看護師が運営する美容と健康のサイトです

カラダマモル.com

子どもの軟便が続くのはなぜ?原因・受診のタイミング・対処法

   

子どもの軟便が続くのはなぜ?原因・受診のタイミング・対処法

子どもは、消化器官が未熟で、よくお腹を壊しますが、元気で食欲もあれば、便が緩くてもそれほど心配することはありません。

軟便の原因は、主に水分のとり過ぎで、大体2〜3日以内で治まることがほとんどです。

しかし、腹痛や嘔吐を伴い、軟便が続いているのであれば、食中毒や感染性の下痢である可能性もあり、注意が必要です。

今回は、子どもの軟便が続く原因や、受診のタイミングなど適切な対処法についてご紹介しましょう。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方


食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...

声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは


声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...

正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫


薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...

夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法


夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...

ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法


最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...

寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法


朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...

ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方


いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...

アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収


汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...

ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法


ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...

女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント


女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...

肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法


パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...

卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由


栄養価が高いことで知られている卵。
<...

男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!



更年期というのは女性だけのものと思わ...

義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ


女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...

大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは


大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...

気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法

女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...

シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ

長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...

爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー


女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...

白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ


中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...

顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法


顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...

スポンサーリンク


子どものお腹が緩い…軟便の原因は水分のとり過ぎと冷え

子どもは、消化器官の未熟さに加え、アイスやジュースなど冷たい物を好む傾向があるため、お腹を壊して軟便が続くこともよくあります。

軟便とは、便に含まれる水分が約80%の状態を指します。

便の形はあるものの、非常に柔らかいのが特徴です。

軟便は、水のとり過ぎや、腸内で水分が十分に吸収されないことが主な原因と言われています。

他にも、体調不良や食べ物の影響で腸の働きが鈍くなっていたり、クーラーや天候によってお腹が冷えていたりする場合も便が緩くなります。

健康な便の状態は、水分が約70%で、90%以上になると下痢と定義されています。

便に含まれる水分が70%以下になると、水分不足で便が硬くなり、コロコロした塊になって排便がスムーズにできず、便秘気味になることもあります。

軟便を防ぐには、日頃から体調に気をつけ、食べ過ぎや飲み過ぎに注意し、お腹を冷やさないようにすることが大切です。

子どもの軟便の原因は?今すぐ見直したい生活習慣

通常の便と軟便の違いは何でしょうか?

健康な便は、大腸の中で水分やミネラルを吸収し排出されるのに対し、軟便は水分が十分に吸収されないまま排出されるという違いがあります。

子どもの軟便が続く場合、生活習慣が原因になっていると考えられます。

軟便が起きる原因

よくあるのが、食べ過ぎや早食い、就寝前の食事などで消化不良になったり、腐敗したものを食べて食中毒になることです。

また、冷たいものを摂り過ぎたり、コーヒーや辛いものなど刺激物を摂り過ぎることでも起こります。

そして、牛乳や人工甘味料、油やマグネシウムなどを大量摂取した時も便が緩くなることがあります。

その他、普段食べ慣れないものを口にしたり、貝やキノコの毒に当たったり、O-157やノロウイルスなど細菌やウイルスに感染し、食中毒を起こしたりした時も症状が現れます。

それ以外にも、精神的なストレスでお腹の調子が悪くなることがあります。

食べ方や食事内容を見直しても軟便が続くようなら、一度病院で相談してみてはいかがでしょうか?

子どもの軟便が続いている…原因はストレスかも?

いわゆる「下痢」は、「急性」と「持続性」の2種類に大別されます。

軟便が続く状態は、ほとんどの場合「持続性下痢」であり、その中でも、ウイルス性胃腸炎の後に発症する「吸収不良症候群」であると言われています。

症状が軽ければ、大体1週間〜2週間ほどで自然に治ります。

子どもは、消化器官が未熟なため、お腹が緩くなって軟便が続くこともよくあります。

乳幼児の場合、元気で食欲があれば、それほど心配はいりません。

しかし年長児で、腹痛や頭痛、嘔吐を伴い、数年間繰り返し症状が現れる場合は、ストレスによる心因性の下痢である可能性も考えられます。

身近な所では、親子や夫婦の仲が悪かったり、友達関係の悩みがあったりして、それらが不安の原因になっていることもあります。

話を聞いてあげたり、環境を見直したりして、不安要素を取り除いてあげることが大切です。

子どもには、多少腹痛があっても、あまり気にしなくていいと話して安心させてあげましょう。

気になる子どもの症状…軟便が続く時はいつ病院に行くべき?

子どもの軟便は、どれぐらい続けば病院に連れていくべきでしょうか?

大人の場合は、食事に気を付けていれば、数時間から長くても数日で治っていることが多いのですが、子どもは消化器官が未熟なので注意が必要です。

嘔吐や発熱なども伴うようなら、細菌やウイルス感染による下痢の可能性があり、他の人にうつる恐れもあるので、早めの受診をおすすめします。

また、下痢や軟便があっても、元気があって食欲もあり、走り回っているようなら自宅で様子をみても大丈夫でしょう。

ただ、元気がなく、顔色が悪くぐったりしている、尿の回数も少ないという場合は、脱水症状を起こしていたり、他の病気にかかっていたりするかもしれませんので、病院に連れて行ってください。

目立つ症状が軟便だけなら、受診をためらうこともあると思いますが、子どもは体の機能が未発達なので、放置するのは危険です。

子どもの様子をよく見てあげて、いつもと違う所があれば、念のため受診するようにしてください。

軟便が続いている子どもの食事…注意すべきことは?

軟便が続く時の食事は、消化の悪いものや刺激物を避け、温かく消化のよいものを選びましょう。

軟便が続いている子どもには、どんな物を食べさせてあげればいいのでしょうか?

授乳はいつも通りでOK

授乳中の赤ちゃんなら、お腹が緩くても母乳はいつも通りあげても大丈夫です。

ただし、ミルクで下痢が起きている時は、医師に相談しましょう。

離乳食は一段階戻すか、治まるまで授乳だけにする

離乳食を始めている場合は、症状が落ち着くまでしっかり火を通した食材を、すりつぶしたり、スープにしたりして与えましょう。

また、下痢や嘔吐がひどい場合は、授乳だけにしておくという方法もあります。

冷たくて硬いもの・生ものや油ものは避ける

便が緩い時は、消化の悪いものや胃腸に刺激を与えるものは避けましょう。

温かく柔らかいものを食べさせる

下痢が治まるまでは、スープやお粥、茶わん蒸しなど消化が良く、温かく柔らかいものを食べさせてあげましょう。

水分補給をしっかりと行う

下痢の症状が長引いている時は、脱水を起こしがちです。

嘔吐も伴う場合は特に、水分と共にミネラルも失ってるので、年齢に応じたイオン飲料をこまめに飲ませましょう。

軟便が続いている間は、食べ慣れた食材を選び、少しずつ様子を見ながら食べさせるのがポイントです。

関連記事はこちら

 - 医療・病気

ページ
上部へ