ロキソニンの服用を毎日している人は副作用に注意!
ロキソニンは今では薬局などで簡単に購入できますが、かつては病院で診察を受けなければ入手できない薬でした。
手軽に入手が可能であることから、毎日気軽に服用しているという人も少なくないのではないでしょうか。
市販のロキソニンは病院で処方される薬と同じであることから、効果も高い反面、副作用も強いので服用にあたっては注意が必要です。
ここでは気になるロキソニンの副作用についてまとめてみました。
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目次
毎日ロキソニンを服用することで生じる可能性のある副作用とは?
1.びらん性胃炎
ロキソニンなどの解熱鎮痛剤を毎日服用していると、胃酸によって胃の粘膜が溶けてびらん性胃炎を引き起こす可能性があります。放置しておくと胃潰瘍や胃がんになる恐れもあります。
予防策としては、食後すぐに多くの水で飲むことが大切ですが、どうしても空腹時に服用したいときには、牛乳で飲むといいでしょう。
これは牛乳に含まれている資質やたんぱく質が胃粘膜を保護する役割があるからです。
びらん性胃炎は自覚症状がないこともありますから、服用には注意をしましょう。
2.薬剤乱用性頭痛
頭痛薬を飲み過ぎていると、薬の服用自体が頭痛を招き、そのために別の頭痛薬を飲むという悪循環を「薬剤乱用性頭痛」といいます。
例えばロキソニンを飲んでいて、実はこのロキソニンの服用が頭痛さらに頭痛の原因となり、別の頭痛薬であるボルタレンを服用する、といった具合です。
このような状態を続けていると、知らず知らずのうちにびらん性胃炎を引き起こすことにもなります。
毎日ロキソニンを服用する人は薬物乱用頭痛の可能性も!
頭痛がするからといってすぐに頭痛薬を飲んでいると、薬物乱用頭痛となって頭痛がさらに悪化する危険があります。
薬物乱用頭痛とは、以前から頭痛持ちだった人が、頭痛薬を飲みすぎることでかえって頭痛が多く生じるようになったことを指します。
以下の項目に該当する人は、薬物乱用頭痛かもしれません。
- 1か月間に15日以上頭痛の症状がある
- 頭痛薬を1か月間に10日以上飲む
- 朝起床した時から頭痛の症状がある
- 服用していたよく効く頭痛薬が、効かなくなってきた
- 頭痛薬を飲んでも、むしろ頭痛がひどくなってきた
- 痛みの大きさや性質、それに痛みが生じる部分が変わることがある
- 片頭痛の頻度が多くなってきた
薬物乱用頭痛は国際的にも判断基準が示されており、1か月に15日以上頭痛があり、頭痛薬を3か月以上定期的に乱用している、などとされています。
薬物乱用頭痛はドラッグストアなどで購入できる市販の頭痛薬を飲みすぎることで生じるケースが大半ですが、病院で処方された頭痛薬による場合もありますので要注意です。
毎日ロキソニンを服用していたら、逆に体調を悪化させたケース
母がひどい腹痛で入院し、検査の結果腸がむくんでいているとのことでした。
そのため1週間は絶食して点滴と水分補給だけで過ごし、2週間後にやっと退院できました。
はっきりとした原因はわかりませんが、思い当たる点としては母が医師から処方さていたロキソニンでした。
母は腰が悪くてロキソニンを飲んでいたのでした。
母はもともと胃腸が弱く、ロキソニンは同時に処方された胃薬と一緒に服用していたのですが、胃ではなく腸が悪くなってしまったようでした。
私病院でロキソニンを1週間分処方されることがありますが、主治医からは痛みが治まったら服用を止めるように指示されています。
また市販されているロキソニンの説明書きにも、やはり長期連用は慎むようにと記載されています。
ロキソニンを長期間服用すると、母のような副作用を生じる危険があるのだとしみじみ感じました。
毎日服用するのは危険?ロキソニンの正しい服用方法と服用期間
ロキソニンを使用上する際の注意点をまとめてみました。
1.食後すぐにコップ1杯の水で飲むようにしましょう
頓服として服用する場合も、できるだけ食後に飲むようにします。
どうしても空腹時に使用する場合には何か軽く食べてからにするか、もしくは水の代わりに牛乳で飲むようにすると、胃への刺激を少なくすることができます。
2.服用は必要最小限にとどめましょう
カゼによる服用は症状のひどいときだけ頓服で使用します。
肩こりや腰痛などの場合も症状の度合いによって服用量を減らしたりあるいは中止するなど、医師とも相談しながら服用するといいでしょう。
慢性疾患の場合、ロキソニンのような鎮痛薬の使用はいわばその場しのぎの対処療法的なものであり、根本的な治療とはなりません。
5〜6回使用しても症状が治まらない場合には、服用を中止して医師の診察を受けるべきです。
3.鎮痛薬の服用の目安は、1か月で10回程度
それ以上は絶対に服用してはならない、という意味ではありませんが、服用の頻度が多くなると依存性が高まり、薬物乱用頭痛の原因となります。
毎日服用するのは避けましょう!ロキソニンの副作用とは?
ロキソニンの副作用についてまとめてみました。
以下のような症状が現れた場合には直ちに服用を中止して医師に相談してください。
便秘
ロキソニンの副作用として腎機能障害や肝機能障害があります。
腎臓や肝臓は胃腸の調子を整える働きがあるのですが、こうした機能がうまく作用しなくなると便秘が生じます。
体のむくみ
ロキソニンは、体内の余計な水分を体の外へ出す働きを抑えるという副作用があります。
その結果、利尿が減り、むくみが生じて体重増加や体の冷えなどの症状がでてきます。
胃痛
鎮痛剤としてロキソニンは優れたお薬なのですが、胃に大きな負担がかかるという欠点があります。
ロキソニンを服用するときには空腹時を避けて、何か食べた後に服用することを心掛けましょう。
どうしても胃痛がする場合には一度服用を中止して、医師の診察をうけることをおすすめします。