気になる貧血症状!カラダに震えが生じた時の対処法
貧血と言えば立ちくらみやめまいなどの症状を思い浮かべる方が多いことでしょう。
しかし、貧血の症状は個人差があり、様々な影響をカラダに与えているのです。
貧血によりカラダに震えが生じることもあり、なかなか貧血と気付かない人もいるようです。
そこで今回は、貧血による震えの症状や対処法をまとめてみました。
ぜひ参考にして、気になる症状がある場合は適切の対処できるようにしておきましょう。
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目次
震えが生じるのは脳貧血の症状かも!
体に震えの症状が現れる場合、脳貧血の可能性があります。
脳貧血とは「起立性低血圧」とも呼ばれており、仰向けで寝ている時には正常範囲の血圧が起き上がることで急激に低下してしまいます。
急に立ち上がったことで血液の必要量が脳に循環されずに、脳が酸欠状態になり体にふらつきや震えが生じてしまうのです。
脳貧血は立ち上がった数秒ののちに体に症状が現れますが、ほとんどの場合が自然と元の状態に戻っていきますが、ごくまれに悪化し失神やけいれんなど意識障害を起こしてしまうことがあります。
脳貧血を引き起こす原因は、急に起き上がることでの重力負荷です。
また、ストレスや精神的圧迫などで自律神経のバランスが乱れた時にも起こりやすくなります。
貧血と間違われやすい症状ですが、貧血は体の鉄分不足により生じる症状なので、対処法が全く異なります。
貧血悪化で震えや耳鳴りの症状も!
貧血になるとめまいや立ちくらみ、また症状が悪化すると震えや耳鳴りが起こることもあります。
しかし貧血の症状は個人差もあり、症状が多岐にわたるため、なかなか貧血を疑うことが難しい症状もあります。
カラダに気になる症状が現れた時は、貧血の可能性も考えてみましょう。
●貧血による体調の変化
疲労感・倦怠感・めまい・動悸・息切れ・吐き気・ムカつき・眠気・震え・顔面蒼白・耳鳴り・立ちくらみ・失神
●貧血により生じる痛み
胃痛・頭痛・肩こり(肩の痛み)
●生活上の変化
嚥下障害・イライラ・食欲不振
などが挙げられます。
貧血になるとこのよう症状が複合して現れることもあるので、体調の変化に気付けるようにしておくことが大切です。
また、貧血の時にはまぶたの裏を見ると白く血の気が引いている状態も多く見受けられます。
その他にも、爪がスプーンのように反り返ったり、平らになったりするので、症状と合わせてまぶたや爪の状態も確認しましょう。
体の震えが止まらない…悪性貧血の症状かも!
カラダに貧血のような症状が現れても、そのまま放置している方も多いようですが、貧血はそのまま治療せずにいると、悪性貧血となり症状がどんどん悪化してしまいます。
悪性貧血とは、体内に必要なビタミンB12が欠乏することにより生じる貧血です。
ビタミンB12は血液中の赤血球を生成するために重要な成分で、欠乏することで体に必要な酸素を送ることができなくなり、身体が酸欠状態に陥ってしまうのです。
症状は通常の貧血と変わりませんが、悪化すると下の痛みやしびれ、萎縮性胃炎や知覚障害を引き起こすことがあります。
悪性貧血か普通の貧血かは、病院で血液検査を受ければすぐにわかります。
ビタミンB12は注射で取り入れることはできますが、身体に吸収するための内因子がなければ効果は得られません。
内因子も欠乏している場合は、皮下注射など別な方法により治療を進めていきます。
貧血の震えは自律神経失調症の症状に酷似
体に震えや立ちくらみが生じた場合、貧血を疑うことが多いですが、自律神経失調症の疑いも考えられます。
貧血と自律神経失調症の症状は類似しており、なかなか症状だけでは判断が難しいこともあります。
貧血の症状
・めまい・震え・立ちくらみ・息切れ・顔色が悪い・肩こり・肩の痛み・頭痛・倦怠感・疲労感・動悸・頭が重い
自律神経失調症の症状
類似症状:めまい・震え・立ちくらみ・息切れ・頭痛・倦怠感・疲労感・動悸・頭が重い
その他の症状:不整脈・血圧の変動・胸やけ・ムカつき・冷え・月経不順・緊張・不安感・多感・ほてり・皮膚のかゆみ
などが挙げられます。
自律神経失調症はストレスや生活習慣乱れにより、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ調節ができなきなった時に引き起こります。
貧血・自律神経失調症ともに、適切に治療するため、まずは病院で診察を受けるようにしましょう。
貧血以外に考えられる震えの症状
カラダに震えが生じた場合は、上記の通り貧血以外の可能性も考えなくてはいけません。
そこで体に震えが生じる病気についてまとめてみました。
パーキンソン病
パーキンソン病とは、身体の震え・筋肉のこわばりにより動作が鈍くなり、歩行困難に陥り、進行とともに体が動かなくなってしまう病気です。
パーキンソン病になる原因はいまだ確定されていませんが、脳の中のドーパミンが影響しているとも言われています。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺ホルモンが過度に分泌されることに全身の代謝が高まってしまう病気です。
身体の震え以外にも、動悸・頻脈・暑がり・体重減少・精神不安定などが挙げられます。
甲状腺機能亢進症は遺伝的要素が強く、家系に甲状腺機能亢進症になった方がいる場合は、発症の確率が高くなります。
身体の震えが症状として現れる病気は、貧血や上記の病気以外にも多数存在します。
まずは早めに病院を受診し、医師の診断の元、適切な治療を始めましょう!