1歳児の下痢…原因と対処法・食事のとり方と注意点
1歳頃の赤ちゃんは、母乳やミルクを飲んでいたり、離乳食もまだ終わっていなかったりする時期ですね。
赤ちゃんの頃は、下痢をすることが多いものですが、食事をどうすればいいのか分からなくて対応に戸惑う親御さんも多いようです。
今回は、赤ちゃんが下痢をする原因や対処法、食事のとり方の注意点などをご紹介しましょう。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方
食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...
-
声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは
声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...
-
正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫
薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...
-
夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法
夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...
-
ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法
最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...
-
寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法
朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...
-
ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方
いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...
-
アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収
汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...
-
ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法
ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...
-
女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント
女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...
-
肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法
パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...
-
卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由
栄養価が高いことで知られている卵。
<...
-
男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!
更年期というのは女性だけのものと思わ...
-
義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ
女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...
-
大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは
大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...
-
気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法
女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...
-
シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ
長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...
-
爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー
女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...
-
白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ
中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...
-
顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法
顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...
スポンサーリンク
目次
1歳頃の赤ちゃんに多い下痢…主な原因は急性と慢性の2種類
1歳頃の赤ちゃんに多い下痢は主に、急性と慢性の2種類に分けられます。
急性の下痢で最も多いのは、胃腸にウイルスや細菌が入り込み感染することによって起こる「感染性胃腸炎」です。
その他にも、扁桃腺炎や肺炎、中耳炎、尿路感染症や突発性発疹などでも下痢の症状が現れることがあります。
そして、赤ちゃんが慢性的に下痢を起こしている時は、母乳が原因である場合がほとんどです。
母乳には、ビフィズス菌が含まれているため、母乳で育てられている赤ちゃんは軟便気味で、1日に8〜9回便が出る子もいます。
水のようにゆるく、形にならない便が出るので、心配になりますが、赤ちゃんの腸が正常に動いている証拠ですので、他の症状がなく元気があれば、安心して大丈夫です。
母乳を飲んでいる赤ちゃんは、ミルクの赤ちゃんよりも便が柔らかく、回数が多いものなので、心配することはありません。
感染症の場合は、下痢以外の症状を伴うことが多く、他の人にうつす可能性もあるのでかかりつけの病院で診察を受けるようにしましょう。
下痢だけど食欲はある…1歳児の場合、食事はどうすればいい?
1歳頃の赤ちゃんで、下痢が続いていても元気で食欲もある場合、食事はどのようにすればいいのでしょうか?
授乳期間が過ぎ、離乳食が始まっている子であれば、水分が多く消化の良いおかゆから始めるのがおすすめです。
そして、様子を見ながら柔らかく煮た豆腐や野菜、りんごなどを少しずつ食べさせてあげましょう。
腸に負担がかかるので、脂肪が多くこってりとした物は避けてください。
下痢が続いている時は、便の状態を確認しながら消化の良い物を少しずつ与え、症状が落ち着いてきたら徐々に普段通りの離乳食に戻していくと良いでしょう。
症状が治まるまでは、食べ慣れた物を少量ずつ様子を見ながらあげてください。
また、母乳やミルクを飲んでいる子は、いつも通りあげて構いませんが、便が緩いのが気になる場合は、量を減らしてみてください。
下痢が治まらない場合は、かかりつけの病院で相談してみましょう。
1歳頃の赤ちゃんの下痢…原因は腸炎?食事のとり方・注意点
腸炎は、消化器官が未熟な1歳頃の赤ちゃんによく見られる症状です。
腸炎で腹痛がひどい時は、絶食するのが一番です。
しかし、下痢が続いている場合は、脱水症状を起こしやすくなるので、常温のスポーツドリンクやOS-1などでこまめな水分補給を心がけてください。
嘔吐や下痢がひどく、水分を充分に摂れない時は、脱水を起こす可能性があるので、病院で点滴をしてもらうと良いでしょう。
下痢や腹痛が治まってきたら、重湯など水分が多く胃腸への負担が少ないものから食事を始めていきます。
それから野菜スープやすりおろしリンゴなど、消化が良く、固形でないものを少しずつ取り入れていきましょう。
段々症状が落ち着いてきて、食欲も出て来たら、ゼリーやプリン、ヨーグルト、おかゆ、素うどん、豆腐などを食べても良いですね。
熱いものや冷たいものは胃腸に刺激が強いので、できるだけ常温のまま食べるのがおすすめです。
下痢が完全に治るまでは、油っぽいものや固形物は避けた方が良いでしょう。
1歳児の下痢…食事をあげても大丈夫?避けるべき食材とは
1歳頃の赤ちゃんは、消化器官が未熟なため、風邪をひくと下痢を伴うことがよくあります。
下痢が続いていても、元気で食欲があれば、柔らかく消化の良いものを小分けにして少しずつ食べさせてあげましょう。
この時期に避けた方が良いのは、豆類やサツマイモ、キャベツ、小松菜、ニラやネギ、もやしなど食物繊維が多いものや脂っこいものです。
消化しにくいため、胃腸に負担がかかり、下痢が悪化する恐れがあります。
また、食欲がない時に無理やり食べさせようとすると、症状が悪化することがあります。
食べたがらない状態が続く時は、心配になってしまいますが、水分さえしっかり取れていれば、2〜3日ほど経てば下痢や食欲も改善されるので、落ち着いて様子を見てあげましょう。
しかし、ぐったりとして元気がないなど異変がある場合は早めに病院に連れて行ってください。
1歳頃の赤ちゃんが下痢…どんな症状なら病院に連れていくべき?
1歳頃の赤ちゃんで、下痢が続いている場合、病院に連れていくべきか、様子を見るべきかで迷うことはありませんか?
母乳を飲んで育てられている赤ちゃんは特に、便が柔らかく、1日に何度も出る傾向があるので、下痢かそうでないかを見分けるのは難しいかもしれません。
便が緩くて何度も出たとしても、元気があり機嫌もよく、食欲もあるようでしたら、それほど心配することはないでしょう。
ただ、いつもより回数が多く、水っぽい便が出る時や、腐ったような酸っぱいような異臭がする場合、下痢の疑いがあります。
また、食欲がなく顔色も悪い時や、ぐったりして元気がない時、何度も嘔吐して38.5℃以上の発熱が続いてる時、便に血が混じり、下痢が1週間以上続いているなどの場合は、感染性の疾患にかかっている可能性があります。
ウイルスや細菌に感染しているかもしれないので、早めに受診して検査したほうが良いでしょう。