看護師が運営する美容と健康のサイトです

カラダマモル.com

コーヒーを飲んだ時に手が震える症状はアレルギーの疑いも

   

コーヒーを飲んだ時に手が震える症状はアレルギーの疑いも

コーヒーを飲んでいて手が震えることはないでしょうか。

それはもしかしたらコーヒーアレルギーの疑いがあります。

あまり聞かないコーヒーアレルギーという言葉。実は誰でもなりうる可能性があるものなのです。

ここでは、そのコーヒーアレルギーの症状やそれを調べる方法、また、コーヒー自体の体への影響について紹介していきます。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方


食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...

声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは


声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...

正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫


薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...

夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法


夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...

ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法


最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...

寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法


朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...

ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方


いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...

アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収


汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...

ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法


ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...

女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント


女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...

肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法


パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...

卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由


栄養価が高いことで知られている卵。
<...

男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!



更年期というのは女性だけのものと思わ...

義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ


女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...

大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは


大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...

気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法

女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...

シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ

長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...

爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー


女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...

白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ


中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...

顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法


顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...

スポンサーリンク


コーヒーを飲んで手が震える…それはコーヒーアレルギーかも?

まず、コーヒーアレルギーがどんなものか紹介しましょう。

コーヒーアレルギーとは

アレルギーとは、一般的に体の免疫機能が働いて、体に入ってきたものを「異物」と判断し排除しようとする整理機能のことです。

コーヒーアレルギーとは、コーヒーに対して体がある症状を示すアレルギーの一種です。

コーヒーアレルギーの症状

コーヒーを飲んで、次のような症状があらわれたらアレルギーの可能性があるため注意が必要です。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 貧血
  • くしゃみ
  • 手の震え
  • 下痢
  • 体調の悪化
  • じんましん

コーヒーの場合はアレルギー症状が出るまで数時間〜数日たってかかる遅発性の場合が多いようです。

コーヒーで手が震える原因がアレルギーなのか調べる方法

コーヒーを飲んで体調が悪くなる場合、コーヒーアレルギーを疑ってもいいかもしれません。

コーヒーアレルギーのような遅延性アレルギーにはIgGと言われる抗体が関与していることがわかっています。

そして、この遅延性アレルギーを調べるために、IgG抗体検査という検査があります。

遅延性アレルギーの場合は、症状が出るまでに時間がかかるため、症状がすぐにあらわれるアレルギーに比べて原因となる食物の特定が難しい傾向にあります。

そこで、このIgG抗体検査をすることにより、遅延性のアレルギーなのか、まだどの食物に反応しているのかを調べることができます。

また、病院ではなくても自宅で気軽に本格的なチェックができる食物アレルギー検査キットもあります。

「アレル・チェック」といって、シアトルにある臨床研究所、USバイオテック研究所の日本語サイト「クインテッセンス」から申し込むことができます。

もし、アレルギーの疑いがあるようであれば、こういう検査キットを試してみるのもいいのではないでしょうか。

また、別メーカーのIgG検査キットもあり、Amazonなどでも注文できます。

コーヒーアレルギーの症状を改善するためには

もし、コーヒーを飲んでアレルギーのような症状が出るようであれば、先ほどの検査を受けてみることをおすすめします。

検査を受けることにより、コ-ヒーが実際にアレルギーの原因となっているのか確認することができます。

そして、コーヒーがアレルギーの原因だとわかった場合は、症状を改善するためにも、”しっかりと断る勇気”も必要です。

仕事や付き合いなどでカフェや喫茶店に行き、コーヒーを飲むことになる機会があると思いますが、このような時は「コーヒーアレルギーなので」としっかりとお断りするようにしましょう。

コ-ヒ-アレルギーは、まだまだ認知されていないため、アレルギーと言っても信じてもらえないかもしれませんが、コーヒーアレルギーのことを知ってもらうためにも良い機会となるでしょう。

自分の体のためです。周りがみんなコーヒーだからといって、それに合わせないようにしましょう。

コーヒーを飲んで手が震えるのは別の原因の可能性も

コーヒーを飲んでアレルギー症状にもあるような手の震えがあった場合、他にも疑われるものがあります。

それが「カフェイン中毒」です。

アルコールと同様にカフェインにも中毒があるのです。

カフェインは薬品にも使われており劇薬に指定されています。万能な効果がある反面、摂取量や摂り方を間違えると毒物にもなりかねないものです。

手や身体の震えが起こる場合は、カフェインを大量に摂取している可能性があります。このカフェインの大量摂取により、身体に何らかの症状があらわれるようになった状態をカフェイン中毒と呼んでいます。

ここでいう大量摂取とは次のように指定されています。

  • 1時間内に6.5mg/kg
  • 3時間内に17mg/kg
  • 致死量として1日に200mg/kg
  • (mgがカフェイン量)

毎日、大量にコーヒーを飲んでいて手や身体が震える症状がある人はカフェイン中毒も疑った方がいいでしょう。

アレルギー以外にもコーヒーの飲み過ぎには様々な弊害がある

これまで、コーヒーアレルギーについて紹介してきました。自分にはアレルギーは関係ないと思われた人もいることでしょう。

しかし、アレルギーとはいかないまでも、コーヒーの飲み過ぎには様々な弊害もあります。

最後に、そのコーヒーの飲み過ぎによる弊害をまとめてみます。

貧血が起こりやすくなる

コーヒーに含まれるカフェインやタンニン(コーヒーの渋味成分)には、鉄分や亜鉛などのミネラルの吸収を阻害してしまう性質があります。

もし食事と一緒にコーヒーを飲んでしまうと、鉄分の多い食品を摂取していたとしても体内への吸収が妨げられてしまうわけです。

そうなると鉄分が不足し、貧血にもなりやすくなります。

冷えが起こりやすくなる

カフェインには体を冷やす作用があるため、体温を下げてしまい冷えが起こりやすくなります。

シミが増えやすくなる

カフェインはシミの原因であるメラニンを増やす作用があると言われており、肌を痛める可能性があります。

睡眠の質が低下する

よく言われているように、カフェインは交感神経の働きが活発にさせ、目を覚めさせる効果があります。

目を覚まさせるためにコーヒーを飲むというのはこの効果を狙っているからです。

しかし、コーヒーのこの効果は半減するまで4時間近くかかると言われています。

コーヒーを飲みすぎるとこの効果が持続することになり、睡眠にも影響し質が低下してくるのです。

胎児に影響が及ぶ可能性がある

妊娠中のお母さんがカフェインを摂取すると、胎児に発達障害などの影響が出たり、流産のリスクが高まったりすると言われています。

また、妊娠中に1日4杯以上のコーヒーを飲む場合は、出産後に赤ちゃんが突然死症候群になるリスクも高まるそうです。

乳児に影響が及ぶ可能性がある

母乳で育児をしているお母さんがコーヒーを摂取していると、その中のカフェインの0.06%〜1.5%ほどが乳児に移行してしまうそうです。

これが原因で、乳児に情緒不安定(ぐずり泣きや夜泣き)の症状が見られることもあります。

このようにアレルギーの症状が出ていなくても、コーヒーの大量摂取は身体に様々な弊害が出ます。

あまり飲みすぎず、適量を飲むようにしましょう。

関連記事はこちら

 - 医療・病気

ページ
上部へ