インフルエンザに感染しても発症しない可能性と発症させないポイント
インフルエンザに感染して発症すると、辛いものですよね。
たとえ予防注射をしているからといっても、絶対に発症するとは限りません。
しかし、インフルエンザに感染しても、発症しないという人も中にはいます。
ここでは、インフルエンザに感染した場合、発症する人と発症しない人にはどのような違いがあるのかを、詳しくご紹介します。
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目次
インフルエンザに感染しても発症しないことってある?
インフルエンザに感染しても発症しない、という事は、どういうことなのでしょうか。
インフルエンザはウイルスに感染してから半日から1日ほどで発症します。
このように、感染してもすぐに発症せずに時間がかかるのは、体の中でインフルエンザのウイルスが発症するのに必要な個体数だけ増殖する必要があるからなのです。
この体内でのウイルスの増殖中に、体の中でウイルスをやっつけてしまうことで感染しても発症しない人がいるのです。
このようにインフルエンザに感染しても発症しないケースを、不顕性感染と言います。
インフルエンザの場合、不顕性感染は20〜30%とされています。
つまり、インフルエンザにかかった事がないという人も、実は感染はしているものの体内でウイルスにうまく対処して発症しないということであって、自覚症状がないままでいるということなのです。
インフルエンザに感染しても発症しない人はどんな人?
1.生活習慣が良い
正しい食生活、そして規則正しい生活習慣を送っている人は、体の健康状態が良く免疫力が優れているために、たとえインフルエンザウイルスに感染しても体内で増殖せず、その結果発症しないということが考えられます。
常に健康に気を配っているという人は、他の病気と同様、インフルエンザにも感染したとしても発症しないのです。
2.インフルエンザに対する予防接種
インフルエンザウイルスにはいくつかの型がありますので、インフルエンザの予防接種を受けていたとしても、確実に発症しないというわけではありません。
ただし、予防接種によって、感染したウイルスの型に一致する抗体が体内にできていた場合には、発症を抑えることができます。
そのため、インフルエンザに感染しないためには、やはり予防接種を受けておくべきでしょう。
3.過去にインフルエンザに感染していた
過去にインフルエンザに感染していたという場合、体に免疫ができていますので、感染しても体がウイルスを退治する方法を知っているのです。
これは、例えば私たちが人生経験を積むことで、様々な困難に遭遇してもそれに対処することができるのと似ていますね。
インフルエンザに感染しても発症しない人からの感染は
インフルエンザに感染しても発症しない、いわゆる不顕性感染の人からの感染率は、普通に感染している人からの感染率よりも低いと言われています。
そもそも、インフルエンザウイルスの感染は、くしゃみや咳などの症状によって体液の飛沫を飛び散らせることで周囲の人に感染させます。
しかし、不顕性感染の人はインフルエンザウイルスに感染してもこのような症状が出ないため、感染したウイルスをまき散らすことが少なく、その結果感染率が低いとされています。
とはいえ、必ずしも不顕性感染の人がウイルスを他人に感染させないということは断言できません。
むしろ、自分はインフルエンザに感染していないと思い込んでいますので、本人も周囲の人も油断してしまうことでウイルスを広げる可能性があります。
例えば、家族が次々とインフルエンザウイルスに感染して高熱などに苦しみ、自分一人だけ微熱だという場合があります。
このような場合、たとえ微熱であっても、調べてみるとインフルエンザウイルスに感染していた、ということがあります。
つまり、自分が不顕性感染者であって、いわば媒介役となって家族に感染させていた、というケースです。
不顕性感染の人であっても、周囲に感染させる危険性はありますから、やはりインフルエンザの流行時期にはマスクを着用した方がいいでしょう。
インフルエンザに感染しても発症させないための5つのポイント
1.手洗いとうがいを徹底する
インフルエンザウイルスに感染したかも…と思ったら、とにかく手洗いとうがいをしっかりとすることが大切です。
手洗いは手指を通じたウイルスの感染を予防しますし、うがいは口からの感染を防ぐほかのどの乾燥を防ぐ効果もあります。
2.部屋の換気をする
部屋の空間にインフルエンザウイルスが浮遊している可能性もあります。
特に狭く気密性の高い部屋では、ウイルスが長く漂っていることも考えられます。
そのため、換気をしっかりとすることが感染を予防するうえで大切で、寒い時期ではありますが1〜2時間に1回行いましょう。
3.適度な湿度を保つ
インフルエンザウイルスは低温で低湿度の環境を好みますので、特に寒い冬は乾燥しているとウイルスは長時間にわたって空気中を漂うことになります。
加湿器などを利用して室内を適度な湿度に保つことで、ウイルスを除去するだけでなく、鼻やのどの粘膜が乾燥することを防いで感染予防にもなります。
4.部屋を暖かくする
インフルエンザウイルスは先にも述べましたが、低温低湿度の状態を好みます。
具体的には温度が18度以下、湿度が40%以下と言われています。
そのため、部屋の湿度を上げるだけではなく温度を上げると、インフルエンザ対策に効果的です。
室温は20度程度に保つようにしましょう。
5.こまめに水分補給をする
水分補給をしっかりとすることによって、鼻からノドへかけての粘膜に生えている線毛の活動が活発になります。
この粘液上皮細胞の線毛の働きによって、口や鼻から吸引したウイルスが体内に侵入するのを防ぐことができるのです。
インフルエンザに感染しない、あるいは発症しない2つの方法
1.体温を上げて免疫力を高める
インフルエンザに限らず、病気にならない健康体でいるためには、体温を上げることが大切だと言われています。
体温を上げると、血液の中にある白血球の免疫細胞の働きが活発になり、ウイルスの感染を防ぐことになるのです。
理想的な体温は、36.5〜37.1度とされています。
なお、体温が上がることによって代謝が上がり、血流も良くなることから免疫力が上がることにもなります。
2.栄養バランスのとれた食生活をする
特に一人暮らしの人は、ややもするとインスタント食品などに頼って栄養のバランスが崩れがちです。
免疫力を高めて健康な生活を送るためには、食生活を見直す必要があります。
特に、免疫細胞はたんぱく質でできていますから、肉類や魚、大豆などのたんぱく質を十分に摂ることが大切です。
また、たんぱく質だけではなくビタミンやミネラルにも免疫力を上げる働きがありますので、野菜類なども積極的に食べるように心掛けましょう。