統合失調症への適切な対応〜友人の変化と理解すべき症状
最近は精神的な病にかかる人も多く、身近な人が精神疾患を患うことも少なくありません。
もしあなたの友人が統合失調症になった時、どう対応するべきなのでしょうか?
周囲の対応で悪化する可能性もある精神疾患。
友人の症状緩和のためにも、対応には気を付けて接したいものです。
友人として何ができるか、統合失調症について考えてみましょう。
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目次
友人が統合失調症になったらどう対応すべき?
友人が統合失調症とわかったら、友人への対応はどうしたらよいのでしょうか?
統合失調症になる人は真面目であり、おとなしい性格の人が多いです。
そして、そのような性格の人は、人間関係で苦労することが多いようです。
同じ人と長時間一緒に行動を共にすることで、信用を得ることはできますが、その場だけの初対面の人やあまり知らない人と上手に付き合ってその場を和ませるということは苦手ですので、それが原因でひとりぼっちになってしまう・・・なんてケースが少なくありません。
また、自分が統合失調症の病状が出てしまった場合に、関係性を壊してしまうことを恐れて人間関係を構築することを拒否してしまう人も多いようです。
でも、実際のところは、自分から積極的に行動しなければ信頼できる友人など作れるはずがありません。
それが社会です。
ですから、自分が統合失調症という病気を持っているという事実を受け止めた上で、ポジティブな考えで行動することが人間関係を作るためには必要なことであると言えます。
統合失調症になった友人の理解すべき変化と対応
今はどのような状況で、どのように対応しなければならないかという判断が苦手なために、融通が利かないというかその場面に対応した行動がとりにくくなります。
いわゆる、空気が読めないといった状態になってしまいがちです。
また、世間体を異常なくらい気にしたり、他人が見たらどうでもいいような形式的なことにこだわったりすることもありますが、これも病気のせいであると言えます。
環境や状況が変化することが苦手ですから、急に状況が変わったりするとひどくパニックになることがあります。
とにかく環境や状況の変化を嫌い、常に固定化された行動を崩さないことが特徴で、これによって周囲には頑固な人だという印象を与えてしまうこともあります。
更に、これをやるためには、事前にこれとこれをやっておくというような段取りをすることが苦手であるため、一つのことをやりながら、他のこともやるというようなことができず、例えば、仕事等でいくつかの仕事を同時に頼まれると優先順位や効率的な対応ができずに、混乱することも多々あります。
友人が統合失調症になったら…どう付き合う?
統合失調症の人は、気分によって言動が変わります。
たまたま、気分が落ち込んでいるような時には、否定的な意見も多く発します。
それを、そのまま受け止めて、反論や非難をすると患者を更に追い詰めてしまうことになります。
また、慣れていない人ははっきり言って困惑してしまいますよね。
そんな時の対応の一つは、少し距離を置いて付き合っていくという対応があります。
また、自分ひとりでかかえてしまうのも大変ですし、単純な素人判断で患者と接すると、患者にとっても自分にとっても良い結果にはなりません。
患者の家族等に相談し、病気のことを理解した上で対応するのが良いでしょう。
患者との信頼関係が大切です。
統合失調症患者は、病気のため感情が安定しないことが多いので、そのような時は余計なことはせず、距離を置いて見守り、それでいて友人関係を切ったりせず、長い目で付き合っていくというような態度で接すれば、自然と信頼関係が出来上がることでしょう。
症状悪化!?統合失調症の友人へ控えたい対応
■統合失調症の人の言動を批判したり、責めたりしない
普通の人ならば、何にも気にならないようなことでも、患者は敏感に反応してしまうこともあります。
時には、再発のきっかけになってしまうこともあります。
■心配しすぎないこと
家族が統合失調症になってしまったら、心配するのは当然です。
何時治るのか、働くことはできるのか…など、心配事は山ほどあります。
ですが、本人の前でそのようなことを言うと不安になってしまいますので、できるだけ良い面を褒めてあげるようにしましょう。
■医師の治療を否定しない
統合失調症は長く付き合っていかなければなりません。
薬を飲んだからと言ってすぐに良くなる病気ではありません。
ですから、医師の治療に疑問があったとしても、患者の前で医師の治療を否定するようなことは言わない方が良いでしょう。
患者の不安をあおるだけです。
■統合失調症を理解する
統合失調症とはどのような病気かを知らないと、ただ怠けているだけに見えてしまいます。
まあ、気持ちはわかりますが、患者が仕事に行けないのは、病気だからなのです。
できるだけ、統合失調症への理解をすることが大切です。
統合失調症の友人への適切な対応
統合失調症と人と上手く付き合っていくには、距離感が大切です。
離れず、くっつかずといった感じである一定の距離を保ったまま付き合っていくというのが統合失調症の人との付き合い方と言えます。
距離感が近すぎると、依存が生まれます。
そうなると、患者も自立できませんし、自分も大変な思いをします。
ある意味、自分を守るという面でもある一定の距離感を保つことは重要です。
そして、統合失調症の人は、余裕がありません。
もしかしたら、被害妄想の対象となったり、攻撃的なことをされたりして関係性が最悪になることもあるかもしれません。
そうした時に、冷たいようですが、関係性を切るという選択も視野に入れておかなければなりません。
そうしないと、自分がまいってしまいます。
人間には情というものがあります。
長く続いていた友人関係を統合失調症という病気のために無くしてしまうことは辛いことかもしれません。
中々、関係性を断つという判断をしにくいかと思います。
ですから、常にここまでされたら、その時点で友人関係を断つというラインを決めて置くことも大切なことです。