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寝ると尾てい骨が痛いのはなぜ?その原因と効果的な対策

   

寝ると尾てい骨が痛いのはなぜ?その原因と効果的な対策

仰向けに寝ると痛くなる尾てい骨。

寝ているときだけではなく、動いていても尾てい骨が痛い。

こうした症状による悩みは特に女性に多いとされていますが、ぐっすりと眠ることができないばかりではなく仕事や家事など日常生活で何かと困りますよね。

ここでは、尾てい骨が痛くなる原因と、その痛みから解放されるための対策について述べてまいります。

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寝ると尾てい骨が床面に当たって痛い!その3つの理由とは?

仰向けに寝ていると尾てい骨が痛む原因は、尾てい骨が床面に当たってしまっているからです。

しかし、なぜそのような痛みが走るのでしょうか。
ここではその理由を3つまとめてみました。

1.尾てい骨が出てしまっている

周囲の筋肉によって尾てい骨が引っ張られる形で後ろ側に突き出てしまうために、仰向けの姿勢で寝ると床面に当たって痛みを感じるようになるというものです。

2.骨盤の歪み

この場合も周囲の筋肉の影響を受けて骨盤が引っ張られることにもよるのですが、日ごろ姿勢が悪いと骨盤が歪んで前後に傾くことによって尾てい骨が突き出ることがあります。

3.痩せすぎ、あるいは筋肉の衰え

痩せすぎている、あるいは筋肉が衰えると、自然と尾てい骨が突き出るようになってしまうものです。

特に人間はお尻の部分から痩せていくとされていますので、どうしても尾てい骨の部分の筋肉量が落ちてしまうのです。

中年の頃には太っていたという人も年齢的に痩せていくものですし、あるいは病気などで長期入院を余儀なくされると急に痩せることも仕方のないことです。

仰向けに寝ると痛い尾てい骨!その理由とは?

仰向けに寝ていると尾てい骨が痛む原因としては、骨盤のゆがみによるもの以外にも、さまざまなものが考えられます。

例えば、先天的に尾てい骨が奇形である、あるいは外傷により変形してしまった、という人をはじめ、お尻の部分の筋肉が少ないやせ型の体形の人である、またかたいイスに長時間座る、あるいはかたい床の上や布団で寝ることが多い人など、理由は数多くあります。

自分はなぜ尾てい骨が痛むのか、当てはまる理由を冷静に考えてみる必要があるでしょう。

たとえば、かたい床や布団に寝ているのであれば、寝具を変えてやれば簡単に解消するのです。

そして尾てい骨の痛みの原因として、頸椎の影響があることも多いものです。

腰痛や生理痛に悩まされていて痛み止めにロキソニンを服用しているという人が、尾てい骨の痛みも生じているというケースもあるようです。

つまり尾てい骨という一部分だけではなく、カラダ全体のバランスや機能を改善することが大切だということです。

寝るだけでなく座っても尾てい骨が痛い、坐骨神経痛とは?

1.女性の尾てい骨の痛みの原因とは?

尾てい骨の痛みで悩む人は、男性よりも女性の方が多いようです。

女性に多く見られる尾てい骨の痛みの原因について、以下にまとめてみました。

(1)妊娠中のホルモンバランスの乱れによって、子宮が骨盤などを圧迫し、ひいては坐骨神経を圧迫することによるもの
(2)出産後の骨盤のゆがみによるもの
(3)そもそも尾てい骨はもろい骨であり、打撲や骨折をしやすいために痛みが生じる
(4)腫瘍ができたり、神経痛や炎症などによるもの
(5)尾てい骨の周辺で生じたヘルニアによるもの

特に妊婦さんの場合には、男性と違って骨盤から下半身にかけて負担がかかりますので、痛みが生じやすいものです。
また女性の場合、お尻の周辺のヘルニアや坐骨神経痛は、恥ずかしくてなかなか人に相談しにくいものです。

2.尾てい骨の痛みを治すには?

お尻を強く打ったなど、思い当たる原因がある場合には、整形外科で治療を受けるといいでしょう。

しかし、思い当たる原因がないのに尾てい骨が痛む、という場合、骨盤のゆがみに着目してみましょう。

骨盤は出産時だけではなく、姿勢が悪いなど日常生活のほんの何気ないことが原因でゆがんでしまうことが多いのです。

骨盤のゆがみを矯正するには骨盤ベルトを着用する、あるいは整体に通って治療するのもひとつの方法です。

寝ると痛い尾てい骨!その対策とは?

1.長時間同じ姿勢をしないようにする

仕事や日常生活において何かの作業をしているとき、ずっと同じ姿勢でいると血流が悪くなって尾てい骨の痛みの原因になります。

常に体を動かして体の凝りを緩和するように日ごろから気を付けておきたいものです。

2.骨盤ベルトを使う

骨盤を安定させて歪みを防ぐなど、骨盤ベルトを使うのも効果があります。

骨盤ベルトをして寝ると寝返りを打つ際にも痛みが和らぎ、ぐっすりと眠ることができます。

3.寝るときには寝返りを打つためのスペースを確保する

眠る時には寝返りを自由に打てるということも、からだに無理な力がかかる、あるいは歪みが生じることを防ぐ意味で重要です。

リラックスして充分な睡眠を取ることが、尾てい骨の痛みを取ることにもつながるのです。

4.尾てい骨の痛みを改善するセルフケアの例

トイレでおしっこを終えた後、尿を止める筋肉にファスナーを下から上へ閉めるような感じで力を入れてしばらくその状態をキープします。

これは、骨盤底筋群を戻す働きがあり、尾てい骨の痛みに効果があります。

また、ヨガやタオルを使った体操など、背中や肩のストレッチも、継続することで効果があります。

寝ると痛い尾てい骨を何とかしたい!ストレッチが効果的?

尾てい骨が痛くて悩んでいる人には、ストレッチが効果的でおすすめです。

ただし仰向けで寝る姿勢は尾てい骨が痛い人には難しいでしょうから、ここでは、うつ伏せで寝た姿勢で行うストレッチと横向きに寝た姿勢で行うストレッチの2つを紹介します。

1.うつ伏せの姿勢で行うストレッチ

(1)うつ伏せに寝て、足首を上に曲げてアルファベットのエックスの形を作ります。

(2)片足を少し浮かせ、できるだけ遠くへ伸ばすようにします。

(3)(2)で浮かしている足と反対側の手を上へ伸ばします。

(4)浮かしている足をもう片方の足のかかとに、足を交差させるような感じで当てて、5秒静止します。

(5)足を元に戻して休みます。

(1)〜(5)を左右交互に行って1セットとし、3セット行うようにします。

2.横向きの姿勢で行うストレッチ

(1)横向きに寝て、下の手を枕にして、両足の足首を上に曲げて、上の足は伸ばして、下の足を90度に曲げます。

(2)伸ばしている方の足の股関節を内側にねじり、遠くに伸ばすようにします。
なおこのときには足首は曲げたままで、つま先は下へ向いています。

(3)内側にねじっている股関節反対に外側へねじるようにします。
このときには足首は曲げたままで、つま先は上を向いています。

(4)(3)ができたら下の足と同じところまで足をたたみます。

(5)上の足を伸ばして休憩します。

(1)〜(5)を左右交互に行って1セットとし、3セット行うようにします。

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