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カロナールとロキソニン飲み合わせは…注意点・成分や効果の違い

   

カロナールとロキソニン飲み合わせは…注意点・成分や効果の違い

カロナールとロキソニンは鎮痛剤として、よく使用されているお薬で、病院で処方されたことがある人も多いでしょう。

また、最近ではロキソニンが市販でも売られるようになったので、より身近になりました。

そして、どちらか1つ使い、1つでは効果が得られなかった場合に、余っている薬があったら飲み合わせはどうだろうと考えると思います。

そこで今回は、ロキソニンカロナールの飲み合わせや成分の違い、注意点などご説明します。

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カロナール・ロキソニンの飲み合わせは医師指示で行うことが大事

カロナールとロキソニンはどちらともよく処方されるお薬です。ただ、どちらか一方のみの処方で、同時に処方されることは少ないと思います。

例え処方されたとしても、ロキソニンをメインに飲んで、痛みなどが治まらない時に頓服として処方されることがあります。万が一、医師から同時に飲むように説明された時には、同時に飲んだりすることは大丈夫ですが、

医師や薬剤師の指導なしに、家にロキソニンとカロナールがあったから自己判断で同時に飲んでしまうということはやめましょう。

薬の作用は異なりますが、得られる効果や副作用などは似ています。

同時に飲むことで、効果が倍増するということは考えられないですが、副作用の出方は増強する可能性があります。

この2つを同時に飲むのではなく、片方を飲んでから6〜8時間程度時間をあけて、もう片方を飲む方が良いでしょう。

基本的にお薬を飲むときには安全性の問題から、医師の診断後に処方されたお薬を服用するのが良いでしょう。

カロナール・ロキソニンを飲み合わせする前に成分の違いをチェック!

カロナールとロキソニンは、鎮痛剤として同じような効果をもたらすお薬ですが、成分やメカニズムは全く異なります。

カロナール

カロナールの主成分はアセトアミノフェンで解熱鎮静剤です。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)ではないお薬なので、直接痛みや炎症となっている原因をを抑えるのではなく、血管を拡張させ熱を体外へ放出させたり、

痛みを感じさせている脳や、器官に働きかけて抑制をしています。効き目はゆっくりですが、副作用が少ないので、小児から妊婦、高齢者まであらゆる年齢層に使用できる安全性の高いお薬となっています。

ロキソニン

ロキソニンの主成分はロキソプロフェンで消炎鎮痛剤です。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)のお薬なので、炎症や痛み、熱などを引き起こす物質にプロスタグランジンという物質を抑制することができるので直接的に働きます。

発熱時にも有効ですが、どちらかというと、痛みや炎症によく効くお薬です。効果は強めですが、他の非ステロイド性抗炎症薬より安全性が高いと言われています。基本的には15歳以上からしか服用は出来ません。

ロキソニンやカロナールと飲み合わせ注意な薬

ロキソニンとカロナールも同時に飲み合わせるのは、基本的にしないほうが良いですが、さらにロキソニン、カロナールには飲み合わせに注意しなくてはいけないものがあります。

今からご紹介するものは、これらは、薬の作用を増強させたり逆に弱めたりするので注意が必要です。

ロキソニンと飲み合わせてはいけないもの

  • クマリン系抗凝血剤:ワルファリン
  • スルホニル尿素系血糖降下剤:トルブタミドなど
  • ニューキノロン系抗菌剤:エノキサシン水和物など
  • メトトレキサート
  • リチウム製剤:炭酸リチウム
  • チアジド系利尿薬:ヒドロフルメチアジド、ヒドロクロロチアジドなど
  • 降圧剤:ACE阻害剤、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤など

カロナールと飲み合わせてはいけないもの

  • リチウム製剤:炭酸リチウム
  • チアジド系利尿薬:ヒドロクロロチアジド
  • クマリン系抗凝血剤:ワルファリン
  • 抗生物質:抗菌剤
  • カルバマゼピン:テグレトール
  • フェノバルビタール:フェノバール
  • フェニトイン:アレビアチン、ヒダントール
  • プリミドン
  • リファンピシン:リファジンカプセル
  • イソニアジド:イスコチン
  • アルコール:お酒

カロナールとロキソニンの効果の強さの比較

ロキソニン・カロナールの効果の強さ

ロキソニンとカロナールは、メカニズムなどは違いますが、どちらも鎮痛剤としての効果があります。同じ鎮痛剤ならどちらの方が効果が強いか気になりますよね。

どちらが強いかというと、ロキソニンの方が効果は強くでます。そして、早く効き、効果は短い間でなくなり、体内から薬が排出されます。大体飲み始めでから、早くて5分ぐらい、遅くとも50分以内で効き始め、

血中濃度は1時間半ぐらいで減少していきます。作用が強いので、15歳以上からと年齢制限が設けられています。

一方カロナールは効き目が緩やかに効いていきます。カロナールは早くて10分ぐらい遅くて1時間以内に効き始め

血中濃度は2〜3時間で減少していきます。

ですので、急激に効果が発揮する訳ではないので、幼児や妊婦などにも使えますし、比較的安心して使えるお薬です。

カロナールとロキソニンに出現しやすい副作用  

ロキソニンとカロナールは、同じような効果があっても、副作用の出方にはおおいに違いがあります。そこで簡単に説明していきます。

ロキソニンの副作用

ロキソニンの副作用で多いのは胃腸障害です。薬の成分が効きすぎることがあり、胃を荒らしやすいのです。そのため、ロキソニンが処方された時には胃薬も一緒に処方されます。

また、吐き気や下痢なども起こりやすいとされています。そして、アレルギーをもっている人は稀に発疹や喘息発作などがでることもありますのでアレルギー体質の人は注意が必要です。

カロナールの副作用

カロナールは、副作用が少なく比較的安全に使えるお薬です。アレルギーなどの重度な副作用も起こる確率はほぼないと言われています。

しかし、継続的に服用していたり、必要以上に内服すると、稀に腹痛を起こし下痢をしやすくなることがあります。また、肝臓の機能の低下が見られることがあります。

もしも、服用して異変があればすぐに薬を中止し、医師に相談しましょう。

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