食後に生じる胃痛に悪寒…気になる病気の可能性と対処法
食後に胃痛や悪寒を感じることが続く場合、何らかの病気が原因になっているかもしれません。
食後の不快な症状が続く時には、身体からのシグナルと捉え、適切に対処する必要があります。
そこで今回は、食後に感じる胃痛や悪寒の原因や対処法について詳しくまとめてみました。
ぜひ参考にして、不快な症状を早期解決しましょう!
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目次
食後の胃痛や悪寒は食べ過ぎが原因に!?
食後に胃痛や悪寒が生じる原因は、病気の症状だけではありません。
最初に考えられることは、食べ過ぎです。
食後や食中に感じる胃痛は、胃もたれを起こしている可能性が考えられます。
食事を食べ過ぎてしまったり、脂っこい食事を食べたりする時に起こすことが多く、胃痛による体調不良から悪寒や吐き気を生じてしまうことがあります。
この症状は食中・食後から数時間続き、徐々に改善していきます。
食べ過ぎによりこのような症状が生じた場合には、なるべく体を温めて横になるようにしましょう。
食後直ぐに寝てしまうと、胃腸の働きが低下してしまい消化不良を起こしてしまうので、横になるだけで寝ないように気を付けましょう!
また食後にこのような症状を繰り返す時には、食事の見直しが重要です。
食べる物や食べる量に気を付けて、日々の食事を楽しむように心がけましょう。
食後の胃痛や悪寒は胃酸過多が原因かも!
次に考えたいのが、食後の悪寒や胃痛の原因が病気の可能性です。
まず疑われるのが、胃酸過多です。
胃酸過多とは、通常食べたものを消化するための胃酸が過度に生成されることで胃痛を引き起こしてしまうのです。
胃酸は食べたものに付着している菌を除去し消化するため、かなり強い酸性の塩酸が含まれているため、胃の粘膜を強酸が刺激し胃痛になっているのです。
胃酸は食事をすることで分泌されるため、食事のタイミングで胃酸の分泌が活発になていることが考えられます。
胃酸過多を引き起こす病気は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、食道がん、逆流性食道炎などが挙げられます。
この場合、胃痛や悪寒以外にも様々症状を引き起こすことも考えられ、食後以外にも体調の急激な変化が生じることもあるので、体調に違和感を感じた場合には、早めに病院を受診できるよう、日々の体調に意識を向けておきましょう。
食後の胃痛や悪寒はストレスが原因かも!
食後に胃痛や悪寒、吐き気を感じる時には精神的な問題が原因になっていることもあります。
病院で胃腸の検査をしても何の問題もなく、なかなか状況が改善されない場合は、精神的な問題を考えてみましょう。
精神的な問題で考えられるのが、過度のストレスや精神的圧迫、極度の緊張状態などが当てはまります。
最近は精神性疾患を患う方が急激に増えており、仕事や人間関係において問題を抱えている方が多い現状にあります。
この症状を改善するためには、今問題を抱えている環境から離れることがポイントになりますが、仕事を休んだり状況を変えたりすることが難しい場合は、心療内科を受診するなどして、医師の診断を仰ぐようにしましょう。
環境を変えなければ、不快な症状を繰り返し、悪化してしまいます。
急性胃腸炎や胃潰瘍になってしまう可能性もあるので、早めの対策を心がけましょう!
食後以外の胃痛や悪寒は危険がいっぱい!
上記で食べ過ぎ、胃酸過多、精神疾患などをご紹介してきましたが、その他にも早急な対処が必要になる原因もいくつかあります。
〇虫垂炎
便や異物によって虫垂が閉塞されることにより、虫垂内が細菌感染により炎症を起こしてしまう病気です。
虫垂内が炎症を起こすと胃痛、腹痛、発熱、嘔吐、吐き気、悪寒、食欲不振などが起こります。
虫垂炎が生じる原因は不明で、年齢や性別関係なく引き起こす危険性があります。
早期に対処できれば、服薬で症状の改善が見込めます。
〇急性胃炎
急性胃腸炎は胃の粘膜が炎症を起こしている状態です。
急性胃腸炎は、生活の中の小さなきっかけが症状を引き起こす原因になることが多く、ストレスや刺激物の摂取、また服薬している薬による影響なども考えられます。
急性胃腸炎は大変繰り返しやすく、何度も生じることで慢性胃腸炎と言われるようになります。
食後は特に気を付けて!胃痛や悪寒の予防法
食後の胃痛や悪寒で考えられる原因はいくつかありますが、全てに共通して言えるのが、胃腸に大きな負担がかかっており、胃腸の働きが弱ってきているということです。
食後に胃痛や悪寒を繰り返してしまう時には、ファーストフードなどの脂っこい食事や偏った食事を避け、消化に良い栄養バランスを意識した食事を心がけ、暴飲暴食は控えるようにしましょう。
また体調を整えるために、質の良い十分な睡眠をとることを意識することが大切です。
身体の調子を整えることで、食後の不快な症状を改善できる場合もあります。
病院を受診することで治療や薬によって改善することになりますが、一緒に食生活を見直すことでより早期に改善が期待できるようになるはずです。
食後に不快な症状を繰り返してしまう方は、ぜひ食生活を改善し、症状の緩和・予防を心がけるようにしましょう。