指の筋肉を鍛える方法とその効果とは
2017/11/01
私たちの生活に指の力はかかせません。毎日のように指を酷使しています。
スポーツだけではなく、ピアノなどの楽器、PCのタイピング、文字を書くなど日々の生活にかかわっています。
指の筋肉を鍛えておく、それに越したことはありません。あまり聞いたことは無いかもしれませんが、日常生活でも役に立つものです。
そこで今回は、指の筋肉の鍛え方を考えてみました。指の動きや仕組みを知って、これからの指の使い方に役立てていきましょう。
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指の筋肉を鍛える意味とは
指の独立性とは何か?
指1本ずつの独立性が上がると、1本1本に力が入りやすくなります。「手」としてまとめて見た場合に、手自体の力が入りやすくなるのです。
そうするとある指だけに必要以上の力がかかっても、耐えられるようになります。
指の独立性が上がると何がいいの?
例えばなにかに登ったりするとき(ロッククライミングなど)、力を伝えやすくなります。
指をいつも揃えた持ち方が基本ですが、常にそれが出来る状態ではないですよね。
指がバラバラになるガチャ持ち、とある指にだけ力をかけるようなくぼみを持たないといけない時もあるでしょう。
そういったときに指に力がないと筋肉や腱などに負荷がかかり過ぎて裂けてしまいます。(一般的にパキリという症状)
ですので指を1本ずつ鍛えることは、そのような怪我の防止にも役立つのです。
ストレッチで指の筋肉を鍛える!
まずは両手のひじを曲げて手を合わせます。そのままそれぞれの指をくっつけて力を入れましょう。その状態で7〜10秒キープしてください。
簡単に出来ますよね。でも週に何回かするだけではあまり意味がありません。
このストレッチを毎日行う事で、指の筋肉を鍛えることが可能です。2〜3週間続けてみてください。効果が出てきます。
持続することが重要ですよ!
ピアニストやギタリストの中には、独自の指の鍛え方をしている人がいます。
ストレッチなどで使用するゴムを指にかけて、伸ばして緩めてを何回か繰り返します。しかしこれには注意が必要です。
急に指に負荷をかけ過ぎて指を痛めてしまうのです。無理は厳禁です。少しずつ行いましょう。
誰にでもできる運動を毎日続けることで、筋肉が付くだけではなく血液循環が良くなり、負荷をかけても怪我をしなくなります。
「指懸垂」で指の筋肉を鍛える
指で懸垂なんてできない!そういう人がほとんどだと思います。また指に急に負荷をかけると痛めてしまいます。きちんとした手順で行いましょう。
はじめは棒を掴まないで懸垂をするという方法です。それは手を握らずに、親指以外で懸垂をするということです。
懸垂が出来ない人は、棒にぶら下がるだけでもいいです。
人によりますが、できるまで時間がかかると思ってください。
4本の指でできるようになったら、次は3本です。その次は2本という感じで、指を減らしていきます。
この頃にはだいぶ力が付いているはずです。
懸垂自体ができない人は、まず懸垂ができるようになりましょう。懸垂も毎日することが大事です。
そして先ほども書きましたが、指懸垂ができるようになるには時間がかかります。
早く鍛えたいからといって、無理はしないでください。慣れてくるまでは我慢しましょう。怪我には注意です。
指を鍛えると筋肉痛になるのか
指を良く使うスポーツのゴルフ、ギターやピアノなどの楽器も指をよく使います。
練習のし過ぎで指を痛めてしまった人はいませんか?覚えのある人もいるでしょう。
あれはいったい何の痛みなのでしょう?筋肉痛なのでしょうか?
ハンドグリップという指や手を鍛える器具があります。バネを利用して握ることでトレーニングをするものです。
あの器具は筋肉をつけるためにやっていると思いますよね。それで手や指に筋肉が付くのでしょうか?いったいどこが鍛えられていると思いますか?
実は指自体には筋肉がほとんど無いのです。指を曲げたり伸ばしたりは筋肉ではなく、腱の働きで動いています。
指に近い部位の筋肉が、指に繋がる腱を動かしているのです。指自体の筋肉では動いていません。
あの練習の後の痛みは、筋肉の痛みではないということが分かっていただけたでしょうか。
トレーニングで指が痛いのは「腱鞘炎」かも
腱鞘というものをご存知ですか?
手や指を動かしている筋肉が働くときに腱がスライドしているのですが、その腱を守っているのが腱鞘と呼ばれるものです。
腱が別の場所に移動しないように固定しているのは、「靭帯性腱鞘」といいます。その中にある「靭膜性腱鞘」は腱の動きを滑らかにしています。
動くときの負荷で腱や腱鞘を痛めると炎症を起こしてしまいます。またそのために、腱が腱鞘内でうまく動くことができなくなっているのです。
ばね指とは
指の付け根が痛みを感じるのと同じように、うまく指が動かなくなるのもきついですよね。どの場所で炎症が起きているのかによって症状は異なり、呼び方も変わります。
一番多いのが「はね指」で、これも腱鞘炎の一種になります。指の動きが滑らかではなくなり、引っかかるようになります。ガクンとバネが弾かれたような動きなので「ばね指」と言われています。
親指や中指に発症しやすく、指の付け根に痛みを感じるようになります。悪化する腱や腱鞘が厚くなるので、余計に滑らかな動きが難しくなります。悪化すると曲げた指が伸ばせなくなったりします。