子供の爪のトラブル!化膿した時の対策と予防法
子供の爪は、大人と比べて薄くて柔らかい分、割れたりはがれたり何かと問題が起こりやすい部位です。
そして、子供は指しゃぶりや爪をかむ癖があることが多く、それが原因で菌が入り込み、化膿してしまうケースも見られます。
これから、子供の爪が化膿した時にどのように対処すればいいのか、また、化膿しないための予防策についてご紹介していきましょう。
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目次
子供の爪が化膿しているのを発見!どう対処する?
子供がよくかかる爪の病気と言えば「ひょうそ」です。
ひょうそは、手指や足の指へばい菌が感染して起きる病気です。
爪を切った時に周囲に傷がついたり、巻き爪などで皮膚に爪が食い込んだ部分に菌が感染するのが原因で起こります。
「ひょうそ」という病気の事を知らないと、ささくれがちょっと深くなり傷になったのかと思ってそのまま放置してしまうこともあります。
そうすると、爪の周辺が少し腫れた程度だったのが、我慢できないほど痛みが強くなり、皮膚科を受診したら「ひょうそ」だと診断されて毎日殺菌と化膿止めの抗生物質を処方されたという人もいます。
そのくらいの状態になると、爪のふちが腫れて膿が溜まる場合もあります。
手の爪噛みをしたり、足の爪をかじったりする癖がある子供は、ひょうそになりやすい傾向がありますが、自分で上手く言葉で言えず、足をかばうような歩き方をしたり、泣き出して痛みを訴えることもあります。
化膿が治るまでの日数は個人差がありますが、10日ほどかかったという話もあります。
ひょうその治療では、化膿止めの抗菌薬を飲んだり、毎日1〜3回患部を洗浄をして消毒したり、膿が溜まっている場合は針で数回穴を開けて膿を出したりします。
程度にもよりますが、治った後も傷が残って爪が薄くなり、凹んだままになってしまうこともあります。
子供の爪が化膿…放置は危険!受診は皮膚科へ
子供の爪が化膿して、膿が溜まっているのに気づいたら、早くなんとかしてあげたいと思ってさまざまな方法で膿を出そうと試すことがあるかもしれません。
しかし、間違った方法で膿を出そうとして、かえって悪化してしまうことも少なくありません。
病院に行かずに化膿が進行して状態がひどくなると、その分治療が長引き、治療費も高くなってしまう恐れがあります。
指が化膿してなかなか治らない時は、できるだけ早く病院へ行って適切な治療を受けてください。
指の爪の周辺に膿が溜まっている時は、「外科」や「皮膚科」を受診するのがおすすめです。
病院に行った時は、膿が溜まっている原因と思われる指のケガや傷がいつ頃できてどのような痛みがあるのか、また、これまで使った薬、膿を出そうとしたのであればその方法など、できるだけ詳しく伝えましょう。
子供の爪が化膿する原因であるブドウ球菌とは
爪周囲炎(つめしゅういえん)とは、ささくれや深爪、習慣的な爪噛みなどで爪の周りに傷ができて化膿菌が入り込んで起きる感染症です。
原因となるばい菌は主にブドウ球菌で、爪の付け根が痛んだり、指先が赤く腫れて炎症を起したりします。
化膿は、処置せずに放置していると、症状がひどくなり、膿が溜まって黄色くなってきます。
膿は放っておいても出てくることもあり、状態がよくなることもありますが、膿が残っていれば、それが原因で化膿する場合もあります。
症状が進行すると、肉芽組織が爪の表面まで盛り上がることもあり、これを治療するのは大変です。
化膿する原因はさまざまですが、子供であれば砂遊びや泥遊びの後によく見られる「砂かぶれ」、大人であれば「主婦湿疹」と呼ばれる水仕事や洗剤による手荒れが主なものとしてあげられます。
炎症の原因は、刺激物によって起きるものと、カビの一種であるカンジダ菌や皮膚の常在菌であるブドウ球菌のひとつの黄色ブドウ球菌がささくれなどから入る感染性のものがあります。
手湿疹とも言われる手荒れにカビや細菌の感染が重なって炎症が起きる場合もあります。
子供の皮膚は薄くて乾燥しやすいので、大人よりも肌を保護する機能が弱く、外からブドウ球菌などのばい菌や異物が入り込んで炎症が起こりやすいので、指の痛みを訴えたり、腫れたり膿が溜まっているのを見つけたら、早めに病院へ連れて行ってあげましょう。
爪周囲炎になりやすいのは子供だけ?化膿しやすいのはどんな人?
