毎日のビール習慣で健康に!嬉しい効果と適切な飲酒量
みなさん、毎日飲酒することは体に悪いと思っていませんか?
実は毎日ビールを飲むことで、カラダが健康になるという嬉しい事実があるようです。
そこでビールに含まれる栄養素や健康面への影響について、詳しく調べてみました。
ビールには嬉しい効果がたくさんあります。
毎日適度にビールを飲んで、健康・美容に効果的な摂取を目指しましょう!
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目次
毎日飲むと健康に!?ビールに含まれる栄養素
■大麦
大麦にも種類が色々ありますがビールの場合は一般的に二条大麦が使われています。
これを発芽させると酵素が活性化して麦芽となります。
麦芽となってようやくビールの原料となります。
原料である麦芽にはビタミンが豊富で、体に良い酵素も多く含んでいます。
■ホップ
ホップはビールの独特の苦味や香りを与え泡立ちを良くしてくれます。
さらに、殺菌効果があり、過剰なたんぱく質を沈殿させることから色が澄んだビールにする働きもしています。
このようなホップには、昔々の古代から薬用植物としてしられており、抗菌、鎮静、健胃、利尿作用などの効果があると言われています。
■酵母
ビール造りの工程で、麦芽とホップを合わせた後に発酵させるために酵母が必要になります。
酵母を加えて発酵することで、ビールの特徴である炭酸ガスが発生します。
ビール酵母には必須アミノ酸やビタミンB郡、ミネラルと健康維持に必要な栄養が含まれています。
また、乳酸菌も含まれていて腸内環境を整え、過剰なカロリー摂取も抑えてくれます。
近年では、栄養バランスが良いことからダイエットにとりいれられたりしています。
毎日のビール習慣!健康面での効果
アルコールは体に悪いと思われがちです。
しかし、アルコールも適量を飲むことで健康増進に効果がある場合があります。
特にビールには体にとって、とても良い効果が多くあるのです。
実際、日本では明治初期にビールが薬として薬屋で売られていたこともあります。
また欧米では、ビールの材料であるホップやホップチンキが薬屋で鎮静剤や安眠剤として売られていたのです。
このようにビールは昔から体に効果・効能があるものだと認識されていました。
では、実際にビールにはどのような効果があるのか紹介します。
■整腸作用
ビールに含まれるアルコールは体内に吸収されやすく血液の循環を促します。
その結果、胆汁の分泌を促進して整腸作用を高めます。
■胃の働きを良くする
ビールに含まれる炭酸は胃酸の分泌を促し、胃の働きを活性化させます。
■食欲増進
ホップの苦味が消化を助け食欲を増進させてくれます。
■利尿作用
ビールを飲んでいるとトイレが近くなることが良くあると思います。
昔は病気で排尿量が少ない人に使われていたこともありました。
毎日のビール習慣で健康に!?
■心疾患の発症率が低下する
ビールを毎日1パイント(約470ml)を摂取している人は、まったく飲まない人に比べて心臓病の発症率が31%低下するそうです。
これには「フェノール」という抗酸化物質が心疾患のリスクを低下させる働きがあるのではないかと考えられています。
ただ、飲みすぎは逆にリスクを増やすようです。
■アルツハイマー型認知症の発症率が低下する
アルツハイマー型認知症の原因一つはアルミニウムが脳に影響を与えることだと言われています。
ビールにはアルミニウムの影響を抑えるシリコンが含まれています。
実際に、ビールを日常的に飲んでいる人はアルツハイマー型認知症の発症率が23%低いということが分かっています。
■糖尿病の発症率が低下する
アルコールには、インシュリンの感受性を高める効果があります。
さらに、ビールには水溶性食物繊維が豊富で糖質の吸収を抑えてくれます。
このことから、毎日コップ1〜2杯のビールを飲む人は、2型糖尿病の発症率が25%低下するということが分かっています。
■尿管結石の発生率が低下する
ホップの成分には、体内で骨を溶かす働きを抑制する効果があります。
それによって、腎臓にカルシウムが溜まりにくくなります。
また、ビールの利尿作用によって、体外に有害な物資を排出できるので腎機能が正常化できます。
これらのおかげで、日頃ビールを飲んでいると尿管結石の発症率を40%低下させるということが分かっています。
■がん細胞の増殖を抑制する
ビールを飲むことで、前立腺がんや乳がんの発症率を下げる効果があるということが分かっています。
ビールに含まれる「キサントフモール」と言われる抗酸化物質が、がん細胞の増殖を抑制するようです。
ビールに含まれる栄養素で美肌になろう
適量のビールを飲むことは健康を促進する効果だけでなく、肌を美しく保つ効果もあります。
■ビタミンB2、B6、B12・・・肌の潤いを保ち美しく保つ代表的な栄養成分
■パントテン酸・・・肌の張りを保つコラーゲンを生成する栄養成分
■葉酸・・・粘膜を保護し肌荒れを防ぐ栄養成分
■アルコール・・・血液循環を良くして腸内環境を良好にしてくれる
このように肌を美しく保つための栄養素が十分に含まれています。
また、ホップには女性ホルモンに似た働きをする物質が含まれているので、ストレスや疲労、更年期などで女性ホルモンの分泌が少なくなっているのを増やす働きがあります。
女性特有の冷性や肩こり、腰痛なども改善される可能性があります。
350ml缶のビールに含まれるカロリーは約140kcal程度で、その他の飲み物とくらべて特別カロリーが高いわけではありません。
適量であれば体型を崩すこともなく、肌を美しく保てるのでビールは女性におすすめな飲み物と言えます。
毎日の飲酒習慣!健康的にビールを飲む1日の適量とは?
ビールには健康や美容にとってとても良い効果があることをわかったと思います。
体に良いと分かるとたくさんとりたくなってしまいますが、適量を摂取することが一番効果を感じることができます。
ビールの場合ですと適量は1日あたり1ℓです。
缶ビールだと500ml缶2本分、中ジョッキでも2杯までです。
これだけでは飲みたいりないと感じる人もいるかもしれませんが、これ以上の量を毎日飲むと、内臓脂肪を増やしてしまい体重の増加に繋がります。
健康のためであるならば、ビールの量だけでなく飲むタイミングにも注意が必要です。
よく寝る前にビールを飲む人がいますが、利尿作用があるため夜中にトイレに行きたくなってしまいます。
すると熟睡できなくなるため体が休まらなくなってしまいます。
なるべく食事の時に飲むようにしましょう。
また、毎日の飲酒だと肝臓に負担をかけてしまう可能性があります。
週に2日ほど肝臓を休める休肝日をつくってあげる良いでしょう。
適量を守り健康的で美しい体を目指しましょう。