前歯が虫歯に!?茶色く変色する原因と対処法
歯の健康は、なかなか自分ではわかりにくく、歯が茶色く変色してしまった時に初めて虫歯を意識することもあります。
特に前歯が茶色く変色してしまった場合、見た目的にも気になってしまうので、早期に対処したいものです。
そこで今回は、前歯が茶色く変色した時の虫歯の可能性と対処法についてまとめてみました。
ぜひ参考にして、適切に対処するようにしましょう!
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虫歯ができる原因とプロセス
前歯が茶色に…そもそも虫歯って何?
前歯が茶色く変色した場合、虫歯になっている可能性があります。
虫歯というと、甘いものを食べたり、食べカスが歯に詰まったりしたものが虫歯菌の栄養となり、歯が虫歯になるイメージですよね。
虫歯とは、口の中のミュータンス菌という殺菌の持つ酸によって歯のエナメルが溶け、虫に食われたように侵蝕する症状のことを指します。
このミュータンス菌は口の中の糖分を利用して、プラークを形成します。
このプラークは歯垢とも言われるもので、通常であれば歯磨きによって取り除かれますが、磨き残しや、食後長時間放置していることでどんどんとプラークの中でミュータンス菌が増殖していきます。
ミュータンス菌は、このプラークの中で酸を作り出し、歯の形成に重要なエナメルやカルシウムを溶け出させ、歯の健康を蝕んでしまうのです。
ミュータンス菌は保有数に個人差があるため、歯磨きをしなくても全く虫歯にならない人はもともとのミュータンス菌が少ないということが言えます。
前歯が茶色になったら虫歯確定?
前歯が茶色く変色した場合、前項でお伝えした通り、虫歯である可能性が高いと言えます。
しかし、痛みや歯の蝕みがない場合は、その他の原因も考えられます。
飲食による着色
私たちの歯はエナメル質に覆われていますが、このエナメル質に食べ物や飲み物の色素が付着・蓄積することで歯が茶色く変色することがあります。
基本的には歯磨き等でケアできますが、虫歯同様に磨き残しや長時間の放置で改善が難しくなります。
加齢
年を取ることで歯のエナメル質が劣化することで黄色っぽく変色してしまうことがあります。
この場合、歯磨きなどでは改善することはありません。
歯の神経の死滅
前歯を強く打ったり、強い衝撃を受けたりすることで歯の神経が死滅してしまうと歯は徐々に茶色く変色していきます。
前歯が茶色くなる原因は、虫歯や着色、加齢に神経の問題と様々です。まずは病院を受診し、原因を特定することをオススメします。
虫歯で茶色くなった前歯は治る?
前歯が虫歯により茶色くなってしまった場合、ただ虫歯の治療をしただけでは変色の改善はできません。
虫歯治療後に適切な処置をおこない、歯を元の白さへと戻していくことになります。
ホワイトニング+プラスチック
茶色く変色した部分をまずホワイトニングし、その他の部分をプラスチックで詰めていきます。
前歯の虫歯治療では比較的多く用いられる施術ですが、プラスチックの劣化により変色する場合があるので、何度かお直しが必要になります。
セラミック
虫歯になってしまった歯に、セラミック(陶器)でできた歯をかぶせる方法です。
本当の歯と遜色ないほど美しい仕上がりで人気の施術ですが、1本10万〜20万程度費用がかかるので、治療費自体は高額なものになります。
劣化することも少ないため、一度施術するとメンテナンスをしながら長期間使用することができます。
虫歯かも!前歯が茶色くなった時の対処法
前歯が虫歯により茶色く変色している場合、歯の神経自体がダメージを受けて神経が通っていない可能性があります。
前歯が虫歯で茶色く変色する場合、それまでに痛みや欠けなどの症状が現れるはずです。
前歯に違和感を感じた場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。
症状が軽度の場合は、簡単な虫歯治療で改善できることもあるので、なるべく放置せず早めに病院を受診しましょう。
また虫歯によりはが茶色くなるのは、虫歯治療の過程で神経に到達して変色してしまうこともあります。
どちらの場合も、医師の意見を聞き適切に処置することが大切なので、痛みがないからと虫歯を放置するのは絶対にやめましょう!
虫歯にもレベルがあるので茶色くなったからと言って、歯の内部にまで虫歯のダメージを受けているというわけではありません。
虫歯の初期症状を見逃さないためにも定期的に歯科を受診し、検査しておきましょう。
茶色になったらもう遅い!前歯が虫歯になる原因
虫歯の原因が先述の通り、ミュータンス菌が影響しています。
このミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しない菌で、多くの場合が母親や父親からの感染で保有することになります。
唾液による感染が主になるので、両親が使用した箸で赤ちゃんにご飯を食べさせたり、食べ物を共有したりすることで、ミュータンス菌が住み着くことになります。
一度感染したミュータンス菌を取り除くことは大変難しいため、日頃から歯磨きや歯の定期検診をしっかり行い、虫歯の兆候を未然に防ぐことが重要になります。
幼少期に経験がある方も多いフッ素も、このミュータンス菌の活動を抑制し、歯を蝕む酸の生成を抑える働きがあります。
フッ素は歯科にて3ヶ月に一度の頻度で塗布してもらうようにしましょう。
また日々の歯磨きで、フッ素入りの歯磨き粉を選んでみたり、歯のスキマに食べ残しがないよう、フロスなどを使用して歯の健康を守るようにしましょう。