子供は、爪噛みや指しゃぶりなどの癖で爪の周囲に細かい傷ができてばい菌が入り、化膿して膿が溜まったり、炎症して爪周囲炎になりやすい傾向があります。
しかし、爪周囲炎は子供だけがなる病気ではありません。
爪周囲炎は、家事で水仕事をすることが多い人にも見られます。
水に触れる機会が多いため、手指がふやけて傷がつき、その傷口から菌が入り込みやすくなるのです。
できるだけ水に触れないようにしたり、作業中はゴム手袋をしたりして、手指を保護するのがおすすめです。
また、手が荒れやすい体質の人も爪周囲炎になる可能性があります。
手荒れしやすい体質の人は、敏感肌やアトピー性皮膚炎などで、外からの刺激に弱く乾燥しがちで傷がつきやすく、菌が入って炎症を起こすこともあります。
普段からハンドクリームをまめに塗って保湿することが大切です。
そして、爪噛みや指しゃぶりの癖がある場合も注意が必要です。
噛み跡や指がふやけることで、傷がついて菌に感染しやすくなり、爪周囲炎につながることもあります。
これらの癖は、ストレスなど精神的なものが原因になっていることもあるので、続く場合は、カウンセリングや小児科で相談してみるのもおすすめです。
他にも、爪の手入れに気を遣っていて、甘皮を取ったり押し込んだりする人や、マニキュアや除光液を頻繁に塗る人も、爪の周囲に傷がついたり皮膚を傷めたりして爪周囲炎になりやすいと言えます。
爪の周囲が傷ついている場合は、甘皮の手入れやマニキュアを塗るのは控えた方がいいでしょう。
また、不規則な生活が続いていたり、過労やストレスで体調が悪い人も、免疫力が下がって感染症にかかりやすい状態です。
爪周囲炎にならないためにも、睡眠や食事、休息を適度に取って、体調を崩さないように気を付けてください。
爪が化膿するのを防ぎたい!爪のケア方法とは
ひょうそとは、手や足の指にばい菌が入って起こる病気です。
ひょうそを予防するコツは2点あります。
まず、手足を清潔にして細菌に感染しないようにすること、そして、湿ったままの状態が続くと細菌が増殖するので、乾燥させることです。
爪の切り方によって、ひょうそになってしまうこともあります。
爪が皮膚に食い込んだ状態を陥入爪と言いますが、これがひょうその原因になることがあります。
陥入爪は、爪の角を丸く切り過ぎてしまうと悪化します。
足の爪を切る時は、角を残して四角になるようにしてください。
深爪になると、爪の周囲の皮膚に傷がつきやすくなるので、爪の長さは指先に揃えるように切りましょう。
また、普段履く靴のサイズや形も気を付けてください。
足に優しいのは、先がとがった靴よりも先が丸や四角い形になっている靴です。
手足を清潔にしておくため、帰宅したら石けんで手を洗い、足は添加物が含まれていない固形石けんを使って、指の間や足の裏もしっかり洗う習慣をつけましょう。
洗い終わったら、乾いたタオルで指の間の水分もしっかり拭き取ってください。
傷がある部分は、まめに消毒をして細菌感染しないように気を付けましょう。
清潔を保ち、湿ったままにならないように乾燥させていても何度もひょうそになる時は、足の変形や骨の異常も疑われるので、早めの受診をおすすめします。