イボ痔の手術ってどんなの？女性が聞けない気になる治療法！

なかなか自分からは言いにくいイボ痔の症状。

意外にも女性でイボ痔になる方が多く、デリケートな問題に病院に行きにくいと思っている方も多いようです。

しかし、イボ痔は手術になる可能性も高いため、早めに治療を始めることが大切です。

イボ痔の悩みを抱える女性は、ぜひ参考にして、早めに病院を受診し適切な対処ができるようにしましょう！

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女性のイボ痔は意外に多い！手術の可能性も…

便秘になりやすいと言われる女性は、イボ痔にもなりやすいと言われています。

イボ痔の原因は、いきみ過ぎることも要因になっているため、便秘で必要以上にいきんでしまったり、出産時のいきみなどでイボ痔になってしまう女性が多いのです。

便秘と同様にイボ痔もデリケートな部分の症状なので、なかなか人に相談したり、病院に行ったりすることができにくく、初動が遅れてしまいがちです。

しかし、イボ痔を放置していても、ほとんどの場合が自然に治ることはなく、症状がどんどんと悪化していくことになります。

イボ痔はどんどんと大きくなり、悪化すると外側に飛び出し、排便時に極度の痛みが生じるようになります。

イボ痔が悪化してしまった場合は、手術でしか改善できなくなってしまう場合もあるので、排便時に痛みや違和感を感じた時には、早めに病院を受診し、適切な治療を行うことが大切です。

実際にイボ痔の手術を行った女性の声

実際にイボ痔になって手術を経験した方にお話を伺ってみました。

Q,手術を受けることになった経緯は？

A,最初は排便時に痛みや少量の出血が確認できました。

しかし放置していたことにより症状が悪化し、排便時に激しい痛みに襲われ、鮮血、脱肛が生じたため病院を受診しました。

その時にはイボ痔が大きくなっていたので、手術による治療が最も効果的という風になりました。

Q,どんな手術をしましたか？

イボ痔の手術にはいくつか手段があるようですが、私の場合はジオン注入法と言われる方法で、肥大した痔に注射により投与し、痔に流れ込む血液を制限し、痔を固く固定していく方法です。

小さくなったイボ痔は、レーザーにより切除することになります。

Q,術前・術後に気を付けることは？

手術前から排便を抑えるために食事の指導を受けました。

手術後は比較的普通の生活を送れますが、やはり肛門に負担をかけないように香辛料などの刺激の強いものは避けていました。

女性に多い…イボ痔の手術の詳細は？

イボ痔の治療は軽度や初期からの治療であれば、外用薬・内服薬・生活習慣の指導などが主な治療となっていきますが、イボが大きくなり度々脱肛するほどに悪化してしまった場合は、手術という手段を取ることが一般的です。

イボ痔の手術にはいくつか種類があり、状態によって適切な手術を受けることになります。

結紮切除法（けっさくせつじょほう）

イボ痔の内痔・外痔のどちらにも対応できる手術法で、イボの痔核の血液を絞ることで肛門から切除していきます。

術後はしばらく痛みを伴いますが、再発はほとんどなく、多くの病院で用いられている方法です。

痔核注射療法（ALTA）

先ほどの体験談でもご紹介した、ジオン注射による切除手術です。

結紮切除法よりも新しい手術となるため、徐々に症例が増えている手術です。

この手術は内痔にのみ行う手術で、患部を硬化し切除していきます。

痛みや出血はほとんどありませんが、再発する可能性はゼロではありません。

女性のイボ痔！手術までの流れ

多くの場合が、排便時に痛み・出血・脱肛があった場合に簿湯院を受診する方が多い傾向にあります。

イボ痔の初期症状としては、痛みや出血と言われていますが、症状が軽度な場合なかなか病院を受診する方は少なく、発見や治療が遅れてしまうのです。

イボ痔の手術までの流れは以下のとおりです。

1. 病院を受診して医師から診断を受ける

• 問診
• 視診
• 指疹
• 肛門鏡
• 直腸鏡

などの診察を総合して、治療方法が決まります。

2. 手術の説明

イボ痔の症状に合わせて更に必要な検査がある場合は追加で行い、日帰り手術や入院手術の手引きの説明を受けます。

術前・術後の注意点などをしっかり聞いておきましょう。

3. 手術前日

手術までに排便を終わらせるために、病院の指示に従い食事を制限することになります。

病院によって食事制限の始まりが異なるので、受診した病院の指示に従って、食事を控えるようにしましょう。

女性必見！イボ痔の種類と手術法

イボ痔は、痔を患っている方の中でも最も多い症状と言われています。

イボ痔には内痔核と外痔核があり、症状によって治療法や手術内容が変わります。

内痔核

肛門の入り口である肛門上皮にできる痔で痛みや出血を伴うことが多い。

イボが大きくなると外に飛び出し、更に痛みが悪化しやすくなります。
内痔核のみの症状であれば、結紮切除法と痔核注射療法どちらの手術でも施術可能です。

外痔核

排便やそれ以外の時にも痛みを感じることがあり、内痔核よりも強い痛みが生じるようになります。

悪化することで血栓になってしまう危険性もあるため、早めの受診が重要です。
外痔核の場合は結紮切除法を選択することになります。

イボ痔が悪化すると脱肛することも多くなります。

脱肛とは直腸の下部の粘膜が肛門外に飛び出してしまう状態のことでイボ痔の症状が悪化したものと考えられています。

そのままにしていると、傷ついたり、壊死したりと、症状がどんどんと悪化してしまうので早めに病院を受診しましょう。