ビールとご飯、太るのはどっち?糖質とカロリーの比較!

ダイエットをしている方や体重を維持したいと考える方が迷うものの1つとして、「ビールとご飯、どちらが太るのか」というものです。
太りやすい食事の要素としては、カロリーが高い、糖質(炭水化物)が多い、脂質が多いなどが考えられます。
今回は、ビールとご飯のカロリーや糖質などを比較し、ビール好きの皆さん方の長年の疑問にお答えしたいと思います。
なお、ここで比較しているデータは基本的には、酒税法上の「ビール」のものです。
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目次
ビールとご飯、太る要素の比較
まず、ダイエットをしていると気になる「カロリー」についてです。
350mlの缶1本で約140kcalです。また、500mlのロング缶(中ジョッキ分)で約200kcalになります。
ご飯は、一膳(約150g)で約252kcalです。ビールのロング缶より多いです。
次に炭水化物量ですが、太るのはその中の「糖質」です(炭水化物には糖質と食物繊維が含まれています)。
350ml缶1本で約11.0g、500mlロング缶で約15.5g、ご飯一膳で、55.2gになります。糖質は圧倒的にご飯が多いです、ロング缶の3.5倍もあります。
最後に脂質ですが、ビールには脂質は含まれていないようです。ご飯は一膳で約0.45gです。
ビールの栄養成分一覧を見ても糖質以外には、タンパク質と食物繊維が多少含まれている程度で、太るような成分は見当たりません。
では、なぜビールを飲むと太ると言われているのか、知りたくなります。
ビールのエンプティカロリーとは?ご飯のカロリーとは異なり太る心配はない!?
ビールとご飯のカロリーを比べて見ますと、500mlロング缶で約200kcalですが、ご飯一膳(約150g)は約252kcalです。
数字的にはそれほど大きな差はありませんが、アルコールのカロリーはエンプティカロリーと呼ばれ、体内に蓄積されることがないものとされていますが、アルコールの体内での代謝を詳しく調べていくと、ごく一部は中性脂肪になったりするようです。
また、アルコールを飲むと身体が脂質を蓄えやすい状態になるようです。
それとアルコールを飲むと身体が温かくなりますが、これはアルコールが身体の中で熱をだしていますので、その熱分の体内のエネルギーは使わなくて済んでいますので、その分が蓄積されていきます。
ですので、ビールなどに含まれているアルコールはエンプティカロリーだとは言っても、全然身体に蓄積されない訳ではなく、間接的に体内にエネルギーの蓄積が起こっていますし、身体を脂質を蓄えやすい状態にしてしまいますので注意が必要です。
ビールはご飯より太ることはない? 糖質とは?
糖質は三大栄養素のうちの一つです。
それと良く耳にする炭水化物というのは、糖質と食物繊維とからなっています。また、デンプンというのは、糖質の中の多糖類になります。
さて、身体に取り込まれた糖質は、消化吸収されブドウ糖となって血液により肝臓に貯蔵されたり、筋肉でエネルギーとして利用されます。使われなかったものが中性脂肪にかわり肝臓や脂肪細胞に蓄積されます。
1日に必要な糖質の目安としては、男性で約330g、女性で約250gと言われています。
ご飯に含まれる糖質は、一膳分(約150g)で55.2g、ビール500mlロング缶(中ジョッキ)で約15.5gです。ビールはご飯よりはだいぶ少ないイメージです。
しかし、実際にビールを飲む状況を考えて見て下さい。
あなたは居酒屋やビアホールでは、中ジョッキ何杯位飲んでいますか?
中ジョッキ 3.5杯で、ご飯一膳と同じになります。
最近では、「糖質オフ」「糖質制限ダイエット」「低炭水化物ダイエット」「MEC食」などと言われ、糖質を多く摂ると血糖値が乱高下しやすいため、太りやすいと言われていますので、カロリーよりも糖質で比較するほうがよいのかもしれません。
これで何となくビールの糖質の量のイメージが掴めたと思いますので、ビールを飲みながら、今日の糖質の摂取量を考えてみてください。
ノンアルコールビールの糖質ゼロはとは?
ビールのアルコールや糖質についていろいろ調べてみますと、気軽に飲めない気分になってしまいます。
そこで、最近よくCMで流れている「ノンアルコールビール」と「ノンアルコールビールの糖質ゼロ」について調べてみました。
まずノンアルコールビールですが、製法的には日本国内では主に三つの方法があるようです。
1つ目は、通常のビールの製造工程の途中でアルコールを生成しないようにしたもの。
2つ目は、麦汁に香料などでビールに近い味を作り出したもの。
3つ目は、麦芽エキスなどに香料などで味付けしたものです。
まず、ノンアルコールビールですが、アルコールは0%〜1%未満まで幅があります。通常のビールのアルコールは5%程度ですので、1%未満のものを5本も飲むと普通のビールと同じように酔う可能性があります。
また、香料などでビールに近い味にする際、いろいろな添加物を加えていますので種類や量に注意しなくてはなりません。
次に、ノンアルコールビールの糖質ゼロですが、ビールの味を出すための香料や添加物以外に、糖質の代わりをする合成甘味料などが新たに加わります。
ビールの味を維持するために、いろいろな添加物が疲れています。
私がオススメするビールとの付き合い方
カロリーや糖質以外にビールを飲むことで太る原因として考えられるのは、ビールに含まれているホップと炭酸が胃壁を刺激することで食欲増進の効果があると言われていることも影響しているようです。
これにより食欲が増進され、たくさんの料理をビールと一緒に食べてしまいます。これが太ると言われている原因のようです。
私がオススメするビールのおつまみは、ダイエット的には高タンパク低脂肪、低カロリーがポイントです。
それとビールの種別ですが、個人的にはあまり添加物の入っていない本物のビールを適量飲むのが良いと考えています。
本物のビールの材料は、大麦、ビール酵母、ホップ、水だけです。
日本で作られているビールの銘柄のうちの5%程度しか海外でも通用する本物のビールはないようです。
最近は、いろいろなものに本物志向が広まっていますが、ビールはどうも反対の方向に進んでいるようです。