白目が真っ赤!血管が切れる「結膜下出血」かも…原因と対処法
ある日突然白目が真っ赤になっていたらびっくりしますよね。
それは、「結膜下出血」かもしれません。
目の血管が切れることで起こる症状です。
目が真っ赤になるので、見た目で心配になってしまいますが、ほとんどの場合は時間が経てば自然に治ります。
しかし、場合によっては医師の診断を受け治療が必要なケースもあります。
今回は、結膜下出血の原因や対処法についてご紹介していきましょう。
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目次
目の血管が切れると白目が真っ赤に!結膜下出血の特徴とは?
結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)とは、結膜の下にある小さい血管が破れて出血したもので、白目の一部分が赤くなったり、黒目の周辺が真っ赤になったりするのが特徴です。
ここで言う「結膜」とは、「強膜」という白目を覆う膜を更に覆う眼球結膜のことです。
通常であれば、痛みやかゆみなどの自覚症状が起こることはあまりないので、朝起きて鏡を見た時や、家族に指摘されて初めて気がつくこともよくあります。
結膜下出血の原因はさまざまですが、特に思い当たることがないことも多く、知らない間に出血していることも珍しくありません。
白目の赤みは、ほとんどの場合、1〜2週間ほどで自然に治りますが、長ければ数週間以上かかることもあります。
結膜は、目の外側にある部分なので、眼球の内部に血液が流れ込んで視力が低下する心配はいりません。
目の血管が切れる原因は様々…全身性疾患の可能性もあり!
結膜下出血は、白目が出血のため真っ赤になります。
結膜の下にある血管は、かゆくて強くこすっただけでも切れることがありますが、多くの場合は痛みもなく、特に治療しなくても自然に治ります。
結膜下出血は、日常の些細な行動でも起こることがあります。
咳やクシャミ、嘔吐がきっかけになったり、長時間座り込んだまま草むしりをしたり、水中メガネを締めすぎても起こります。
また、お酒の飲み過ぎや寝不足、月経の時に起こることもあります。
これらの場合は、時間の経過と共に自然に出血が治まることが多く、それほど心配することはありません。
しかし、目にボールが当たったり、転倒したり、叩かれたりして強い打撲を受け、眼球の内部にも出血が見られる場合は、感染の恐れもあり早急に治療する必要があります。
また、糖尿病や高血圧、腎炎、貧血や白血病、紫斑病などの全身性疾患の症状のひとつとして現れることもあり、繰り返し起こるのが特徴です。
そして、痛みや目やに、目がゴロゴロするなどの症状を伴う場合は、急性出血性結膜炎の可能性があります。
エンテロウイルスに感染することにより発症し、他人にうつす恐れがあるので早めに眼科を受診して適切な治療を受けましょう。
目の血管が切れる…結膜下出血の特徴・充血との相違点
結膜下出血は、結膜の下にある血管が破れて出血が起こり、白目が赤くなる症状です。
白目が赤くなる程度は様々であり、全体が真っ赤に染まることもあれば、小さな点や斑状であったり、血腫ができることもあります。
通常は、痛みやかゆみがあったり、目やにが出たりといった自覚症状が現れることはないので、鏡を見たり人から指摘されて気づくことが多いようです。
何らかの自覚症状がある場合は、他の病気も考えられます。
早めに眼科を受診しましょう。
結膜下出血の症状は、大体1〜2週間で自然に治りますが、長引くと2〜3ヵ月続くこともあります。
いずれにせよ、特に自覚症状がなければ治療の必要はありません。
結膜下出血は、白目が赤くなるという点で充血と似ていると思われがちですが、どう違うのでしょうか?
充血は白目の中の血管が膨張して赤く見えるのに対し、結膜下出血の場合は血管が破れて出血しているという点で違いが見られます。
白目が赤い状態が続いているのであれば、眼科で相談してみましょう。
結膜下出血の治療法とは?目の病気以外の可能性も
白目が真っ赤に染まっている場合は、血管が切れて出血し、結膜下出血が起きている可能性があります。
結膜下出血の診断は、眼科での簡単な検査を受ければすぐにできます。
出血だけで、痛みやかゆみなどを伴わない場合は、自然に治るので特に治療する必要はありません。
しかし、出血量が多かったり、何度も再発したりする場合は、止血用の点眼薬が処方されることもあります。
再発は、加齢により血管がもろくなることでも起こり、この状態を「再発性結膜下出血」と言います。
結膜下出血は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病や、血液や脳の疾患、結膜炎などのアレルギーによって引き起こされることもあります。
アレルギー性結膜炎や流行性結膜炎、花粉症などが原因の場合は、抗菌作用や抗アレルギー作用がある点眼薬が処方されます。
全身性疾患が疑われる場合は、検査をして状況に応じて転科し治療をすることになります。
目の赤みが長引いたり、痛みやかゆみなどの症状が続く場合は、早めに眼科を受診してください。
結膜下出血は予防できる?発症の原因を知り対策を!
結膜下出血の原因はさまざまであり、原因不明であることも多いので予防することは難しい症状です。
しかし、目が何らかの衝撃や圧迫などの刺激を受けて発症することが多いので、まずはその状況を防ぐように注意しましょう。
例えば、スイミングスクールで泳ぐ時にゴーグルを強く締めすぎたり、ダイビングをして潜った時にいきなり浮上しようとすると、目に圧力がかかり、血管が切れやすくなります。
また、ボールが当たったり、転倒したり、叩かれたりと衝撃を受け、眼球が傷ついた時も、結膜下出血が起こりやすいと言えます。
結膜下出血は、出血以外の症状がなければ特に治療する必要はありませんが、目に強い衝撃を受けて眼球が傷ついた時は、早く眼科を受診することが大切です。
また、何度も再発を繰り返している場合は、全身性の病気である可能性もあるので、病院で検査を受けた方が良いでしょう。
そして、急性出血性結膜炎などのウイルスによる感染が原因で起こることもあり、人にうつす恐れがあるので、かゆみや痛みなど違和感を伴う場合は、早めに受診することをおすすめします。