生理後に生じる体調不良…めまいが起こる原因と対処法

女性の身体は生理によって様々な症状が現れるようになります。

生理前や生理中の症状はＰＭＳといわれ、対処法などが多く紹介されていますが、実は生理後にもマイナートラブルが現れることがあります。

めまいや立ちくらみなど、症状によっては日常生活に支障をきたしてしまうことも考えられます。

そこで今回は、そんな生理後に生じるめまいについてまとめてみました。

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生理後にめまいが…体調不良の対処法

生理前や生理中には不快な症状が現れることは多く、生理後にようやく体調が戻るという方が多い中、生理後にもめまいなどの体調不良に悩まされている方もいます。

この生理後の体調不良やめまいの主な原因になっているのが、貧血です。

生理後は貧血状態に陥りやすく、それにより体調不良やめまいが生じてしまうのです。

貧血を起こしている時は、脳への血流不足が影響しているので、ツライ時には無理をせず横になるようにしましょう。

また余計に血流を悪化してしまうので、締め付けの強い下着や衣服の着用は避け、リラックスできるような服装を心がけましょう。

また貧血の改善には体の「冷え」が大敵です。

身体を冷やさないように、温かい飲み物を飲んだり、冷たいものを控えるようにしましょう。

時間がある時は、身体全体の血流改善のために湯船に浸かり、体を温めてゆっくりと心を落ち着ける時間を持つようにしましょう。

生理後めまいなどの体調不良がおこる仕組み

生理後にもめまいなどの体調不良が生じてしまう仕組みとしては、先ほども述べたように「貧血」がカギになっています。

生理により体内の鉄分が減少し、身体は貧血状態に…

そして特に女性に多い、冷え性や血行不良によりさらにその症状を悪化させてしまうのです。

そして最近は仕事やプライベートでパソコンやスマホを多用する方が多いため、眼精疲労・運動不足・肩のコリなどと合わせて、慢性的な貧血状態となり、問題が深刻化してしまうのです。

血行を改善するためには、日頃からストレッチや運動を心がけて、身体全体の巡りをスムーズに行えるように意識しましょう。

たまにはパソコンやスマホから離れて、日頃溜めている疲労やストレスを解消できるようにしましょう！

日頃から血流の改善を意識して生活していることで、生理後の不快な症状も緩和していくはずです。

生理後のめまい…体調不良は食事から！

生理後にめまいや体調不良が現れる時には、食生活にも注意が必要です。

極力体を冷やさないことが重要になるので、冷たい飲み物（特に炭酸系飲料は胃腸を冷やす原因になります）・アイスや氷などの冷たい食べ物は避けるようにしましょう。

その他にもケーキやシュークリーム、チョコレートなども、体調不良が続く時は避けるようにしましょう。

煮物やなべ物など、カラダを芯から温めるものがおすすめです。

食材であれば、生姜や人参、根菜類などが体を温める効果があります。

身体を中から温めることで、免疫力を高め、体調不良を改善・予防するようになります。

特に暑い時期は冷たい飲み物や食べ物を多く摂取しがちで、薄着で過ごすことが多くなります。

暑さからくる生活習慣が生理後の体調不良やめまいに繋がる原因にもなるので、暑い時期だからこそ意識して体の冷えを防止しましょう！

生理後の体調不良…めまいと更年期の関係

生理後に起こるめまいや体調不良は、貧血以外に更年期との関係も否定できません。

更年期が近付くにつれ、女性ホルモンが減少し自律神経の乱れを起こすようになります。

特に生理後はホルモンの状態が乱れやすいため、更年期の影響を受けやすい時期とも言えるでしょう。

更年期が原因となる生理後の体調不良を改善するためには、減少している「エストロゲン」といわれる女性ホルモンを補うことがポイントになります。

このエストロゲンは大豆の成分と非常に似ているため、生理前後に豆乳や納豆などの大豆製品を意識して摂取するようにしましょう。

また女性ホルモンの減少を改善するには、生活習慣の見直しも重要です。

栄養バランスの整った食生活を意識しながら、適度な運動・質の良い睡眠・ストレス解消を心がけ、気持ちが落ち着ける状態をキープするようにしましょう！

生理後の体調不良は妊娠かも!?

生理後にめまいなどの体調不良が続く場合は、妊娠という可能性も考えられます。

生理後だからと言って、妊娠の可能性がゼロというわけではありません。

生理中に性行為があった場合、生死の子宮内での生存期間は約1週間と言われているため、生理後妊娠するケースがあります。

もし妊娠しているのであれば、まだ妊娠超初期と言われる時期で、検査薬や産婦人科でも妊娠の判断は難しいかもしれません。

妊娠超初期であっても、めまいや体調不良を起こす方もいます。
また妊娠するとホルモンの分泌が乱れるため、様々な症状が身体に現れることになります。

妊娠の可能性がある場合は、飲酒や喫煙を直ちにやめ、薬を服用している場合はすぐかかりつけ医に相談するようにしましょう。

妊娠初期には流産してしまう確率も高いため、身体がきつい時は無理をせずに、ゆったり過ごすようにしましょう。