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幼児の手の甲に湿疹が…何かの病気?原因や注意点

   

幼児の手の甲に湿疹が…何かの病気?原因や注意点

子どもと遊んでいたら、ふと手の甲に湿疹のようなものが。

これは何かの病気の前触れかしら?

生活習慣やトレスなどで湿疹ができることもありますが、幼児によくある病気の前触れの可能性もあります。

しかし、時には感染症の心配がある湿疹や適切に病院で処置してもらう方がいい湿疹もあります。

自分ではうまく言えない幼児だからこそ、早めに気付いて病院で診てもらいましょう。

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幼児の手の甲に湿疹:手足口病の可能性

幼児がかかる病気に手足口病があります。名前の通り、手や足、口に症状が出ます。
最初に気づくのは、口の痛みです。口の中に白いポツポツができます。一見口内炎のように思いますが、そのうち手のひらや手の甲、足の裏などに白い水疱ができます。2〜3mm程度の水疱が湿疹のように出来てきます。
幼児の病気と言うと熱が出るイメージですが、発熱はあまりありません。3人に1人位の割合で、出ても38度以下の熱が多いです。
大きな症状は口の湿疹の痛みや痒みです。口の中の湿疹が痛い場合は飲み物すら摂れません。手や口の湿疹で痛みや痒みを感じる人もいますが、痛みがひどい場合には、小児科などで診てもらいましょう。
ウイルス感染してから潜伏期間を経て発症します。多くの場合は3〜5日程で自然に治りますが、まれに髄膜炎や脳炎などの中枢神経系合併症を引き起こすことがあります。
初期症状である口の痛みや手の甲の湿疹などを見逃さないようにしましょう。

幼児の手の甲に湿疹:突発性湿疹

幼児期に多く感染する急性のウイルス感染症に、突発性湿疹があります。二歳未満の幼児、特に生後すぐや1歳くらいまでに感染することが多いです。生まれて初めての発熱が突発性湿疹だった、という方も多いでしょう。
季節に関係なく感染する病気ですが、麻疹や水疱瘡のように感染力は強くありません。高熱が出ますが、ほとんどの場合は軽度の症状で治まります。過剰に恐れる必要はありませんが、合併症を起こす可能性もあるので、油断は禁物です。
ウイルスに感染してから10〜14日程の潜伏期間を経て発症します。突発性湿疹の名の通り急に39〜40度の高熱が出ます。この高熱は3〜4日程続きます。
高熱と共に軽い咳や下痢、嘔吐などの症状が出ますが、風邪の症状とはまた違います。
高熱の割に食欲はあり元気です。高熱が治まると全身に発疹が出てきます。2〜4日程度で消えますが、手や足、体全体に湿疹が出ます。しかし綺麗に治るので心配はいりません。

幼児の手の甲に湿疹:水ぼうそう

幼児かかかる水疱を伴う病気で感染力が強いのが水ぼうそうです。

赤い米粒大の発疹がでたと思ったら、一粒ずつの水疱ができてきます。発熱と同時に発疹が出てきます。

まったく熱が出ない子どももいますが、発疹が出てきたら要注意です。

おなかやお尻、髪の生え際に出てくるのですが、半日から翌日になると全身に発疹ができます。発疹から水疱になり、1〜2日で膿疱に変化します。

おなかやお尻に出来た発疹から、手の甲や顔、足の裏など全身に広がります。
かゆみがあるのですが、かきむしってつぶすと化膿するので気をつけましょう。

3〜4日程たつと乾いて黒いかさぶたになります。この状態になると痒みも治まってきます。

かさぶたが取れるとやや薄い肌色になっていますが、成長に伴って目立たなくなります。

ウイルスに感染してから2週間程度で発症します。発疹ができる1〜2日前からかさぶたができるまで感染力が強いです。

家族でまだ感染したことがない人は気をつけましょう。

幼児の手の甲に湿疹:病気以外の原因

幼児の手の甲に湿疹ができてきたけれどそうも病気ではなさそう…そんな場合には、アレルギーかもしれません。

シャンプーや石鹸など、肌に合った物を使っていますか?

食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の可能性もあります。

最近では新型インフルエンザやノロウイルスの予防のために手洗いが推奨されています。

手を洗い過ぎていませんか?手を洗い過ぎると必要な皮脂まで洗い落として、手が乾燥します。乾燥して手湿疹をおこすと、強いかゆみや小さな水膨れ、湿疹ができて水が沁みる、手が痛いなどの症状が出てきます。

症状が悪化すると指紋がなくなったり、手の表面がひび割れてさらに乾燥が進みます。

特に幼児や子どもの手の皮膚は薄いので、症状が悪化しやすいです。

手洗いは重要ですが石鹸が肌に残るのもよくありません。しっかりと洗い流しましょう。

手洗い後の消毒液は速乾性が高く手の水分まで奪い取っていくので毎回使わないように気をつけましょう。

子どもの手湿についてはっきりとした原因はわかっていませんが、シャンプーや石鹸などの洗剤系のアレルギーには注意が必要です。

幼児の手の甲に湿疹:過度の手洗いに注意

外から帰ったら手洗いうがい。食事の前には手洗いうがい、とよく言われます。

確かに手を清潔に保つことは大切です。

しかし、手を洗い過ぎると、手に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

殺菌効果の高い石鹸は、その殺菌成分が手の皮膚のたんぱく質まで傷つけてしまいます。

子どもの皮膚はまだ柔らかいのに、その保湿成分やバリア機能にダメージを与える危険性があります。

殺菌成分のない石鹸でも、正しく手洗いすれば95%もの除菌効果があります。正しい手洗いの習慣を身につけさせましょう。

  • 石鹸はよく泡立てる。
  • 優しく洗って、ゴシゴシ擦らない。
  • 流水でしっかりと泡を洗い流す。
  • 指の股は石鹸が残りやすいのでしっかりと洗い流す。
  • 洗った後はタオルやハンカチで優しく水分を吸い取る。

これらの注意点をしっかりと教えて、正しい手洗いを身につけましょう。

殺菌効果の高い石鹸は、外出の後や食事の前など使う時を限定して子どもの肌を守っていきたいですね。

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