爪の根元の穴!?気になる症状の原因と正しいネイルケア

爪の状態を見れば体の不調がわかると言われますが、急に凸凹になったり筋が入ったりと、爪の状態は健康のバロメーターになっているとも言えるでしょう。

そんな爪に現れる症状の中に、爪の根元に穴が開くケースがあります。

この症状は一体なぜ生じてしまうのか、気になる原因や対処法をまとめてみました。

爪の根元に穴が開いた場合はぜひ参考にして、早めに対処しましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

爪の根元に穴!?これって何？

爪の状態は健康のバロメーターと言われるほど、健康状態に影響を受けてしまいます。

体調が悪い時や過度のストレスを感じている時など、爪の状態によって、今の健康状態を計り知ることができます。

爪の状態は縦や横に波を打つように筋が入ったり、ボコボコとへこんだり、また爪の根元に穴が開いてしまうこともあります。

爪に何らかの支障が出た場合、考えられるのが体の栄養不足の問題です。特に体内に亜鉛が不足していると、爪の健康は著しく低下していきます。

亜鉛不足による爪への影響

• 爪が伸びるのが遅くなる
• 爪がもろくなり強度が低下する
• 爪が変形する

亜鉛が不足する原因

• 栄養バランスが偏った食事
• 極端な食事制限、ダイエット
• 過度の飲酒

亜鉛以外にも、ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンE・鉄分なども、爪を形成する上で重要な栄養素になります。

栄養素の不足には日頃の食事が大きく影響しているので、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。

爪の根元に穴が開いた時に併発する症状

爪の根元に穴が開いてしまうほど、健康状態が不安定になっていると、爪以外にも様々な変化や症状が身体に現れるようになります。

爪の根元に穴が開いている時には、円形脱毛症も併発しやすいとも言われています。

円形脱毛症の原因

アトピーなどの皮膚疾患

アトピーなどの皮膚疾患は遺伝との関係が大きく影響しており、家族にアトピーなどの皮膚疾患がある方は、かなり高い確率で発症してしまいます。

ストレス

円形脱毛症の原因で最近特に注目されているのが、ストレスなどによって生じる精神的疾患です。

強いストレスや精神的圧迫によって自律神経が乱れ、発毛に異常をきたすようになります。

ホルモンバランスの乱れ

特に女性に怒りやすい原因で、月経・妊娠・出産などにより女性に体はホルモンの分泌に乱れが生じます。

特に産後、円形脱毛症になる方が多く、ホルモンバランスの乱れと、慣れない育児によるストレスや生活の変化・腹側な生活なども影響を与えていると考えられています。

爪の根元に穴…爪甲点状陥凹の疑いも！

爪の根元に穴が開いている場合、爪甲点状陥凹という爪の異常の可能性があります。

爪甲点状陥凹は、円形脱毛症の前兆とも言われているため、健康状態に問題がある時に特に注意したい症状と言えます。

爪甲点状陥凹の症状

爪の根元、根元から半分あたりにまでブツブツと穴が開くか、凸凹にへこんでしまう状態です。

無数にできて目立つ場合もあれば、1ヵ所のみでなかなか気付きにくい場合とあります。

すべての指に現れるというわけでもないので、爪の変化には早めに気付けるようにしておきましょう。

爪甲点状陥凹の原因

爪甲点状陥凹は円形脱毛症の前触れと言われているので、円形脱毛症の原因と同じようなものと考えておきましょう。

ストレス・遺伝・ホルモンなどの影響に加え、老化現象・栄養不足・乾燥なども挙げられます。

また最近では、ジェルネイルやスカルプネイルを施している女性も増えていますが、継続的に常にそういった人工爪でいると爪の健康を阻害してしまう傾向にあります。

爪の根元に穴が開いた時の対処法

爪の根元に穴が開いてしまった場合は、まず皮膚かを受診するようにしましょう。

症状が軽度な場合でも、放置することで悪化してしまったり、細菌などが侵入してしまったりと、更に爪や体の健康状態を更に深刻させてしまいます。

まずは、医師の診察で爪の状態や原因について、しっかり診てもらうようにしましょう。

自宅での注意点についてご紹介します。

ネイルケア

自宅で甘爪処理やジェルネイルなどをされいている方も多いかとは思いますが、甘爪処理は爪の強度を下げてしまうおそれがあります。

特に根元に穴が開き、爪の健康が阻害されている時には、そういったセルフネイルや爪の処理は控えるようにしましょう！

食事の栄養バランス

爪の健康損なう原因に、食事による栄養不足が挙げられます。

忙しい毎日の中でついついコンビニ弁当やカップ麺、ファストフードなどに頼ってしまうことが増えると、それだけ爪や体の栄養が不足してしまいます。

なるべく栄養バランスを考えた食事を取り入れるようにしましょう。

爪の根元に開く穴の予防法

一度爪の根元に穴が開いてしまうと、改善までにはかなりの時間を要することになります。

爪がすべて入れ替わるまでには個人差がありますが、6ヶ月〜10ヶ月程度の期間が必要になります。

そのため、穴が開いてから対処するよりも、爪に異常が出る前から意識して予防しておくことが大切になります。

日々の生活の中で以下の点に注意して、爪の健康を守りましょう！

爪のセルフケア

甘爪の処理を過度にし過ぎると、爪の強度が弱まり、爪の形成に影響を与えてしまうことになります。

また、スカルプネイルやジェルネイルなど、人工爪を長期間付け続けていると爪がどんどん薄くなってしまうので気を付けましょう。

人工爪にした後はオフ後、1ヶ月くらいは期間を開けて、次の施術をするようにしましょう。

栄養の摂取

先述の通り、爪を健康的に形成するためには様々な栄養素が必要になります。

体内の栄養素が不足すると、爪の形成に異常をきたしてしまうので、日頃から食事栄養バランスに気をつけて食事をとりましょう。

亜鉛を多く含む食べ物

• 牡蠣
• うなぎ
• レバー
• 大豆食品
• 牛肉
• チーズ

ビタミンA

• レバー
• うなぎ
• 豚肉
• あんこう
• 魚介類