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湿布の効果と時間の関係!患部の症状を緩和させるポイント

   

湿布の効果と時間の関係!患部の症状を緩和させるポイント

身体に痛みや不調がある場合、とりあえず湿布を貼って様子見をしている方も多いのではないでしょうか。

しかし手軽に貼れる湿布も薬の一種です。

使い方や効果が持続する時間など、しっかり理解して効果的に使いたいものです。

そこで今回は、湿布の正しい知識や使い方のポイントなどをご紹介します。

ぜひ参考にして、不快な症状を湿布で適切に対処しましょう!

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湿布するなら温?冷?効果を徹底比較!

打撲や体に違和感を感じた時に、湿布を使う方も多いのではないでしょうか。

湿布には温湿布冷湿布の2種類あり、症状によって使い分けることを推奨されています。

温湿布は温めて、冷湿布は冷やして治すと思っている方も多いようですが、実はどちらとも患部の温度を少し下げる効果があり、痛みを麻痺させていく仕組みになっているのです。

成分としてはどちらもほぼ同じものが含まれています。

湿布によく用いられる成分として

サリチル酸メチル
鎮痛作用が+痛みを感じにくくさせる効果

インドメタシン
消炎作用+痛みを感じにくくさせる効果

dl-カンフル
消炎作用+痛みを感じにくくさせる効果

などが、挙げられます。
温湿布の場合はこれにトウガラシ、冷湿布の場合はこれにメンソールが含まれ、肌への触感に違いが出るようになっています。

湿布の効果を最大限に!貼付時間とポイント

では、次に症状の緩和のために湿布を効果的に使用する方法を見ていきましょう。

ポイント1 お風呂上りに貼る

湿布は貼ることで、肌表面から肌内部の真皮に薬液を浸透させて、効果が現れるようになります。

お風呂上りは血行が良くなっているため、薬液が浸透しやすく、効果を実感しやすいと言えるでしょう。

ポイント2 切り込みを入れる

肩や膝、関節部分に貼ることが多い湿布ですが、動かすことによりずれたり、剥がれたりしやすくなってしまいます。

関節や可動域の広い部分に貼る場合には、切り込みを入れることで密着させ貼りやすくなりあす。

ポイント3 湿布をはがす時間

湿布の効果は徐々に体に浸透しながら4時間程度で血液中に行き渡ります。

貼って5時間を目安に剥がすようにしましょう。

注意点

湿布をはがした後は、湿布の成分により肌がヒリヒリすることがあります。

入浴は湿布を剥がして1時間程度おいてからにしましょう。

湿布の効果が続くのは何時間?

湿布を貼ってから、ずっと剥がさずに一日過ごして、お風呂に入る時に思い出して剥がしている方も多いのではないでしょうか。

実際に湿布に記載された使用方法には、1日2回程度と書かれていることが多く、このことからも1日中同じ湿布薬を貼っていても、ずっと効果が続いているわけではないので、本来ならば日中に張替えをする必要があります。

先述の通り、湿布の効果の持続は4〜5時間が目安になっています。
症状の早期緩和を目指すのであれば、効果の持続時間を目安に、湿布を張り替えるようにしましょう。

また効果がないまま湿布を貼ったままにしていると、肌荒れや疾患の原因にもなってしまうので、無意味に湿布を付け続けることは避けましょう!

湿布と言えど、薬品であることを忘れずに、用法容量を守って、正しく使用することが重要になります。

使用する際は記載されている使用方法をしっかり読んでから、使用するようにしましょう!

湿布で肌荒れ!?肌が弱い人は貼付時間にも気を付けて!

先ほどもお伝えしましたが、湿布薬の効果は、4時間〜5時間が目安になります。

そして使用方法としてよく記載されているのが、1日2回程度です。

これでは効果の持続時間と使用回数が比例していないことになります。

いくら早く改善したいと思っても、常時湿布を貼っているのはお勧めできません。

皮膚はデリケートな部分でもあるため、たまには休憩させることも大切です。

できれば就寝時の使用は控えて、湿布薬は日中使用するようにしましょう。

1日2回の貼りかえる際も、すぐに貼るのではなく少し時間を空けて、肌を休めてから使用するようにしましょう。

また引っ張って剥がすと、皮膚への負担が大きくなり、ダメージの原因になってしまいます。

湿布薬をはがす時には、力まかせに引っ張るのではなく、押し付けながら滑らせるように優しく剥がしていきましょう!

湿布を貼付する時に注意すべきこと

湿布を使用する際には、あまり副作用を気にしたことがないかもしれませんが、湿布も薬の一種です。

比較的に副作用は出にくい湿布薬ですが、「光過敏症」を引き起こしてしまう危険性もあります。

光過敏症とは、紫外線に反応しおこる症状で、肌荒れや水ぶくれなどが生じてしまうことがあります。

これは湿布に含まれるケトプロフェンと言われる成分が影響しており、湿布を使用していた患部が紫外線と反応し、その様な症状を引き起こしてしまうのです。

この光過敏症は、剥がしてから4週間後に発症することもあるので、使用後は直射日光を避け、紫外線対策をしっかり行うことが重要です。

光過敏症が発症した場合は、早めに病院を受診し、適切な治療をしましょう。

また光過敏症以外にも、発作やじんましん、アレルギー症状を引き起こす場合もあるので、むやみに湿布を使用するのはさけ、必要最低限で正しく使用しましょう!

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