突然言葉が出てこない…原因は何?考えられる病気とは
今までに突然言葉が出てこないといった経験をしたことはありませんか?
実はその症状、病気が原因となって引き起こされた可能性があります。
言葉が出てこないというのは、どんな原因が隠されているのかを詳しく調べてみました。
大きな病気を未然に防ぐためにもぜひ参考にして、気になる症状は早めに対処しましょう!
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目次
言葉が出てこない…病気?それとも性格?
突然言葉が出てこないという症状から考えられるのは病気だけではなく、その人が持ち合わせた性格という場合もあります。
例えば、内向的な性格で人の前に立つと言葉が突然出なくなることがあります。
それは、極度の緊張状態・不安感を抱いた時に現れてしまうことがあり、その場や人物と徐々に打ち解け、緊張感・不安感が軽減されることで、元の状態に戻っていくことができるようになります。
そして、その内向的な性格に派生して、その極度の緊張感から体調に異常をきたしてしまう社交恐怖症、社交不安障害は、言葉が出ない以外にも吐き気・腹痛・発汗・赤面などの症状が現れます。
その極度の緊張状態に耐えられなくなり、人との関わりを一切絶ってしまう対人恐怖症などへと進行していきます。
性格的に言葉が出ないケースであっても、症状が進むと病気となる場合もあり、性格的な要因と病気は境界線があいまいな点も多々あります。
言葉が出てこない時に考えられる病気
突然言葉が出なくなってしまうのには、性格的な要因から病気になってしまうケースもありますが、ほかにもいくつか考えられる病気の可能性があります。
精神的な原因で「言葉が出ない」場合、会話自体が不可能になってしまいますが、人と話したり、大勢の前で話したりすることにまったく抵抗がない状態で、自分が思っている言葉を表現することができずに「言葉が出ない」場合があります。
例えば、日常的に使っている物の名前がどうしても出てこなかったり、今の状況を伝える時に適切な言葉が出てこなかったりと、今までは普通にできていた会話の中で、固有名詞が出てこずに「アレ」「ソレ」など名詞での会話が増えてしまうのです。
この状態は「語健忘」や「老化」にも似ている症状です。
普段の会話と違いに気づいた場合は、もしかすると自分の体の中で、何かしらの異変が覆っているというサインなのかもしれません。
言葉が出てこない病気その1 失語症
言葉が出てこないということから考えられる病気として、失語症が考えられます。
この症状は、左脳にある言語領域という、言葉を発する時に重要な働きをする脳の部分に、何らかの原因によって損傷して言葉が出てこなくなってしまう病気のことです。
この「失語症」は言葉が出てこない以外にも、読む・書く・聞くにも支障をきたす恐れがあり、生活の中で大きな障害となってしまう可能性があります。
これは脳に存在する言葉の引き出しが、損傷により混乱し、言葉やイメージとの結びつきが難しくなっていることが挙げられます。
症状にもよりますが、ある一定の固有名詞だけが出ない場合(失名詞失語)や、聞く・読む・話す・書くといったすべての言語領域に支障をきたす場合(全失語)などがあります。
失語症は、リハビリにより少しずつは軽減されていきますが、脳の障害のため完治するのは難しいでしょう。
言葉が出てこない病気その2 健忘失語症
次に考えられる病気が健忘失語症です。
この症状も失語症の一種であると考えられますが、物の名前や尋ねられたことに対して適切にこたえることが難しくなる症状です。
物自体のことはしっかり把握し、使い方や性質なども頭ではしっかり理解しているにも拘らず、その物の名前だけがどうしても出てこないのです。
そのため、会話自体はスムーズに何の問題もなく行うことができますが、ある一定のキーワードに対してのみ言葉が出てこなくなってしまうのです。
日常的に使用している物の名前は直ぐに出てきても、あまり使わない単語に関してはなかなか出てこないといった傾向があることもあります。
日常生活の中の会話では気づきにくい変化であるため、なかなか「健忘失語症」だと理解するのには時間がかかることがあります。
どうしても言葉が出てこない場合や、知っているはずの言葉を聞いてもピンとこないときなどは、「健忘失語症」の疑いがあるので、注意しておきましょう。
言葉が出てこない病気その3 若年性アルツハイマー
次に考えられる病気として、アルツハイマーが挙げられます。
アルツハイマーと聞くと、年配の方の疾患だと感じる方も多いようですが、最近は若年性アルツハイマーを発症する若者が年々増加傾向にあり、64歳以下の若い世代でもこういった症状が見られるようになっています。
若年性アルツハイマーは、言葉が出てこないだけではなく、
- 今日の出来事がわからない
- 同じ質問を何度もする
- 今までできていたことができない
- 歩きなれたはずの道が思い出せない
- 帰り道がわからない
などの症状も起こるようになってしまいます。
アルツハイマーは、早期に発見し正しく対処することができれば、十分改善が期待できる症状です。
自分の変化に自分で気づくこともありますが、たいていの場合が家族や周囲の人が異変に気付くケースが多く、女性よりも男性の方が発症する人が多い傾向にあります。
何か気になる点があった場合は、早期に病院を受診し適切な治療を受けるようにしましょう。