子供の吐き気…吐かないけど気持ち悪さを訴える時の対処法
子供が「気持ち悪い」と言って具合が悪そうなんだけど吐かない時、どう対応すべきでしょうか?
吐き気があるのに吐かない時は、すぐに病院に連れていくべきか、それとも家で安静にしていればいいのか、迷ってしまいますよね。
これから、子供が吐き気を訴えても吐かない時に考えられる原因と対処法についてご紹介していきます。
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目次
めったに吐かない子供…吐き気がある時の見分け方
普段吐かない子供が吐き気を催した時、本人としてはどのように伝えたらいいのか分からないことがあります。
子供は、体の調子がいつもと違うと思っても、適切な表現をするのが難しいのです。
例えば「吐き気があって気持ちが悪い」と言う状態を、どう言えばいいのか分からなかったり、「吐きそう」というのがどういう状態なのか分からなかったりします。
しかし、気持ちが悪くなって吐いたり、吐きそうになる時は、たいてい段階があり、注意して様子を見ていれば分かることもあります。
いつもは元気な子が、夜になってから「のどが痛い」など風邪のような症状を訴えてきた時は、いつもと様子が違うと気を付けた方が良いでしょう。
その後、普通に夕飯を食べたりお手伝いをしたり、宿題や明日の時間割をしたりして、いつも通りの様子を見せるかもしれません。
しかし、食事したばかりなのに「おなかが空いた」と言う時は、おなかの調子が悪くなる前兆の可能性があります。
そして、いつもはなかなかお風呂に入りたがらないのに、自分から大好きなTVを切り上げて「お風呂に入る」と言う時は、疲れや体調不良が考えられます。
そのような子供のちょっとした変化は、子供から発しているサインだと言えます。
おかあさんと子供の間には、父親にはない、通じ合う何かがあると思います。
吐き気など、子供の体調の悪化を早めに察知するには、「いつもと違う」「ちょっと様子がおかしい」という感覚を大事にして、子供の様子を注意して見る必要があります。
子供に流行中の吐き気があっても吐かない胃腸風邪…症状と対処法
最近、子供の間で吐き気があっても吐かない胃腸風邪が流行しています。
子供が「胃が痛い」「気持ち悪い」とか「食べられない」と言っても、熱もなく、実際に吐いている訳でもないなら親としては学校に行って欲しいところですよね。
しかし、胃薬やOS-1などの経口補水液を飲ませても、気持ち悪いのがおさまらず、学校を休みたがる時は、学校で友達との間で何か嫌なことがあってストレスがあるのかもしれません。
ただ、子供に聞いて「学校では何もない」と言うのであれば、体の不調と考えた方が良いでしょう。
吐き気があっても吐かない胃腸風邪は、吐けない分気持ち悪さが続いてつらいのですが、下痢によって菌が体から排出されます。
このような時は、まずは安静にすることが大切です。
病院では吐き気止めや整腸剤がよく処方されます。
吐かない胃腸風邪は、高熱や嘔吐などはっきりした症状が出ないことも多く、初めてかかった時は親の方でも病院に行くべきか迷うと思います。
子供が気持ち悪さを訴え、下痢が続いているようであれば、病院を受診してください。
子供の吐き気…吐かない時でも吐かせた方がいい場合も
吐き気があって気持ち悪い時は、全部吐いた方が楽になることが多いのですが、上手く吐けなくて苦しい時があります。
お子さんがそんな状態になっていた時は、吐きやすいようにおかあさんがサポートしてあげると良いでしょう。
赤ちゃんであれば、うつ伏せでおかあさんのひざの上に乗せて下を向かせ、背中をさすってあげると吐きやすくなります。
また、小さい子供であれば、人差し指かティースプーンを舌の根元に押し当ててあげましょう。
そして、もっと大きい子供の時は、おかあさんが立てひざをして座り、ひざの上に子供の胃の辺りが当たるようにして背中をさするのがおすすめです。
赤ちゃんがミルクを飲んだ時に、少し吐いたり咳込んだりするのはよくあることです。
吐いた後、元気があれば問題ないでしょう。
しかし、一度に大量に吐いたり、何度も吐いたりして、ぐったりして元気がなく、機嫌も悪い時は、速やかに受診してください。
横になっている時に、激しく泣いたり、咳込んだりして、吐いてしまった時は、吐いた物がのどに詰まらないように、顔を横向きにしてあげましょう。
吐かせた後も吐き気がおさまらなかったり、元気がない時は、早めの受診をおすすめします。
子供が吐いた!水分摂取は吐き気がおさまってから
寒くなってくると、ビールスに感染して起こる胃腸炎が増えてきます。
胃腸炎でよく見られる下痢や嘔吐は、胃腸の消化力が弱くなった時に起こります。
消化力が落ちると、食べ物が消化されずに長い間お腹に溜まり腐り始めます。
下痢や嘔吐は、溜まっている食べ物を早く体から出す手段なのです。
子供が吐くと、脱水症になると心配して水を飲ませようとするお母さんもいますが、吐いている間は、基本的に、吐き気がおさまるまで飲んだり食べたりしてはいけません。
吐き気があると、水でも吐いてしまい、その時に胃液も一緒に吐いてしまうので、かえって脱水がひどくなります。
子供が吐いたら、吐き気止めの座薬があればさし、吐いてから2時間は飲食させないでください。
吐き気がおさまってきたら、水や薄めたお茶、スポーツドリンクなどを50cc以内ならあげても構いません。
ジュース類や炭酸飲料、コーヒー牛乳などはやめておきましょう。
2歳未満の赤ちゃんなら、アクアライトやビーンスタークなどの赤ちゃん用のイオン飲料をあげてください。
そして、飲んでから30分ほど様子を見て吐かない時は、さっきと同じ飲料を100cc以内であげてみてください。
この時に、普段飲んでいるのなら、温めた牛乳を100cc以内であげても良いですね。
その後は、1時間何も口に入れずに様子を見て、吐かない時は、おかゆや煮込んだうどん、食パンなど消化のよいものから食べさせます。
食べても吐かなければ、子供が欲しがるだけ水分を摂らせても大丈夫です。
この方法を試しても、吐き気がおさまらない時は、小児科を受診してください。
ちなみに、咳をしてむせて吐いた時は、その後元気であれば、胃腸とは関係ないと考えられるので、いつも通り飲食しても差し支えありません。
子供が訴える吐き気…神経性嘔吐症かも?
子供が、病気でもなさそうなのに、「気持ち悪い」とか「吐きそう」と訴えたり、実際に嘔吐を繰り返している時は、胃腸の問題というよりも精神的なものが原因かもしれません。
ここで考えられるのが「神経性嘔吐症」です。
神経性嘔吐症とは、精神的ストレスが原因で、度々吐き気を催したり、何度も嘔吐したりするのが主な症状です。
胃腸炎と違い、腹痛や下痢などは表れないのがこの症状の特徴です。
本来は、脳の嘔吐中枢が未成熟な子供によく見られる症状でしたが、最近は大人にも見られるようになってきました。
脳の嘔吐中枢が未熟な状態では、ちょっとした刺激ですぐに吐き気を覚えたり、吐いてしまう場合がよくあります。
神経性嘔吐症は、神経質で繊細な性格や、転校や引越などの環境の変化、運動会や学芸会、定期テストなどの学校行事でプレッシャーやストレスがかかることで発症しやすくなります。
子供が精神的な原因による吐き気を訴えてきた時は、その子の性格を考慮して、話をじっくり聞いてあげると良いでしょう。
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