本当はどれくらい？女子の体重の平均と理想の体型とは

女子の平均的な体重が何kgかご存知ですか？

驚いたことに、男性の中には30kg台が平均的な女子の体重だと信じている人もいるそうです。

現実の体重は何kgなのか、女子の平均体重について年齢別や都道府県別に調べてみました！

自分の体重は平均よりも重いのかそれとも軽いのか、ぜひ比較してみてください。

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予想と違う！？女子の平均体重とウエスト

多くの男性は女子の平均体重を50kg未満、ウエストを54〜58cmだと考えているようです。

でも実際は、女子の平均体重は52kg、ウエストは64cmです！

ただし、52kgというのは、あくまでも日本人の平均身長158cmに対しての数字です。

身長がこれよりも高い、または低い場合はそれに合わせて平均体重も増えたり減ったりすると考えられますので、この数字にこだわりすぎないようにしてください。

ウエストに関していうと、54〜58cmという値は、男性の抱いている幻想と言っていいかもしれません。

「ウエスト54cmです！」と言っているようなグラビアアイドルでさえ、実際は60cm以上ということが少なくありません。

残念ながら誌面で公表されているウエストのサイズは実際のサイズより細めに設定されていることがほとんどです。

体重が50kgより重い、またはウエストが60cm以上ある女性に対して「太っている」などと言ったりしたら、かなりの女性を敵に回すことになります。気をつけましょう。

男性の理想は非現実的！？意外と重い女子の平均体重

女性の体型を見て、ネガティブな感想を持ったことのある男性は少なくないようです。

女性の体型を見て、残念に感じたことがあるという男性は47.0％にも上ります。

中には「女性としての魅力を感じなくなった」という厳しい意見も。

では男性の考える理想的な女性の体型とはどのようなものなのでしょうか？

なんと56.0％もの男性が、女子の平均体重を50kg以下だと思っていることがわかりました。

身長152cmで体重37kgの女性が理想的だと言う男性までいたのです。

30代女性の平均体重が53.5kgで、40代女性の平均体重は54.7kgですから、男性のもつイメージと現実の女性の体型には大きな隔たりがあることがわかります。

これだけ差があると、現実の女性の体型を見て幻滅してしまうのも仕方ないのかもしれません。

しかし、男性の考える理想の女子の身長体重というのは、雑誌に出ているモデルやグラビアアイドルの影響を受けているところが多いのではないでしょうか？

それを真に受けて、男性だけでなく女性までもが、50kg以上は太っていると考えていることがあります。

しかし、誌面で公表されているモデルやグラビアアイドルの身長体重を一般的な女性に当てはめたら、かなり不健康な痩せになってしまうでしょう。

あなたの理想体型は？女子の体重計算式

標準体重と理想体重

身長(m)×身長(m)に22をかけると標準体重が、19をかけると理想体重（美容体重）が求められます。

体脂肪率は20％が理想的です。

理想のバスト

バストは身長に0.52〜0.53をかけた値、アンダーバストは身長に0.432をかけた値です。

トップバスト－アンダーバストでカップ数が求められます。

モデルのような美しいバストの条件は、バストトップが２等身目の位置にあることと、バストトップからウエストまでの位置＝ウエストからヒップまでの位置であることです。

ウエストやヒップの理想値

各部位の理想値はそれぞれ、身長に以下の数をかけると求められます。

ウエスト→0.37〜0.39
ヒップ→0.53〜0.54
二の腕→0.145〜0.16
太もも→0.29〜0.31
ふくらはぎ→0.2〜0.21
足首→0.12
ヒップ高→0.5
股下→0.47

30歳を過ぎると筋肉が少なくなり、ポッコリお腹やお尻のぜい肉が目立ってきます。

そのため、すべての値が標準以下だったとしても、見た目には理想の体型に見えないこともあります。

年齢で女子の平均体重に差は出る？

平成11年と12年の、26歳からの女子の平均体重のデータをみると、以下のようになります。

２６〜２９歳では、平成１１年が５１.８ｋｇ、平成１２年が５１.８ｋｇ
３０〜３９歳では、平成１１年が５３.５ｋｇ、平成１２年が５３.３ｋｇ
４０〜４９歳では、平成１１年が５４.５ｋｇ、平成１２年が５５.０ｋｇ
５０〜５９歳では、平成１１年が５４.６ｋｇ、平成１２年が５４.０ｋｇ
６０〜６４歳では、平成１１年が５３.６ｋｇ、平成１２年が５３.４ｋｇ
６５〜６９歳では、平成１１年が５３.３ｋｇ、平成１２年が５３.８ｋｇ
７０〜７４歳では、平成１１年が５１.８ｋｇ、平成１２年が５１.５ｋｇ
７５〜７９歳では、平成１１年が４８.３ｋｇ、平成１２年が４９.７ｋｇ
８０歳以上では平成１１年が４５.０ｋｇ、平成１２年が４５.２ｋｇ

平均体重が11年、12年ともに51.8kgだった26〜29歳(12年の平均身長158.1cm)から、30代以降では平均体重が少し増えて平成11年が53.5ｋｇ、平成12年が53.3ｋｇ(平均身長157.6cm)となっています。

40代や50代では、最も平均体重が多くなります。平成12年の40代の平均体重は55.0kg(平均身長155.8cm)でした。

25歳以下では年代によって平均体重が大きく異なります。

しかし、26歳からの年代別平均体重を見ると、平均体重が50kgより少なくなる75歳以上になるまではいずれの年代でも50kg台前半から55kgですので、年代による差はそれほど大きくはないと言えます。

これは現在の女性の平均体重との差もほとんどないと考えられます。

女子の平均体重が最も少ない都道府県は？

都道府県別にみると、女子の平均体重が最も少なかったのは、和歌山県の45.39kgでした。

続いて2位が岐阜県の48.76kg、3位が佐賀県の49.33kg、4位が茨城県の49.54kg、5位が新潟県の50.86kgでした。

データ中でもっとも平均体重の多かった県は千葉県の55.47kgで、次に平均体重が多かったのは愛知県の55.31kgでした。

BMIをみると、17.7の和歌山県は1位で変わりありませんでしたが、2位が三重県の19.8、3位が石川県の20.4、4位以降は岐阜県、茨城県、栃木県、香川県が20.8で並びました。

和歌山県、三重県、石川県の3県は身長に対して体重が低めの女性が多いと考えられます。

逆にBMIの数値が高かったのは、愛知県の22.8、千葉県の22.2でした。

BMIは22が最も病気になりにくいとされる体重ですが、女子のBMIを見ると多くの県で22より少ない数値になっています。

平均体重が高めの愛知県や千葉県でもBMIは22台なので、たとえ平均体重が多かったとしても太っているとは言えないでしょう。