排卵日前後に起こる眠気や吐き気…その症状の特徴と対策
毎月、生理前になると不快な症状に悩まされるという女性は多いでしょう。
排卵日が近づくにつれて眠気や吐き気に襲われて、日常生活に支障をきたす場合もあります。
排卵日に出てくる症状は様々なものがあり、人によって違います。
排卵日の症状は毎月付き合わなければいけないので、どのようなものか知っておく必要があります。
これから、排卵日に起こる眠気や吐き気の症状や特徴についてご紹介していきましょう。
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目次
排卵日に眠気や吐き気に襲われる原因
排卵日が近づくにつれて、下腹部がチクチクと痛んだりだるさを感じたりすることはありますか?
毎月起こるのであれば、それは「排卵痛」かもしれません。
痛む場所や、痛さの程度は人によって違います。
下腹部が全体的に痛くなる場合もあれば、月ごとに痛む場所が変わる場合もあります。
排卵期は、ホルモンの変化により、排卵が正常に行われている人でも、頭痛や吐き気、眠気など様々な症状が出やすい時期です。
また排卵期は、低温期から高温期へと大きく切り替わる時期でもあり、めまいを伴う頭痛や吐き気、胸の張りなど不快な症状に悩まされる女性も少なくありません。
しかし、排卵が終わると、ホルモンバランスも元通りになり、悩まされていた不快な症状も落ち着いてきます。
そして、排卵日の前後には、おりものにも変化が現れます。
排卵が始まる前から排卵が始まった頃までは、おりものは透明で、排卵の後になると、白っぽくなり量も少なくなります。
おりものがどんな状態か見ていると、いつ頃が排卵日か予想することができます。
排卵日付近で不快な症状が出やすい場合は、予定を詰め過ぎず、無理をしないようにして、ゆったり過ごすようにすると良いですね。
排卵日の眠気と吐き気…原因は女性ホルモン
生理前になると、月経前症候群で、お腹の痛みや体のだるさ、眠気や頭痛など様々な症状に悩まされる女性は多いのですが、排卵日のあたりでも同じような症状が現れることがあります。
これは、排卵に何か問題があるのではないかと心配になってしまうかもしれませんが、実は女性ホルモンの働きによるものなのです。
排卵日から次の生理日までの間に、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が活発になります。
プロゲステロンには、体温を上げる働きがあるため、分泌が増える時期に眠気を感じやすくなるのです。
排卵後は、ホルモンのバランスが大きく変化するので、人によっては吐き気を覚えたり、腹痛や腰痛、頭痛やむくみなどが起きることもあります。
排卵日以降は、女性ホルモンの関係で不快な症状が出やすい時期ですが、普段から食事や睡眠など生活習慣を見直すことで軽減する場合もあります。
排卵日の前後に不快な症状が強く出る場合は、自分の体に向き合って、いたわってあげてくださいね。
排卵日の後も続く眠気と吐き気…妊娠の可能性は?
排卵日が過ぎても眠気や吐き気などの症状がおさまらないと、「妊娠したのでは?」と気になりませんか?
生理前と妊娠の初期症状には多くの共通点が見られます。
体のだるさや強い眠気、吐き気、イライラ、腰痛、胸の張り、下痢や便秘などは、PMSでもよく見られる症状なので、妊娠していても、生理前の症状と混同して、勘違いしてしまうかもしれません。
しかし、妊娠の初期には生理前とは明らかに違う特有の症状が出てきます。
よく見られるのが、食べ物の好みが変わったり、吐き気で食欲が落ちたりと、食に関する症状です。
他にも、少量の出血が見られたり、トイレが近くなったり、微熱が続いて体が火照ったり、おりものに変化が見られたりなど、普段と違う症状が続くのが特徴です。
妊娠状態だと判断できるのは、基礎体温がずっと高温期を示している時です。
女性の体温は、生理周期に合わせて変化しています。
生理周期が28日で、順調に排卵している女性の場合は、生理後から排卵日までの低温期が大体14日で、排卵日以降から次の生理日までのおよそ14日が高温期になります。
しかし妊娠すると、低温期の時期もそのまま体温が高い状態が続きます。
高温期が16日以上続いていれば、妊娠の可能性はかなり高くなります。
ただし、この基礎体温の変化で妊娠の判断ができるのは、毎日、基礎体温を継続して正確に測っている場合です。
注意が必要なのは、排卵日から生理日にかけて、プロゲステロンの分泌が増えて体温が上がる時期です。
この時の高温期と妊娠した時の高温期を見分けるには、普段からしっかり基礎体温を測っておく必要があります。
排卵日の頃に、腹痛を感じることがありますが、妊娠して受精卵が子宮内膜に着床する時にも着床痛として下腹部に痛みを覚えることもあります。
この痛みには個人差があり、チクチクと痛む場合もあれば、全く感じない場合もあり、妊娠しているかどうか判断するのは難しいでしょう。
妊娠を正確に判断するには、妊娠検査薬で調べたり、産婦人科を受診するのがおすすめです。
排卵日が近づくと起こる日中の眠気対策
排卵日が近づくと、眠気が強くなるのは、女性ホルモンのバランスが変わるためで、一種の生理現象と言えます。
ただ、仕事中に眠くなって困るといった場合、改善できる方法はあるのでしょうか?
