肩こりや背中の張りを緩和するのに効果的な湿布の選び方と貼り方
肩こりや背中の張りに悩む現代人は多いものです。ひどい時には頭痛にまでなってしまうことも。
その緩和策として肩や背中に湿布を貼る人も多いことでしょう。
ただ、湿布にはいくつかのタイプがあります。肩こりに対しては、どの湿布を貼るのが効果的なのでしょうか。
ここでは、湿布の種類を紹介するとともに、肩こりに効果的な湿布の選び方とその貼り方について紹介していきます。
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目次
肩こりが起こる原因とは?
そもそも肩こりとはどのように起こるのでしょうか。
肩こりは同じ姿勢をとり続けるなどして、筋肉がこわばった状態を維持し続けることにより、血液循環が正常に行われなくなることで発生します。
筋肉がこわばるとますます動かすのが面倒になるため、さらに血液循環が悪くなり、肩こりがさらにひどくなってきます。
血液循環が悪い状態の筋肉には代謝に伴う老廃物がたまっています。
そして、そこだけ疲労感が強いものとして体が認識してしまい、さらにその筋肉を守るようにして悪化していくことになるのです。
また、多くの場合、肩こりは首の後ろから背中にかけて広がる僧帽筋(そうぼうきん)の血行不良などによりこわばることで起こります。
まだこりが軽いうちは、ストレッチなどをして背中の筋肉を伸ばせば解消できますが、そのまま放置しておくと、筋肉のこりがさらに広がっていくことになります。
肩こりに効く湿布はどのようなものなのか?
湿布にはひんやりした冷感タイプと温かくなる温感タイプの2つのタイプがあります。
慢性的な痛みには温感タイプ、急な痛みで炎症がある場合には冷感タイプがよいとされています。
では、肩こりにはどちらのタイプがいいのでしょうか。
肩こりには温感タイプがおすすめです。
なぜなら、肩こりの原因は筋肉の緊張状態が続くことによる血行不良だからです。筋肉の血の巡りが悪くなり疲労物質が筋肉にたまってしまっているのです。
だから、温感タイプでこりのある部分を温めることにより、血の巡りをよくし疲労物質を排出しやすくするといいのです。
また、湿布の材質には水分を含むパップ剤と水分を含まないテープ剤がありますが、肩こりの場合は可動範囲が大きい肩周辺に貼る必要があるため、テープ剤のほうがおすすめです。
さらに湿布に使用されている成分にも注意したいところです。副作用もあることから、妊婦や子供、特定の疾患があく人は使えないものがあります。
そういったところにも注意して、湿布を選ぶようにしましょう。
背中の張りも肩こりと同様に湿布で解消できる!
背中は背骨や肋骨が筋肉におおわれた状態になっています。
この背中の筋肉も負荷がかかりすぎたり、緊張状態が続くと肩と同じように筋肉がこわばってきます。
ものを持ち上げたり、背負ったりするときには、背中にある筋肉「背筋」が使われます。背筋を伸ばす際にも背筋の力が必要です。
このように、背筋を使っているうちにだんだんとこわばってくるのです。
ただ、背中の筋肉は肩の筋肉よりも面積が広いため、最初は痛みよりもつっぱった感じを感じることが多いでしょう。こ、れは背中が張っている状態です。
この状態がさらにひどくなると、鈍い痛みやだるさ・重さを感じるようになる人もいるようです。
背中の筋肉の張りも肩こりと同様に温めることで解消していくことができます。
肩こりの改善方法と同じように温感タイプの湿布を貼ったり、温かいお風呂にゆっくりつかったりして体を温めていくとよいでしょう。
肩こりや背中の張りに効くおすすめの湿布
薬局やドラッグストアに行くと、たくさんの湿布が販売されています。では、肩こりや背中の張りにはどのような湿布を購入するといいのでしょうか。
ここでは、肩こりや背中の張りに効くおすすめの湿布を紹介します。
サロンパス30 マイルドタイプ
サロンパスというと刺激がありすぎて、はがす時に痛かったり、長時間貼るとかぶれたりすることがあります。
しかし、このサロンパスは効き目は同じくらいですが、植物性成分配合のため刺激が控えめで肌が敏感な人にもおすすめできます。
ホルキスS温感
成分として唐辛子が使われているため、とても温かくて気持ちがいいです。唐辛子が使われているとはいえ、刺激はそれほど強くありません。
ロイヒツボ膏
これは湿布というよりは温感の貼り薬です。大きさが小さいため、気になるところにピンポイントで貼ることができます。刺激が少し強めです。
点温膏(てんうんこう)K
これも貼り薬です。これも大きさが小さいため、ピンポイントで貼ることができます。
中黄膏パップ
これも貼り薬です。成分として漢方薬が使われています。
肌にやさしいので、肌が敏感な人にもおすすめできます。
肩こりや背中の貼りを緩和するために効果がある湿布の貼り方
肩こりや背中の張りがある場合、どのあたりに貼るのが効果的なのでしょうか。効果的なのは痛みのある部分に貼ることでしょう。
肩こり、背中の張りであれば、首から肩甲骨あたりにかけて貼るのがおすすめです。
湿布には冷感タイプと温感タイプがありますが、肩こりや背中の張りに効果的なのは温感タイプのほうです。
また、経皮吸収型鎮痛消炎剤と呼ばれるものもあります。これは貼ることで体内に鎮静成分が吸収されることで効果をもたらすものです。1日に1〜2回の貼りかえで十分な効果があります。
痛みがありつらい状態であれば、その箇所が常に気になるものです。場合によっては、痛みや不快感に耐えられず、その箇所を執拗にもんでしまうこともあるでしょう。
しかし、そうするとますます痛みを増してしまう可能性があります。そうならないためにも、湿布を貼ったら患部を執拗以上に刺激しないことが大事です。