子供の手が黄色になったら白目をチェック!〜原因は柑皮症?〜
子どものちょっとした異変に過度に不安になってしまう親御さんはたくさんいらっしゃると思います。
たとえば、手や足のうらが黄色くなっているときには、もしかして黄疸?と不安になる親御さんも多いみたいです。
そんなときは、まず、白目をチェックするようにしましょう。
ここでは、手足が黄色くなってしまう原因や対処法などを紹介していきます。
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目次
子どもの手が黄色いと言われた…これって病気?
保育園の先生から子どもの手足が黄色いと言われ、不安になってしまうお母さんの声をよく聞きます。
野菜ジュースの飲みすぎ?
柑皮症?
もしかして黄疸?
大事な子どものこと。
いろいろなことを考えてしまうと思います。
まず、柑皮症と野菜ジュースについてですが、小児科では野菜ジュースを飲んでも問題はないといわれています。
過剰摂取だと思ったら、柑橘類などの摂取を控えめにしてみましょう。
そうすると皮膚の色はもどるそうですよ。
ちなみに柑皮症では白目は黄色くならないそうです。
次は黄疸についてです。黄疸の場合は、白目が黄色くなることがあるそうです。
肝臓の機能に問題があることもあり得るので、病院で診てもらうことをオススメします。
また、緑黄色野菜の摂りすぎでも手足が黄色くなることがあるそうです。
手足が黄色くなることにプラスして浮腫があれば、危険な状態のサインといえるみたいです。
お子さんの手足が黄色いといわれ心配になってしまうときは、小児科で診てもらうことをオススメします。
手足が黄色くなってしまう・・・柑皮症ってなに?
柑皮症とは?
柑皮症とは、みかん、人参、かぼちゃなどにふくまれるベータカロテン(色素が黄色い)を多く摂ることで皮膚が黄色くなる症状のことをいいます。
ベータカロテンには、夜盲症や皮膚の乾燥を防ぐ活性酸素の除去、がんを予防する効果があって、健康食品にふくまれることも多いようです。
皮膚が黄色くなっても特に問題はありませんが、過剰摂取のサインですので、少し控えてみることをオススメします。
また、皮膚と同時ににお子さんの白目が黄色いときは肝臓病であることが考えられますので、早めに病院へ行かれてみてはいかがでしょうか?
柑皮症で手足が黄色くなってしまっているときは、健康面での問題はないようですよ。
子どもの手が黄色い!原因は肝臓?!
子どもの手が黄色くなっている・・・その原因は肝臓にあるかもしれません。
肝臓が弱くなっていると、手足が黄色い、顔が淡黄色になる、などの症状があらわれます。
手が黄色いときは、肝臓に問題がある可能性があります。
手が黄色くなる原因は肝臓?!
肝臓が弱くなると、手や爪、顔が黄色くなる症状が出てくる可能性があります。
肝臓には、”解毒”、”胆汁の生成”、”血の増加”などの大きな役割があります。
そんな大きな役割をもった肝臓が弱くなってしまうと、カラダに様々なサインがあらわれるのです。
そのサインのひとつが、手が黄色くなってしまう症状です。
肝臓が弱くなると、血液中のビリルビンという物質が上昇して皮膚が黄色くなってしまいます。
手が黄色くなる症状を改善するには、肝臓の機能を正常にしてビリルビンの値を正常にしてあげることが重要なんです。
刺激の強い食べ物は手が黄色くなる原因に?!
辛いものなど刺激の強い食べ物を毎日食べると、肝臓が弱くなり、手が黄色くなる原因になります。
添加物が多い食品にも注意
コンビニのお弁当やおにぎりなどでも添加物が多く含まれていることがあります。
コンビニだけではなく、日持ちのする食品や加工品にも多く含まれています。
着色料や保存料、酸化防止剤、防カビ剤、合成甘味料などの添加物は、なるべく表示を確認して、できるだけ少ないものを選びたいですね。
また、ハンバーガーなどのファストフードも同様です。
摂りすぎないように注意しましょう。
子どもの手のひらが黄色い〜これって病気のサイン?〜
黄疸とは、赤血球が壊されすぎてしまったり、肝臓や胆道の病気で胆汁があまりでなくなったときに血液中のビリルビンが増えて、皮膚や白目が黄色くなった状態のことをいいます。
黄疸で病院へ行くときは、ほとんどは血液検査のあと入院して治療していくことになるんです。
子どもの手のひらや足のうらが黄色いと、病院に行かれる親御さんもいらっしゃると思います。
ですが、子どもさんの白目が黄色くないときは「カロチン血症」といえるでしょう。
「カロチン血症」とは、かんきつ類やオレンジジュースなどの摂りすぎにより、カロチンの色素で皮膚が黄色くなるものなので病気の心配はありません。
赤ちゃんの多くは生後3日めくらいから黄疸がでてきて、生後10日めくらいで消えます。
これを“生理的黄疸”といいます。
経過をみて、黄疸がつよいときは、脳性マヒの原因になる核黄疸を防ぐための紫外線をあてる治療などをしなければならないんです。
1ヶ月たっても黄疸が消えない赤ちゃんもいますが、ほとんどは母乳が原因で2ヶ月くらいたてば自然に消えていきます。
ただし、胆道閉鎖症のばあいもありますので注意が必要になってきます。
胆道閉鎖症は、胆汁がでなくなるため便の色が白色かクリーム色になります。
札幌市では胆道閉鎖症の検査のために、母子手帳に7種類の便の色の写真をとじこんでいるんです。
胆道閉鎖症の検査とは、7種類の便の写真から、当てはまる色をチェックして1ヶ月健診のときに医師に提出するというものです。
この検査は2001年からはじまり、2003年までの2年間で胆道閉鎖症が3例、乳児肝炎が3例みつかったそうですよ。
重い病気だってあり得る!〜手が黄色い原因はみかんだけじゃない〜
柑皮症の原因は?
みかんの食べすぎで手のひらや足のうらが黄色くなるのは、血液中の「カロチノイド色素」が増えて皮膚が染まっているからなんです。
これは「カロチン血症」と呼ばれています。
おもに、角質があつい手のひらや足のうらに黄色い色素沈着ができます。
カロチノイド色素は、「カロチン」と「キサントフィル」の2つの種類があり、
かんきつ類、野菜、果物の他に、のり、卵、バターなどにもふくまれています。
カロチノイド色素がふくまれている食品をたくさん摂ることで、手や足が黄色くなってしまうんです。
手が黄色い!危険なケースって?!
手だけでなく、顔や足も黄色くなってきたら“黄疸”がでる病気の可能性があるんです。
黄疸は「ビリルビン」という胆汁色素が血液中に増えることで、カラダが黄色くなってしまうものです。
「肝硬変」などの肝障害のほかにも胆道(胆のう、胆管)などの病気が原因で起こることがあるんです。
胆道に問題があるばあい、十二指腸に排出される「胆汁」の通りみちを胆石がジャマをすることで、胆汁の流れが悪くなっていることがほとんどです。
黄疸は、膵炎などの膵臓の病気でも起こるので、「胆道がん」と「膵臓がん」の2つはともに注意しなければならないんです。
ほかにも、赤血球が少なくなってしまう疾患の”溶血性貧血”でも黄疸はみられるんです。