鍵となるのは夜間の睡眠です。
夜ぐっすりと眠って朝すっきりと目覚める規則正しい生活で、排卵日あたりの眠気や吐き気など不快な症状を和らげることができます。
夜しっかり眠るには、毎日起きる時間を一定にし、日中は意識的に体を動かすようにすることが大切です。
眠る前の習慣や環境を見直すことも、良質な睡眠のために必要です。
寝る直前までスマホやPC、テレビなどを見ると、興奮状態になり寝つきが悪くなります。
また、蛍光灯の光は明るすぎるため、眠る1時間ほど前には柔らかい光の間接照明に切り替えるのがおすすめです。
リラックスして眠りにつくために、アロマを焚いて香りを楽しんだり、ハーブティーを飲んだりして、一日の緊張をほぐしましょう。
規則正しい生活をして、眠る前には部屋を暗くしてリラックスすると、睡眠の質を高めるホルモンであるメラトニンの分泌が活発になります。
しかし、生活習慣を変えても、やはり眠くなってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、「自分の生活習慣が悪いせい」と自分を責めないでください。
排卵日から生理前の期間は、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が活発になり、眠くなるのは自然なことなのです。
ですから、まずはその事実をそのまま受け入れてみると気が楽になって、夜もよく眠れるようになるかもしれません。
そして、どうしても昼間眠くなってしまうのが気になるようでしたら、思い切って休みを取ったり、産婦人科で相談してみると良いでしょう。
排卵日付近の吐き気。月経前症候群かも?
女性は、ホルモンの変化による影響を受けやすいので、生理や排卵の前後に腹痛や眠気、吐き気など様々な症状が現れることがあります。
生理痛は本当に辛いものですが、排卵日あたりの吐き気の方がひどくて悩んでいる女性も少なくありません。
排卵日から生理までの期間は、女性ホルモンのバランスが大きく変わる時期なので、ある程度不快な症状が出るのは特別なことではありません。
しかし、痛みや吐き気などが強くて辛すぎる場合は、月経前症候群、いわゆるPMSかもしれません。
PMSは、治療によって症状を和らげることも可能です。
我慢しないで病院を受診して相談してみてください。
病院の薬を飲むのは副作用が心配、という場合は、女性の辛い症状に効果があると言われているハーブティーを試してみてはいかがでしょうか?
おすすめは、チェストツリーやセントジョーンズワートです。
これらのハーブティーは、女性ホルモンに似た作用をしたり、気持ちを落ち着かせてリラックスさせる働きがあると言われています。
チェストツリーは、苦くて飲みにくいと感じるかもしれませんが、ブレンドされていると飲みやすくなります。
PMSや排卵期以外にも、イライラや落ち込みが気になる人におすすめです。
これらのハーブティーは様々な効果が期待できますが、その分注意も必要です。
チェストツリーは、女性ホルモンと似た働きを持つため、妊娠中や授乳中の女性は飲まない方が安心です。
また、セントジョーンズワートも、他の薬と併用できないことがあるので、ハーブティーを試したい時は、病院で相談してみてください。