鍼灸、温熱療法といったもので視力が改善した例もあるようです。
視力を低下させないための眼鏡の使い方
視力を低下させないためには、どのような眼鏡の使い方をすればよいのでしょうか?
場合により眼鏡を外す
遠くを見るようにピントが合わされた眼鏡をかけたまま、近くの対象物を見てしまうと、目に負担がかかってくることになり、視力低下につながってきます。
近くの対象物を見る場合、裸眼で楽に見えていれば、眼鏡を外すようにしてください。裸眼で見ることができなければ、「遠くを見るための眼鏡」「近くを見るための眼鏡」と2つの眼鏡を用意して、上手に使い分けるようにしてください。
眼鏡をかけ始めるきっかけとなった習慣は改める
例えば、パソコンやスマホなど、こういったものを長時間使用しづければ視力が低下していきます。
これをきっかけに眼鏡をかけはじめた場合に、その習慣を続けたまま過ごしていれば、眼鏡をかけてからでも視力が低下してしまうことは十分にありえます。眼鏡をかけるきっかけとなった習慣は改めるようにしましょう。
眼鏡のケア
眼鏡の汚れも目に負担をかけてしまうことがあります。なるべく眼鏡の清潔さを保つようにしてください。眼鏡の傷にも注意してください。