サインバルタ服用で生じる副作用〜吐き気を緩和する方法
サインバルタはうつ病や精神疾患の治療に用いられる抗うつ剤の一種です。
高い効果が期待できる上に、比較的副作用が出にくい薬として、大変多くの方が服用しています。
しかし、中にはつらい副作用が生じ、吐き気などの症状が現れてしまうことがあります。
サインバルタで副作用が出た場合、どう対処するべきか、実際の経験談などを交えながら考えてみましょう!
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目次
サインバルタの副作用…吐き気とセロトニンの関係
サインバルタは、抗うつ剤として精神疾患の治療によく用いられる、大変効果の高い薬の一つです。
しかし、その効果とは逆に、副作用で悩まされる方も多い薬でもあります。
うつ病やうつ状態と診断された時に処方される抗うつ剤には、「SSRI」「SNRI」「NaSSA」と3種類に分けられます。
サインバルタは、そのなかのSNRIの時に処方されることになります。SNRIは、セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬のことです。
そして、SNRIは、吐き気や消化不良など胃腸の不調にかかわる副作用が出やすい薬が多い傾向にあります。
サインバルタの副作用で吐き気が生じる原因は、サインバルタが神経伝達物質の「セロトニン」に働きかける薬であることが大きく関係しています。
セロトニンとは、幸福ホルモンと言われることもあり、このセロトニンが減少したり働きが弱まると、うつ病を発症・悪化させてしまいます。
サインバルタは、このセロトニンの働きを促す効果がありますが、服用することで胃腸に大きな負担を与えてしまうのです。
それにより、吐き気などの胃腸障害を引き起こしてしまうのです。
サインバルタの副作用で生じる吐き気の改善
サインバルタ服用中に吐き気やそれ以外の副作用に悩まされたという方は、約3割程度います。
割合的には決して多くはありませんが、副作用に悩まされる方が一定数は存在しているということです。
サインバルタに関わらず、薬を服用すると、その薬に対する免疫がない身体は、様々な症状が現れるようになります。
服用から1週間〜2週間もすれば、身体が薬に慣れ始めるため、つらい副作用が徐々に緩和され、薬の効果を実感できるようになっていきます。
副作用が現れるということは、薬の効果に体が反応し始めている証拠なので、副作用による、薬をやめてしまうことは控えましょう。
減薬や断薬は医師の診断によって判断することが重要です。
場合によっては、その他の薬と併用して服用することで、副作用を抑えることもあります。
サインバルタの効果をしっかり得るためにも、自己判断での服用は避けましょう!
吐き気以外にも!サインバルタの副作用
先ほどもお伝えしたとおり、サインバルタは胃腸に支障をきたすような副作用が出ることが多い薬です。
上記でご紹介していたような吐き気以外にも、様々副作用が生じる可能性があります。
また、どんな病気にサインバルタを用いているかによっても副作用が変わってくる場合があります。
うつ病やうつ状態の治療で服用している場合によって起きやすい副作用
- 睡眠不足
- 頭痛
- 下痢
- めまい
- 便秘
- 倦怠感
- 腹痛
- 胃痛
- 睡眠障害
- 食欲不振
- 発疹
- 嘔吐
- 耳鳴り
サインバルタ服用により生じる重大な副作用
などが挙げられます。
上記の症状は一例であり、すべての方がこのような副作用が生じるわけではありません。
また、副作用が生じた場合でも、その重軽度は個人差があるため症状が軽く気付かない場合も考えられます。
その他の症状が出る場合も多々あるので、服用時は体の変化をしっかり意識しておきましょう。
サインバルタの副作用で吐き気を生じた人のリアルな生活
実際にサインバルタを服用して吐き気症状が現れた方にお話をお伺いしたところ、薬を服用後2時間程度で副作用の吐き気が現れたそうです。
胃腸あたりに強い不快感と吐き気を感じたそうですが、本当に嘔吐することはなく、常にムカつきを感じていたそうです。
辛い時は横になりながらも服用を続けたところ、3日ころから徐々に副作用の症状が緩和しながら、服用後1週間たつ頃には、特に不快な症状を感じることはなくなったそうです。
しかし服用している間、身体が薬になれたからと言っても、胃腸に大きな負担がかかっていることに変わりはありません。
体調がすぐれない時には、たまに胃腸に不快感を感じることがあるため、服用時は胃腸への負担をなるべく緩和させることも重要でしょう。
サインバルタを効果的に服用するためには、体調を整えるためにも規則正しい生活を心がけましょう。
サインバルタの副作用で吐き気が生じた時の対処法
病院でサインバルタを処方され、服用したことで吐き気などのつらい副作用が現れると、薬の服用をやめてしまいたくなりますよね。
ですが、副作用は体が薬に対して反応しているということなので、副作用が治まる頃に初めてサインバルタの効果を実感できるようになります。
病気を治療するためには、しっかりサインバルタを服用し続けることが重要です。
サインバルタの副作用でつらい吐き気が現れる時には、再度病院を受診し医師に相談しましょう。
吐き気であれば、サインバルタと一緒に胃腸薬を処方されることがほとんどです。
薬による副作用を緩和するために処方される薬
- ガスター
- ガスチモン
- ナウゼリン
- ソロン
などの胃腸薬が挙げられます。
胃腸薬は市販されているものもたくさんありますが、薬との飲み合わせや相性があるので、自己判断で飲む薬を増やすのは絶対にやめましょう!