看護師が運営する美容と健康のサイトです

カラダマモル.com

勘違いしやすい「眼鏡をかけると視力が低下してしまう」という話

   

勘違いしやすい「眼鏡をかけると視力が低下してしまう」という話

現代は、パソコンやスマホ、テレビゲームなどが普及してきていますね。目に負担がかかるものなので、同時に視力が低下してしまう人も増えてきています。

視力が低下してくると眼鏡の使用を考える人が多いことでしょう。

しかし、「眼鏡をかけると余計に視力が低下してしまう」という話もあり、使用をためらっている人も少なくないようです。

ここでは、眼鏡使用と視力低下の関係についてご説明していきます。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方


食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...

声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは


声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...

正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫


薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...

夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法


夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...

ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法


最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...

寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法


朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...

ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方


いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...

アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収


汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...

ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法


ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...

女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント


女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...

肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法


パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...

卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由


栄養価が高いことで知られている卵。
<...

男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!



更年期というのは女性だけのものと思わ...

義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ


女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...

大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは


大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...

気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法

女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...

シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ

長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...

爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー


女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...

白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ


中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...

顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法


顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...

スポンサーリンク


【眼鏡 視力 低下】

視力が0.6以下に低下したら眼鏡を使用するライン

視力がどのくらい低下したら眼鏡が必要となってくるのでしょうか? これは大人と子供で変わってくるものです。

子供の場合、黒板が見えるかどうかが一つの判断基準になってきます。一般に、視力が0.6以下になると教室の一番後ろの席から黒板の文字が見えにくくなると言われています。

黒板の文字が見えないと困りますよね。授業についていけなくなるし、それで勉強嫌いになってしまうことも考えられます。視力が0.6以下になったら眼鏡の使用を検討するようにしましょう。

大人の場合、運転免許取得に必要な視力があるかどうかが一つの判断基準になってきます。

運転免許といういうと、通常、普通自動車免許のことを指しています。

これを取得するために必要な視力は0.7なので、それ以下の場合は眼鏡の使用を検討した方がよいでしょう。

※あくまで一つの基準です。免許を持つ持たない、眼鏡を使用するしないは、その人が判断するものです。

視力低下に対する眼鏡の役割

人間の視力はなぜ低下してしまうのでしょうか? 

これは目にある毛様体筋というものが関連しています。

人間の目は、遠くの対象物を見る時は毛様体筋を緩めて水晶体を薄くし、近くの対象物を見る時は毛様体筋を緊張させ水晶体を厚くします。

対象物に合わせて無意識のうちにピントを合わせているのです。

視力低下というものは、「目を使い過ぎている」「近くの対象物ばかりを見ている」といったことから、この毛様体筋が弱まって、うまくピントを合わせることができなくなってしまうことから起こります。

眼鏡の役割は、これのような状態を補って対象物を見えやすくすることです。専門家の検査を受け、使用環境、年齢、予算などを考慮しながら作られます。

当然、使用環境や視力に合わない眼鏡を使っていると、毛様体筋に負担がかかってしまうことになります。

眼鏡をかけたから視力が低下するわけではない!使い方の問題

「眼鏡をかけると余計に視力が低下してしまう」

こういった話を聞いたことはありませんか? もしこれが本当だとしたら不安になってしまい、眼鏡の使用を躊躇してしまいますよね。

しかし、実際のところ、「眼鏡をかけるから視力が低下する」というよりは、「間違った眼鏡の使い方をしているから目に負担がかかってしまい視力が低下してしまう」ということのようです。

例えば、学生であれば、授業中、黒板の文字を見たり手元の教科書やノートを見たりしますよね。

眼鏡はある一定の距離を見るために作られており、概ね黒板の文字が見えるように作られています。黒板を見ている時はよいですが、手元にあるものを見る時には目に負担がかかってしまうのです。

これを何度も繰り返していれば、視力が低下にもつながってきます。

度数の合わない眼鏡を使用している、遠くを見るための眼鏡で長時間パソコン作業をしている、こういったことも視力の低下につながってきます。

眼鏡使用により低下した視力は回復することもある

眼鏡をかけたことから視力が低下したけれども、眼を酷使しなくなったら視力が戻ったという声もあります。

「あるシステム開発のプロジェクトで忙しい時、「なんか目が疲れるな〜」と思いながら仕事をしていたら急に目が悪くなってしまい、そこから眼鏡をつけるようにしました。

そこで終わればよかったのですが、悲しいことに、それ以降も目がどんどん悪くなる一方で… かなり怖かったです… 

でも、そのプロジェクトが終わって、しばらくスポーツなどでリフレッシュしたり、自宅でゆっくりしていたら、眼鏡に違和感を感じるように。

そして、しばらくつけないようにしていたら徐々に視力が戻ってきました。一時的なものだったんですね。パソコン画面の見過ぎには注意です。」

一時的に目が悪くなるようなことがあっても、その後に状況が変わったり治癒力が引き出されたりすれば、回復する場合もあるんですね。

他に、目のストレッチ、鍼灸、温熱療法といったもので視力が改善した例もあるようです。

視力を低下させないための眼鏡の使い方

視力を低下させないためには、どのような眼鏡の使い方をすればよいのでしょうか?

場合により眼鏡を外す

遠くを見るようにピントが合わされた眼鏡をかけたまま、近くの対象物を見てしまうと、目に負担がかかってくることになり、視力低下につながってきます。

近くの対象物を見る場合、裸眼で楽に見えていれば、眼鏡を外すようにしてください。裸眼で見ることができなければ、「遠くを見るための眼鏡」「近くを見るための眼鏡」と2つの眼鏡を用意して、上手に使い分けるようにしてください。

眼鏡をかけ始めるきっかけとなった習慣は改める

例えば、パソコンやスマホなど、こういったものを長時間使用しづければ視力が低下していきます。

これをきっかけに眼鏡をかけはじめた場合に、その習慣を続けたまま過ごしていれば、眼鏡をかけてからでも視力が低下してしまうことは十分にありえます。眼鏡をかけるきっかけとなった習慣は改めるようにしましょう。

眼鏡のケア

眼鏡の汚れも目に負担をかけてしまうことがあります。なるべく眼鏡の清潔さを保つようにしてください。眼鏡の傷にも注意してください。

関連記事はこちら

 - 健康

ページ
上部へ