超低用量ピル「ヤーズ」の副作用と吐き気の対処法

超低用量ピルとしてよく用いられる「ヤーズ」ですが、服用中の副作用が気になるところです。

副作用の中でも、特に吐き気が生じてしまうと日常生活にも支障をきたし、ツライ不調と付き合わなくてはいけません。

そこで今回は、ヤーズによって生じる副作用について詳しくまとめてみました。

吐き毛が生じた場合の対処法や経験者の意見などをぜひ参考にしてみましょう！

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ヤーズの副作用！吐き気とエストロゲンの関係

超低用量ピルとして用いられることの多い「ヤーズ」。
服用中には、気になる副作用としては吐き気を催してしまうことがあるそうです。

この副作用で吐き気が生じてしまう原因には、ヤーズに含まれている「エストロゲン」の働きが関係しています。

エストロゲンとは、女性ホルモンの一種で、妊娠しやすい身体づくりや女性らしさを作るためのホルモンで、妊娠中につわりで吐き気がするのも、このエストロゲンが原因だと言われています。

ヤーズの中にはエストロゲンが約0.02㎎配合されており、微量ではありますが服用し始めてから女性ホルモンが整い、体のバランスが保たれるまでの2・3ヶ月程度、この吐き気症状が出てしまうこともあります。

服用時から徐々に体が慣れ、症状が軽減していく方が多く、ヤーズの効果的に使用するためにも、特に問題がなければ体が落ち着くまでは継続してみましょう。

ヤーズの副作用を悪化させる吐き気が酷くなる食べ物

薬を服用する際には、食品との食べ合わせやその他の薬との飲み合わせなど注意が必要になることもあります。

ヤーズを服用する際にも、いくつか注意が必要な食品や薬などがありますが、その中でも特に副作用の吐き気を悪化させてしまう食品として、グレープフルーツなどの柑橘系のくだものが挙げられています。

摂取量による吐き気には個人差がありますが、グレープフルーツやグレープフルーツジュースなどで吐き気が悪化してしまう方が多く、人によっては一玉または半玉でも吐き気を助長してしまうことがあります。

吐き気以外に体へ問題はないので、気にならない場合はそのまま服用を続けても大丈夫ですが、気になる場合はヤーズ服用前後2時間から4時間程度開けてからグレープフルーツなどを食べるようにしましょう。

吐き気がひどい時には、かかりつけ医に相談して、服用や食事との兼ね合いについて指示を仰ぎましょう。

ヤーズのツライ副作用…吐き気を経験した方の意見

実際に超低用量ピルを服用した時に激しい吐き気に見舞われてしまったAさんにお話をお伺いしたところ、ヤーズ服用中は毎日のように吐き続け、まるでつわりのような症状が続いていたそうです。

以前もヤーズではない薬により、同じような症状が出た経験があったAさんは服用10日目に再度かかりつけ医に相談しに病院を受診したそうです。

かかりつけ医も服用10日目にしても、吐き気が治まらないことに驚き、このような患者は稀だと言われたそうです。

自分の体調や機能に問題が…!?と不安になったそうですが、医師からは「ホルモンバランスには個人差が出るので、仕方がないことですよ」と言われたそうです。

一時はヤーズと一緒に吐き気止めも処方してもらい服用を続けたそうです。

ホルモンバランスを整えるために、ヤーズのようなピルは大変有効ですが、バランスが整うまではこのようなつわり症状に悩まされてしまうこともあると言えるのでしょう。

ヤーズの副作用…吐き気は治る？

超低用量ピル「ヤーズ」の服用には、吐き気以外にも副作用が挙げられています。

ヤーズは1シート1週間の目安で服用しますが、最初の1シート目に特に副作用に悩まされる方が多く、だいたい3シート目（3週間目）あたりには、副作用が軽減されることがほとんどです。

吐き気外の副作用としては、頭痛・胸の張り・体重増加・肌荒れなどがありますがありますが、吐き気を含めた上記5つの症状は、比較的服用初期に徐々に落ち着いてきます。

そして服用中、微熱・出血等の副作用が生じる場合もあり、この2つの症状はしばらく続く方も少なくありません。

服用してからホルモンバランスが落ち着くまではしばらく体に変化が現れるのは仕方がありません。

毎日継続して服用規定量をしっかり服用することで、効果が期待できるので自己判断での中断や減薬は絶対にやめましょう。

ヤーズの副作用で吐き気がある時はどうするべき？

ヤーズ服用中に吐き気の副作用が出たしまった場合、先ほどもお伝えした通り、3シート目（3週間）くらいで状態が落ち着いてくることがほとんどです。

我慢できる程度の症状であれば、薬に対して体が慣れていくのを待ってみましょう。

つらい吐き気で生活に支障をきたしてしまう場合は、自己判断ではなく、かかりつけ医に相談しましょう。

状態を確認しながら、減薬・断薬・薬の変更または吐き気止めなどとの併用など、あなたにあった服用法へ切り替えていくはずです。

また、飲み方や飲む時間によっても、吐き気が悪化してしまうことがあります。
どの様な時にどのような症状が出るのか、あなたの体調の変化などを的確につ耐えられるようにしておきましょう。

また、服用中の吐き気を気にしすぎることで、精神的に圧迫されて吐き気が生じしまうこともあります。

吐き気にばかり意識せずにリラックスして服用できるようにしておきましょう！