ビールを毎日飲むことの健康への良い影響・悪い影響
仕事が終わってからの冷たいビール、特に暑い夏にはたまらないですよね!
毎日欠かさず飲んでいるといる人も少なくないのでしょうか?
なかにはからだのことを考えて飲み過ぎないように、1日の飲む量を決めているという声も聴きます。
そもそもビールは飲み過ぎると健康によくないのでしょうか。
ここでは、ビールを飲むことの長所や短所、また飲む場合どの程度が適量なのかをお伝えします。
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目次
ビールを毎日飲むのは体に悪い?原材料とプリン体の影響
1.ビールの原材料
世界にはさまざまなビールが作られていますが、ビールの主な原材料といえばどれも麦、ホップ、酵母、水の4つであり、これに香り付けなどの目的で副原料が加えられます。
麦
水に浸して発芽させた小麦や大麦を乾燥させた「モルト」という状態のものを使用します。
ホップ
アサ科の植物のことで、主にビールに独特の苦みを出すのに用いられます。
酵母
糖を分解してアルコールと二酸化炭素に変える働きがあり、ビールに発泡性を与えるのに欠かせない微生物です。
また、酵母には様々な種類があり、それによって味や香りが違ってきます。
水
ついつい見逃されがちですが、ビールの原材料の90%以上は水ですので、使用する水によっても味が大きく変わります。
2.プリン体
プリン体はビールのおいしさを左右するために欠かせない物質です。
もともと人間の体内にも存在しているもので、摂取されたプリン体は肝臓で分解されて尿酸となって体の外に排出されます。
しかし、排出が追い付かず体内にプリン体が蓄積されると、痛風の原因になりますから要注意です。
ビールを毎日飲む習慣がある人で、太る人と太らない人の違い
ビールを飲むと太るとよく言われますが、毎日飲んでいても太らない人もいます。
太る人と太らない人とでは、何が違うのでしょうか。太る人の特徴は以下のとおりです。
1.1日に飲む量が3本(350ml缶)以上は太る!
太る人は1日に350mlの缶ビールを3本以上飲んでいるようです。
2.就寝前まで飲んでいる
太る人は就寝前に飲むことが多く、太らない人は飲んでから数時間経過してから寝るようにしている。
3.一緒に食べるおつまみや食事を食べ過ぎてしまう
太る人はビールを飲みながらついつい食べ過ぎてしまうため、摂取カロリーが多くなり太る原因となります。
その他、太る人は運動不足で筋肉量が少なく、また体温も低いことから基礎代謝が低く太りやすい体質になっています。
また、太らない人は日ごろから適度な運動を心掛けていて、ビールで摂取したカロリーを上手に消費するようにしているという特徴があります。
毎日ビールを飲む人は要注意!気になる体に対する悪影響
私たちが食べたものが食道を伝って胃に運ばれる場合、ただ単に上から下へあたかも管の中を流れ落ちて胃に届いているというわけではありません。
食道に限らず、消化器には蠕動運動という食べたものを口から肛門まで動かす作用があります。
たとえば、宇宙ステーションで宇宙飛行士がさかさまの状態で飲み物や食べ物を口にしても、ちゃんと胃に運ばれていくのはこの働きによるものです。
ところが、アルコールの摂取は、蠕動運動の働きを低下させるということが知られています。
しかも、食道と胃の間にあり、締め付けることで胃の内容物を食道へ戻さないようにする括約筋が緩んでくる傾向があるとされています。
すると胃、酸が食道に流れ込む逆流性食道炎が生じやすくなります。
胃酸はかなり強い酸であるために、食道の粘膜がただれることになり、胸やけなどの症状が出てきます。
ビールを毎日飲むと肌が美しくなる!
ビールが美容にいいなんて、初耳だという人も少なくないのではないでしょうか。
ビールには他のアルコール類にはないビタミンB2、B6、B12が豊富に含まれていて、お肌をつややかにする働きがあります。
ビタミンB2には脂肪燃焼効果もあることから、太りにくいスリムな体形を維持するためには欠かせません。
また、美肌効果に欠かせないコラーゲンの生成に関与するパントテン酸、体内のナトリウムを排出する働きがあるカリウム、それに葉酸も含まれています。
ビールの原材料であるホップには、女性ホルモンと似た作用をする成分があることから、女性の更年期障害やホルモンバランスの乱れによる体調の不良にも効果があるとされています。
さらには、ビールの炭酸ガスによって胃腸を刺激することで働きが良くなるなど、腸内環境を整えることで体の内側からキレイになることができるのです。
ビールを毎日飲む人必見!適量を守りましょう
ビールは前述したとおり健康や美容にも効果がある嬉しい飲み物です。
だからといって、たくさん飲んでもいいかというと、そうはいかないので注意が必要です。
今では、「糖質オフ」「カロリーオフ」などとうたったビールも数多く販売されていますが、たとえカロリーが低くても、アルコール自体が内臓脂肪を増やすことにつながりますので、やはりビールの飲み過ぎは太る原因になるのです。
目安とされるビールの適量とは、1日に1リットル、つまり500mlの缶ビール2本とされています。
もちろんアルコールの摂取量は個人差がありますから、自分自身に合った適量を知っておくことも大切でしょう。
そして重要なのは、たとえこの適量範囲内であっても、やはり毎日ビールを飲み続けるのは肝臓に負担がかかって良くないということです。
1週間に1日以上はビールを飲まない日を設けるようにしましょう。