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低体温による吐き気は病気?改善して免疫を上げる方法

   

低体温による吐き気は病気?改善して免疫を上げる方法

吐き気を感じるとき、その原因の一つとして低体温が考えられます。

病気が原因で低体温になっていることもあります。

低体温を放っておくと体の免疫力が落ちて病気にかかりやすい体になってしまいます。

寒い季節は特につらい低体温。低体温は大人だけでなく子供にも増えているそうです。

低体温を改善して健康な毎日を過ごしましょう。

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吐き気がある人は要チェック!低体温と病気の関係性

低体温になると体全体に不調が現れてきます。

その原因を新潟大学の安保徹教授は、リンパ球の数の減少による免疫力の低下と指摘します。
リンパ球は様々な病気から身を守る働きをしますが、低体温になるとこのリンパ球が減少してしまい、結果病気にかかりやすくなったり、疲労が取れにくくなるというのです。

低体温によって血行が悪くなると、血液とともに体中に行きわたるはずの栄養や酸素がきちんと届けられません。

すると細胞は栄養不足・酸素不足になり、体のあちこちに不調が現れるのです。

当然肌にもその不調は現れ、血色が悪く不健康な見た目になります。肩や首のコリもひどくなります。

低体温によって体の内部の臓器も本来の働きが鈍くなり、消化不良や下痢が起こることがあります。

食べ物の消化など生命活動に重要な役割を果たす酵素は、37℃でもっとも活性化するといわれていますが、低体温になると酵素の働きも妨げてしまいます。

体温35℃以下で吐き気を伴うのは低体温症という病気の可能性も

平熱が何度なのかは人によって異なります。平熱が37℃台の人もいれば、いつも35℃台という人もいます。

しかし、体温が35℃以下の人は低体温症の疑いもありますので要注意です。体が冷えると健康に悪影響を及ぼします。

低体温症の人は体が冷えて血行が悪くなるので、肩と首のコリ、痛みがひどくなったり、頭痛が引き起こされます。

また、体の内部まで冷えてしまうので内臓の働きが悪くなり、吐き気を感じることもあります。

冷え性に悩んでいる、肩や首のコリと頭痛が常態化している、お腹の調子が悪い、吐き気がする・・・。

そのような状態を放っておくのは危険です。低体温症の人は自分で熱を作り出す力が弱くなっています。

ひどくなると自分では対処できなくなるので、病院で治療を受けなければなりません。

頭痛、吐き気といった異変を感じたら病院を受診しましょう。

病気でなくても注意!吐き気を伴う低体温

病気が原因でない低体温もあります。

低血圧で低体温、これは血管を広げる働きのある女性ホルモンの影響もあり、女の人に多い症状です。

血圧が低い人は、血液を体に送り出す力が弱いので、指先にまで血液が十分に行きわたらず低体温になってしまうのです。

病気が原因ではない低体温のいちばんの原因は、生活習慣の乱れによるものです。

体型を気にして食べる量を減らす、体を冷やす食べ物を摂りすぎる、薄着、運動不足、たばこを吸うなどが低体温につながります。

筋肉量が少ないと、それだけ熱を作り出す力、血液を体に送り出す力も弱くなりますから、低体温になりやすくなります。

男性よりも女性の方が筋肉量が少ないので体が冷えやすいです。

これらは病気が原因とは言えませんが、安心してはいけません。

放っておくと日常的に怠さを感じるようになったり、病気につながる可能性のあるものが多いです。

病気の原因にもなる、子供の低体温に気をつけて!

子供の低体温は病気の原因になります。

お子さんに思い当たる項目がある場合は改善を心がけてください。

寝るのが遅い

寝る時間が遅く夜10時以降になってもまだ起きている子供は低体温になりやすいです。

睡眠不足によって自律神経のはたらきが乱れ、冷え性になってしまいます。

また、夜遅く寝て朝寝坊するという習慣がついてしまうと、学校に遅刻しがちになり不登校の原因にもなります。

朝ごはんを抜く

大人にも言えることですが、きちんと朝ごはんを食べないとエネルギーが足りなくなり、体が熱を作り出せなくなります。その結果低体温になってしまいます。

朝は体を温める食べ物を食べるようにしましょう。

運動不足

家の中でスマホやゲームをして過ごす子供が増えています。また、最近の子は習い事が忙しいので、外で遊ぶ機会は減っています。

外で遊ぶことが減って筋力が落ちてしまったために、低体温になる子供が多くなっているといいます。

クーラーの効いた部屋でずっと過ごす

夏にクーラーをつけた部屋で毎日過ごす、冷たい飲み物やアイスをたくさん食べる、このような生活は体にもともと備わっていた体温調節機能を狂わせ、低体温の原因になります。

吐き気を伴う低体温、病気になる前に改善する方法

1日の中でも体温が高くなる時間帯と低くなる時間帯があります。

普段から体温が低めの人は、1日の中で体温が低くなる時間帯に、低体温症の人と同じくらいまで体温が低下します。すると低体温の症状が現れてきます。

低体温は病気につながりますので、たとえ症状が現れていなくても早めの改善が必要です。

食事は体を温めるものを中心に摂るようにし、筋力維持のため運動を習慣化しましょう。

食事を変えるのが大変だったり運動をする時間がとれないときは、サプリメントやドリンクを利用して低体温対策をしても良いですね。

低体温が慢性化しているときは、基礎代謝を上げなければなりません。ビタミンとミネラルを含んだ食事と運動で体質改善しましょう。

また、一時的な冷えには、重ね着する、暖房をつかう、温かい飲み物を飲む等の対策をとり、外と中の両方から体を暖めます。

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